遊一改め入船亭扇蔵、出演情報。 

2015年3月、扇蔵を襲名しました。タイトルは、今も仮です…。

緊張の夏

2007年05月14日 | 仕事
13日。 とある師匠のお供で、上野の東天紅へ。 パーティの余興、そのアシスタントです。 打ち合わせもあるので、開宴1時間前に会場へ。 と、ステージ上で、リハーサルをしているバンドが…。

もう一組の余興、なんと落語芸術協会の“アロハマンダラーズ”! 総勢7人(可楽師匠・小柳枝師匠を含む)による唄と演奏、トークもプロ(当たり前)ですから…。 毎年、8月中席の末広亭の昼の部、10日間やってます。 同じ時間帯に浅草演芸ホールの“住吉踊り”に出演している師匠と、その前座だった私は、見たことないので興味津々。

でも、その後で、やりくり川柳&謎かけなんて、そりゃ大変ですよ。 謎かけは、お題を頂戴してのガチンコですし。 2人だと、考える時間が短くて大変だけど、この緊張感が堪らなくイイんです。 

明日は寄席の高座、こちらも違う緊張感があります。 その前に、師匠宅へ行かねば。 こちらも、今でも緊張します…。 たまにしか、行かなくなったから!?


※マンダラーズには、二ツ目の兄さんが2人。 お二人とも東洋大学出で、ウチの師匠と同じ静岡出身。 3人で一緒になったのは、初めてかも。 楽しく、おしゃべりさせて頂きました。

芸術協会の楽屋は、アットホームな雰囲気。 別に、落語協会の楽屋が、殺伐としてる訳じゃありません。 もう、おわかりでしょ、緊張するんですよ。


寄っ席よ

2007年05月13日 | 寄席
11日・12日。 師匠宅に行ったり、寄席へ行ったり。 週に3回も師匠ん家に行くとは、最近では珍しい。

寄席に出るのも、珍しい。 鈴本演芸場・夜の部、あとは14・16・19・20日に出ます。 トリは、入船亭扇辰師匠です。

6月は、中席(11~20日)が浅草演芸ホール・夜の部、下席(21~30日)が池袋演芸場・昼の部、それぞれ師匠・扇遊がトリを務めます。 遊一も、5日ずつ出演しますので。 


※日本唯一の『東京かわら版』、鈴本演芸場の5月中席と5月下席の情報が、まるっきり入れ代わってます。 ご覧になってる方は、お気をつけ下さいませ。

マン島 志士

2007年05月12日 | 日記
10日。 今朝も、9時に師匠宅へ。 昨日は、玄関先しかできなかった掃除を、ちゃんとやった(たぶん)。 おかみさんと、和裁の先生の家へ行き、先日買った反物の仕立てをお願いする。 出来上がりが楽しみ。

夕方、踊りの稽古へ。 大型連休中、すっかり休んだので、足腰が安定せず。 帰りの電車、すでに大腿部に違和感を感じる…。


連日、お世話になってる方々を、“朝日新聞”で発見。 

8日の朝刊、社会面に入船亭扇治師匠の高座姿が。 千代田区の図書館で催した、落語会の会場。 扇治兄さんの肩越しに、客席を撮るという荒技。 ある意味、大胆なショット。

9日の夕刊、やはり社会面。 100年の伝統を誇る、イギリス領マン島で行われるサイドカーレース。 31年ぶりに出場する、日本人ドライバーの記事が。

そのドライバー、私が以前務めていた、測量会社の社長です! パッセンジャー(サイドカーだから2人乗り)は、その会社の先輩(大学も先輩)。 参加することは聞いていたが、こんな記事になるとはビックリ! スポンサー集めに苦心していましたが、無事に旅立った模様。

先日の“ルプティニ寄席”で、測量時代のことは話しました。 社長には、いろんな現場で鍛えられました。 「橋本君(私の本名)は口がうまいから(←誤解)、営業に回って!」、いろんな役所を回りましたよ。 ここでは書けない、恐い体験もたくさんしました。 サイドカーも誘われましたが、バイクは苦手なので、一度しか参加せず。 直に、入門しました。

