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遊一改め入船亭扇蔵、出演情報。 

2015年3月、扇蔵を襲名しました。タイトルは、今も仮です…。

予算総会

2010年03月26日 | 日記
25日、協会の予算総会でした。 午前中から、机に向かって、数字の行列を目で追う作業…。 測量時代は当然だったことも、今はキツくなりました。


たまたま並んで座ったのが、柳家喬之助師匠・春風亭柳朝師匠・柳家我太楼師匠。 みな同学年! 20数年前なら、同級生です。


予算の数字(金額の)を見て、いつも思うのですが、ゼロ3つ毎にコンマを打つ悪習、いつまで続くのでしょうか。 英語じゃなく日本語なんですから、4つごとに点を打ってくれたら良いのに!

ふだん大きな数字とは縁が無いので、あまり関係ありませんが…。  


ダウン 花粉

2010年03月14日 | 日記
週末から、花粉にやられっ放しです。

国立劇場で、石川五右衛門を観る。 往復は花粉との戦いですが、芝居の間だけは心も安らぎます。


鈴本の代演にも行きましたが、この日が今シーズン最高の花粉デーでした。 早く収束することを、願ってやみません。


睡眠時、目にはめぐりズム、鼻にはブリーズライト、口にはマスクで、なんとか凌いではおりますが。 どうなることやら…。



連覇

2010年01月04日 | 日記
正月恒例の箱根駅伝、母校・東洋大の連覇で幕を閉じました。 去年はドキドキでしたが、今年は安心して観ることができましたよ。 今年も、感動をありがとうありがとうございました。 

私は何もしてませんが、勝利の美酒は騎西町の銘酒“花菱”で! 



年末の恒例は一門の忘年会、句会です。 題は“水仙”と“餅”でした。 大師匠・扇橋からの「天」位は頂けず、連覇は逃しましたが、「地」に抜いて頂きました。


    餅ふくれ子らの瞳の輝きて  

    
    水仙が咲きて空気の澄み渡る


 

祝・優勝 祝・受賞

2010年01月02日 | 日記
母校・東洋大学が、柏原選手の活躍もあり、今年も箱根の往路を制覇しました! 8時起床の甲斐がありました。 明日の復路も楽しみです。 


永さんのラジオ『土曜ワイド』では、師匠・扇遊が「芸能大賞」を受賞しました。 今朝の生放送にゲスト出演、元旦から師弟で呑んでいたことが明らかになりました…。

聞き書き その四

2009年08月29日 | 日記
「公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である。」

「すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない。選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問われない。」
                                                    『日本国憲法 第15条』


義務じゃなくて、権利です。 責任ないですけど…。



明日の30日(日)、14:00から、“さいたま落語亭 その6”です。 浦和駅西口下車、市民文化センターにて。


 三遊亭天どん  入船亭遊一  (各二席)


木戸銭は1500円、お問い合わせは、048-822-2548まで。

ご来場の義務はありませんが、ガラガラの客席は、出演者の責任が問われます…。

総会と同窓会

2009年06月29日 | 日記
株式総会が行われるこの時期、わが落語協会でも総会がありました。 前座は正会員ではないので、二ツ目以上の噺家、色物の先生、お囃子さんが参加します。 当然、内容は部外秘です。 どこぞの芸能プロダクションのように、ライブや演芸は…、もちろん行われません。 


学生時代に通った、評論家・呉智英先生主宰“以費塾”の同窓会へ。 14期まであった中で、4期の私はかなりの古株で。 でも、威厳は全く無い。

呉先生、大師匠・扇橋の噺は聞いたことがあるそうで、「上手いよね」とおっしゃってました。 全くテレビをご覧にならない先生ですから、寄席で観たのでしょう。 そして、なぜか「花色木綿」の話をする。