入門時、「真打になるまで、顔を見せるな」と、厳しく言われました。 が、真打まで15年位かかることを知り、二ツ目になった時、飲みに行きました。

サイドカーを始めて、7年で日本チャンピオン…。 今の私と、同じキャリアです。 で、日本代表ですから。 考えてみると、その社長、昔から世界を目指してました。 一時、本気でオリンピック出場も狙ってましたし。

色々と考えて、冬期五輪の“スケルトン”競技が確率が高いという結論に。 “スケルトン”って、“リュージュ”のうつぶせバージョン。 氷のコースを、頭から滑走するやつです。 私も行きましたよ、“ボブスレー・リュージュ・コントロールテスト”。 運転手で、無理矢理連れていかれ、参加しました。 スタートダッシュに必要な脚力などをテストするだけで、コースに出ませんけど。

その時、長野五輪代表の越宏和選手と話しましたが、社長はマジでヤル気でしたから。 問題は、測量業界って、冬が一番忙しいんですよね。 それで断念して、サイドカーへ行った訳です。

とにかく、無事にレースを終え、帰って来て欲しいですね。 


※測量会社時代の私の肩書きは、なんと“主任”。 落語界で“主任(トリ)”になるには、あと何年?? 



タイムsame時間

2007年05月10日 | 落語会
9日。 今朝は、9時に師匠宅。 師匠と仕事、町田へ行く。 出かける際、下駄箱から師匠の靴を出して用意します。 前座の時は、毎日やってたコトだ。 しかし、最近は毎日行く訳じゃないので、どの靴を履くのか、傾向がわからず。 先日、迷って二足用意したら、師匠が違う靴を下駄箱から出して…。 今朝は、「これだ!」と思う靴を出したら、それを履いて下さった。 ひとまず安心!

町田の寄席、師匠と大神楽の小雪姉さんと、3人で90分。 開口一番、30分やりましたよ。 もちろん、高座返しもやります。 お天気のせいもありますが、汗ダクになりました。 小雪姉さん、明日からメキシコに行くそうで。 しかも、“闘龍門”がらみの仕事だそうで、羨ましい。 外務省勤務の知人からも、メヒコの話はいつも聞かされてたので。 行きてぇなぁ…、ビバ、メヒコ!!


夜、世田谷は若林、“233落語ナイト”。 菊六さんと2人、一席ずつ。 先に上がって、「夢の酒」をピタリ30分で。 菊六さんに、内容ではなく、時間の正確さをほめられる。


※メキシコのプロレス、ルチャ・リブレ。 前座もメインも、すべて“時間無制限~本勝負”でした(今は、どうでしょう??)。 完全決着ルールでもなんでもなく、元々時間を計測する習慣が無かったという。 その名残が、“時間無制限”なんだそうです。



他力本願

2007年05月09日 | 落語会
8日。 「今日、何時から??」という電話で、初めて間違いに気付く。 

本日の“築地本願寺寄席”、以前は19時開演だったので、すっかり勘違い。 ブログに載せる際に見た協会HPも、19時だったので…。 確認すると、当初のチラシも19時でした。 

とは言え、ご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでしたm(__)m 今後は、細心の注意を払います。


 “築地本願寺寄席”

 ごん坊    「牛ほめ」

 一之輔    「へっつい幽霊」

 遊一     「夢の酒」

 菊地まどか  「村松三太夫」

 菊志ん    「お見立て」


ごん坊さんと一之輔さんが、頑張りました。 私は、短い噺なので、ごくごく軽めに。

浪曲の菊地まどかさん、以前、JALの機内で聴きましたが。 お会いするのは、初めて。 今日のために、大阪からはるばると。 明るくて、キレイな方でしたよ。 高座は生声、マイク無しで熱演! お客様も満足のご様子。 

さらに、トリの菊志ん師匠が、たたみ掛けるんですから。 私が言うのもなんですが、タップリの会でした。

ご来場の皆様、どうも有り難うございましたm(__)m



重要 騎西事項

2007年05月07日 | 出演情報
6日・7日。 6日午前、湘南新宿ライン高崎線で、地元を目指す。 鴻巣駅まで、母が迎えにきてくれた。 だって、バスは1時間に1本なんだもん。 実家での昼食は、一番ウマい“家のカレー”。 入門以来初、実家のカレーは、やはりおいしい!

午後、地元・騎西町の公民館で打ち合わせ。 館長さんが、新聞の記事で、騎西町出身の落語家の存在を知ったとのこと。 2月に久喜でやった落語会、地元紙に載ったそうだ。 

11月18日(日)午後、“キャッスルきさい”での落語会が決定! 騎西城の隣にあるホール、地元での初落語。 入場は無料ですが、都内からだと往復て2000円以上かかるから…。 近隣の方、来て下さい! また告知しますので。

その後、町の体育館“ふじアリーナ”へ。 前日の“藤まつり剣道大会”では、親父が世話になってるので、担当の同級生に挨拶。

夜は同級生との飲み会、去年のお盆以来。 私以外の5人、全員子持ちだ(うち、2人は3児の父)。 みんな頑張ってるが、町の人口は20年ほぼ変わりなく、2万人弱…。 町議選、600票で当選よ。

実家の“尚武館道場”2階、来月95になる祖父も元気で安心。 口髭なぞたくわえ、色気づいてる明治生まれ。 「11月なんて、ずいぶん先なんだねぇ」って、来て下さいね。



その前に、直近の出演情報を。

明日の8日(火)は、“築地本願寺寄席” です。 築地本願寺ブディストホールにて、19:00開演。

 古今亭 菊志ん 「お見立て」

 入船亭 遊一 「夢の酒」

 春風亭 一之輔 「へっつい幽霊」

ゲスト:菊地まどか(浪曲)

前売は1800円、当日2000円ですが、遊一へご連絡頂ければ…。 なんと1500円に! yuuiti@rakugo-kyokai.or.jp(遊一)まで、8日の昼まで受付けます。


9日(水)は、“第25回 233落語ナイト”です。 世田谷のギャラリー233にて、20:30開演。 出演は、入船亭遊一・古今亭菊六(各一席)。

世田谷の若林、小さなギャラリーでの落語会。 お仕事帰り、気楽にいらして下さい。 こちらも、ご予約をお勧めします。 03―5430―8539(世田谷233)まで。 木戸銭は、ドリンク付で1300円です。


ご来場、お待ちしておりますm(__)m


酒池竹林

2007年05月06日 | 落語会
5日。 豊洲文化センター、“第4回 竹林亭”へ。


 小ぞう  「子ほめ」

 遊一   「真田小僧」

 たけ平  「紀州」

 正楽   紙切り

 遊一   「幾代餅」


高座だけが、異様に暑く、完全にボーッとしました。 2席目は、着流しで出ようと思ったけど、たけ平さんに止めらましれた。 そのくらい、暑かった。 ご来場の皆様、お見苦しくてスイマセンm(__)m

久しぶりの「幾代餅」。 先月の“小権太・遊一の会”に来たお客様には、申し訳ありません。 同じ師匠から、教わってますんで…。

たけ平さんの噺と、正楽師匠の紙切りで、会場は大盛り上がり! その後に出てゆくプレッシャーときたら。 トリは大変です、一番前に小さいお子さんもいるし。  なんとか、やり終えましたが。

その後、飲んだのは言うまでもありません。 終電まで下北沢で、酒に溺れる。



エイドリアン・兄です

2007年05月05日 | 出演情報
4日。 昨日は、“福袋演芸場”の後、“ロッキー・ザ・ファイナル”を観ました。 体調不良だったので、元気が出ました(2回泣いたけど)。 ポーリー(エイドリアンの兄)の言葉が、とっても良かった。 もしご覧になる方、ロッキーシリーズの予習をお勧めします。

ロッキーのおかげで、気持ちは盛り上がったが、体調はイマイチ。 明日に備えて完全休養した今日は、“みどりの日”なんだって。


で、明日の5日(土)は、“第4回 竹林亭”に出演します。 豊洲駅下車徒歩2分、豊洲文化センターにて、14:30開演。

遊一は、「幾代餅」ともう一席。 ゲストは、紙切りの林家正楽師匠。 レギュラーの林家たけ平さんが、仲入りでタップリ。 当日券は、1000円です。 


5月11日から20日は、鈴本演芸場・夜の部に出ます。 トリは、一門の兄弟子・入船亭扇辰師匠。 遊一は、扇里兄さんとの交互出演ですが、出番が決まりました。 12・14・16・19・20日の5日間、17:30上がりです。 よろしくお願いします!