当時、お世話になった浅羽通明さんもお見えになり、2次会へ。 「観に行くよ」とおっしゃって下さいますが、プレッシャーが…。


同窓会って、たまには良いですね。


※騎西小学校6年3組、騎西中学校3年3組、東洋大学文学部国文学科の皆さま、同窓会やる時は連絡下さい! メールは、yuuiti@rakugo-kyokai.or.jpです。

聞き書き その三

2009年05月21日 | 日記
以前、仕事で伺った入間市。 茶房での落語会や、茶畑に囲まれた公民館での落語会…。 狭山茶の本場です。 楽屋のお茶も、おいしかったです。

茶房での会、楽屋にはTBSドラマ『夫婦道』のポスターがありました。 入間市が舞台なんですね。 今も放映中ですが、前作の最終回、武田鉄矢演じる製茶業を営む主人公のセリフ、これが良かった。


「あんたに言わせりゃ、たかだがお茶だけどよ。 こっちは、これに命懸けてんだよ。

お茶はなぁ、凄いと思われちゃいけない。

うまいと思われちゃいけない。

飲んだ人を、ホッとさせる。

ホッとさせて、後は忘れてもらう。

忘れてもらうために、こっちは命を懸けてるんだよ。」



主人公の長女にプロポーズした芸術家への言葉でした。

聞き書き その二

2009年05月12日 | 日記
むーちょ様のコメントへ、詳しい返信です。 すべて、引用ですが…。


だが今朝の斎藤杢之助は、猛虎を退治することが目的ではない。 自分が殺されること、正確にはその兇暴な爪で、 (中略) 頭のてっぺんから股座まで、まっ二つに引き裂かれて死ぬのが目的なのである。  

朝、目が覚めると、蒲団の中で先ずこれをやる。 出来得る限りこと細かに己れの死の様々な場面を思念し、実感する。 つまり入念に死んで置くのである。 思いもかけぬ死にざまに直面して周章狼狽しないように、一日また一日と新しい死にざまを考え、その死を死んでみる。 新しいのがみつからなければ、今までに経験ずみの死を繰返し思念すればいい。 


                                   隆慶一郎『死ぬことと見つけたり・上巻』(新潮文庫)



武士道といふは、死ぬ事と見付けたり。 二つ二つの場にて、早く死ぬかたに片付くばかりなり。 別に仔細なし。

毎朝毎夕、改めては死に死に、常住死身になりて居る時は、武道に自由を得、一生越度(おちど)なく、家職を仕果たすべきなり。

                                            『葉隠 上』(岩波文庫)聞書第一・二



必死の觀念、一日仕切りなるべし。 毎朝身心をしづめ、弓、鐵炮、鑓、太刀先にて、すたすたになり、大浪に打ち取られ、大火の中に飛び入り、雷電に打ちひしがれ、大地震にてゆりこまれ、數千丈のほきに飛び込み、病死、頓死等の死期の心を觀念し、朝毎に懈怠なく死して置くべし。

古老曰く、「軒を出づれば死人の中、門を出づれば敵を見る。」となり。 用心の事にあらず前方死して置く事なりと。


                                               『葉隠 下』聞書第十一・一三四



※『葉隠』にご興味のある方は、三島の『葉隠入門』より『死ぬことと見つけたり』がオススメです。

聞き書き

2009年05月07日 | 日記
古今東西、酒のしくじりは多々あるもので。

酒の上での失敗がもとで、出世の道が閉ざされるところを、逆に見出だしてくれる上司が。 その恩義に報いるには、人一倍奉公することはもちろん、もう酒など飲む心境にならなかったかと思います。 次にしくじれば、自分はおろか、その上司も責任をとることに…。


何がし 立身御僉議の時、この前 酒狂仕り候事 これあり、立身無用の由 衆議一決の時、何某 申され候は、

「一度 誤これありたり者を御捨てなされ候ては、人は出来申すまじく候。 一度誤りたる者は その誤を後悔いたす故、随分嗜み候て御用に立ち申し候。 立身仰せ付けられ然るべき」 由申され候。

何がし 申され候は、「その方 御請合ひ候や。」 と申され候。

「成程 某 受に立ち申し候。」 と申され候。

その時 何れも、「何を以って 受に御立ち候や。」 と申され候。

「一度誤りたる者に候故 請に立ち申し候。誤一度もなきものはあぶなく候。」 と申され候に付て、立身仰せ付けられ候由。

                                    『葉隠 上』(岩波文庫) 聞書第一・五十



※『誤一度もなきものはあぶなく候』、蓋し名言です。


更新再開します!