※マンハッタン・ドロップの元祖、“マンハッタン・ライダー”故アドリアン・アドニス。 彼のリング・ネーム、アドニスはギリシャ神話の美少年“アドニス”から。 アドリアンは、ロッキーの妻“エイドリアン”から取りました。 

“アーバン・カウボーイ”ボブ・オートンJrとのコンビは最高でしたね。 私の記憶が正しければ、ツープラトン式のパイルドライバーやバックドロップは、彼らが最初の筈です。 それが、長州力率いる革命軍(後の維新軍団)に受け継がれたのです。

“暴走狼”の異名を持つアドニス、車での移動中に、飛び出してきた鹿を避け、事故死を遂げました。 今日のタイトル、わかりづらかったので…。

全員 修業

2007年05月04日 | 仕事
2日。 午前、駅に行く道すがら、師匠とパッタリ。 師匠は上り、私は下り。 

調布の小学校、今日も学校寄席です。 本日の落語体験教室、女子二人が高座へ。 やはり、女の子は恥ずかしいんでしょう。

いったん帰宅。 ノドが痛いので、薬を飲む。 

浅草演芸ホールの代演へ。 持ち時間が無いので、短めに。 それでも、汗ビッショリ(嫌な予感)。 大師匠が帰る時、私も楽屋を出る。

ウチに着くと、やはり微熱がある。 薬と栄養ドリンクを飲み、早めの就寝。



3日。 7時半起床で、池袋演芸場へ。 “旗日限定 福袋演芸場”の、お手伝い。


 朝太   「代脈」

 金兵衛  「蜘蛛駕籠」

 つくし  「山柳山柳物語」

 きん歌  「味噌蔵」


“修業はつらいよ~前座時代を共にした仲間たち~”というサブタイトル通り、同時期に前座だった兄さんたち。 きん歌兄さんとは2ヶ月違いで、前座はやってません。 つくし姉さんは、前座会長でした。 金兵衛・朝太両兄さんとは、長い間ご一緒しました。 楽屋にいると、感慨深いものがある。 もっとも、きん歌兄さんとは、キャンパス時代が一緒でしたが(当時は、私が先輩)。


※福袋演芸場、遊一の出番は、10月8日です。

叩けども、叩けども

2007年05月02日 | 仕事
1日。 午前、東高円寺下車、杉並第三小学校にて学校寄席。 金八師匠とアサダ二世先生、遊一の3人で。 

落語体験教室で、希望者を募る。 普通は、なかなか手が挙がらないもんですが、全校の児童が「ハイ、ハイ、ハイ!」。 高学年の男子2人が、高座で小噺を稽古→実演。 元気に、そして堂々としたものです。

昼メシを食べ、帰りの電車に乗ってると、メールが。 「今、国分太一がテレビに出てるけど、遊一も映ってたよ」というCメール(au同士なので)。 帰宅して、テレビをつけると、国分さんがNHKに出てました。 映画「しゃべれども、しゃべれども」の、紹介をしたんでしょう。

夕刻、お江戸日本橋亭、“若手研精会”へ。 受付の手伝いをしてると、お客様から「映画に出た??」というご質問。 「もしかして、太鼓叩いてた??」、「それ、ボクです」、やはり昼間のテレビ。 テレビって、スゴいですな。


 夢吉   「ふだんの袴」

 市朗   「たぬき(札・鯉)」

 小駒   「目薬」

 喬四郎  「GWの喜劇」

 三之助  「浮世床(夢)」

 扇里   「へっつい幽霊」


出番はありませんが、お手伝いを。 夢吉さんは急ぎだったので、私が一番下なので太鼓番。 見えないトコでも、太鼓を叩くという…。 映画には描かれていない、二ツ目の日常。

渋谷で、トリの兄さんと一献。 要するに、26日の晩と同じ顔です。 それでも、しゃべれども、しゃべれども…。 


Wそうじ

2007年05月01日 | 日記
4月30日。 朝から、良い天気でした。 行楽日和ですが、今日は師匠宅へ。 掃除で、汗をかく季節になりました。

留守番したりで、久しぶりに長くいました。 池袋の千秋楽には、伺えず。 で、汗かきついでに、自宅の掃除も。


今年も、すでに3分の1が終わってしまいました。 前座時代よりも、時が経つのが早い気がします。 一寸の光陰軽んずべからず、ですね。 …って、遅いよぉ(宮城けんじ師匠風に)!!