2009年05月01日 | 日記
諸々の事情があり、しばらく更新しませんでした。 ご心配なさった方、誠に申し訳ございません。

また、「第二回 入船亭遊一の会」などの落語会や寄席へお越しのお客様、ご来場ありがとうございました。 心より、御礼申し上げます。


4月の活動状況、5月以降の出演情報など、今後はマメに更新する所存です。 同時にブログ開始より丸三年経過した今、当ブログの形態も変えるつもりです。

ご覧の皆様には、ご迷惑はおかけしないつもりですので、今後も宜しくご指導・ご声援の程、お願い申し上げます。


※明日(5月2日)は、“黒門亭・第1部”に出演いたします。

 謹賀新年

2009年01月05日 | 日記
昨年も、ご贔屓賜りまして、ありがとうございましたm(__)m

今年も、宜しくご指導の程、お願い申し上げますm(__)m

ご報告が遅れましたが、無事に新年を迎えることができました(師匠宅にて)。

本当に遅くなりましたが、明けましておめでとうございます!



12月25日~31日。

年末恒例、落語協会「納めの寄り合い」は、帝国ホテルにて賑々しく。

一門でのお墓参りと忘年会も、無事に終わる。

29日の末廣亭、“扇遊・正朝二人会”は、超満員のお客様で大盛況。

朝日新聞“ひと”欄のサンドリーヌ・ボネール、まだ41歳とは。

師匠宅で観た紅白歌合戦、平原綾香の時が一番盛り上がる(いろんな意味で)。

大晦日決戦、U対決より青木真也と川尻達也。



※1月以降の出演情報は、しばしお待ち下さい。

真打 饗宴

2008年06月14日 | 日記
12日。 午前、全生庵へお墓参り。 午後は、師匠宅へ。 今夜は、志ん輔師匠と師匠の二人会なので、そのお手伝い。

受付、販売、太鼓などを…、でも楽屋のことは前座さんに任せ、高座を注視。 「夏の医者」「祇園祭」「船徳」「たちきり」、 勉強させて頂きました。


13日。 踊りの稽古へ。 やはり、「藤娘」はしんどい(体力的に)。

その後、池袋へ行き、芸術協会の新真打、三遊亭遊馬師匠と古今亭今輔師匠のお祝い。 てゆーか、お二人にすっかりご馳走になりました。 ふだんご一緒しない芸術協会の二ツ目の方たちと、楽しくお話させて頂きました。

若手研精会でお世話になった遊馬師匠、そして大名跡を継いだ六代目・今輔師匠、ともに同い年なんですよね…。 同席した六代目・柳朝師匠も、やはり同学年。

改めて、しっかりしなくちゃです! 


という訳で、15日(日)の「入船さん、こんにちは 柳家さん、こんばんは」、よろしくお願い致しますm(__)m

日暮里サニーホールにて、19:00開演です!

論語 口承

2008年06月10日 | 日記
8日。 浅草、永住町、鳥越神社のお祭りへ。 お昼を食べて、帰りの銀座線。 ちょうど、その時、その頭上であんな惨劇が起きていたとは…。


9日。 協会事務所で稽古。 稽古だから、勉強になって当然ですが、それ以外にも色々な話を聞くことができました。

事務所にいらした某師匠(理事!)に、「『東京かわら版』の写真が若過ぎるっ、ズルい」との苦言を頂戴する。 「7、8年前か?」、いえ、4年前です…。


※『論語』の冒頭、“人知らずしてうらみず…”というフレーズは有名です。

その後、“人の己れを知らざることを患えず、己れの能なきを患う”の言が頻出します。

「人が自分を分かってくれない」、あの孔子ですら、世間に対して屈折した感情を抱いていたのかもしれません。 その感情をどこへ向けるのか、ですね。

梅雨の頃でぇ

2008年06月06日 | 日記
 更新が滞り、申し訳ありませんでしたm(__)m

5月29日~31日。 毎度のことだが、旅から戻ると風邪をひきます。 もちろん、月末に仕事が無いことを、身体も理解しているのでしょう。 お約束の口内炎も拡大し、引き籠る日々。 

寝床で読んだ『朝日新聞』夕刊、一面の“日中 子子孫孫”に大学の同級生が。 荘魯迅さんの活躍が記事になっており、とても懐かしい。 彼が院生、私がフラフラしている時以来、10年以上会ってませんが…。


1日。 久しぶりの外出は、紀伊国屋サザンシアター。 文学座公演『風のつめたき櫻かな』。 近未来、震災に見まわれた直後の東京、商店街の喫茶店に集う人々を描く。

脚本の平田オリザ氏が、朝日新聞のインタビューで、「都内の商店街育ちなので」と言ってましたが…。

劇中の喫茶店の名が“ライン”で、オリザ氏の近所の理容室が“ライン”。 偶然かなと思って観ていると、出て来た床屋さんが青木さん。 オリザ氏の近くにある、もう一軒の床屋さんも“青木さん”です。 加藤武さん演ずる文房具屋は市山さんで、近所にあるのは“市沢文具店”。 決して、偶然ではないような気がしました。


2日。 前日行かなかったので、師匠宅へ。


3日。 築地本願寺寄席、昼夜公演。 お足元の悪い中、ご来場ありがとうございましたm(__)m 「たがや」と「夢の酒」。 終演後に打ち上げ、一週間ぶりに呑む。 


4日。 都内を歩く、“大江戸再発見”講座。 日本橋の薮伊豆総本店で二席、「宮戸川」と「ねずみ」。 そして、美味しい蕎麦。 日本橋界隈を散策中、“たいめいけん”前で、通行中の中尾彬氏とご対面。 存在感、あり過ぎです。


5日。 修学旅行の学生さんを、寄席へご案内。 楽屋で正蔵師匠とお話もできて、良い思い出になったでしょう。


※明日(7日)は、“若手研精会・水無月公演”です。 国立演芸場にて18:15開演です。 出演は、柳亭市朗・柳家三之助・春風亭一之輔・入船亭扇里・柳亭こみち・入船亭遊一(主任)。 

木戸銭は前売・予約が1000円、当日は1500円です。 ご予約・お問合せは、03―5721―5335(オフィスM's)まで。 よろしくお願い致します!

卯月末

2008年05月04日 | 日記
4月27日。 今日から、また連休。 近所の兄さんと、以前近所に住んでた兄さんと3人、近所の飲み屋で会合。 盛り上がって3軒、どんどん家から離れていく。 結果、電車で帰宅する夜…。 


4月28日。 DMの発送準備、いわゆる宛名書きを…。 


4月29日。 昭和の日。 テレビで、小倉さんが「明治の日・大正の日は無いのか」ということをおっしゃってました。 明治天皇誕生日は、文化の日として残ってますよね。 

小さん師匠が亡くなった時のオープニング、五代目の芸を絶賛する小倉さん。 「お酒を飲むシーン、本当に飲んでるように顔が赤くなるんです」、テレビの前でウンウンと頷く私。 「いやぁ、良かったですね~、長屋の花見」。 おい、それ呑んでねぇよ!、画面にツッこむ私。 

そんなことを思い出しつつ、池袋へ。 旗日限定・福袋演芸場、今朝のサブタイトルは“五代目柳家小さん七回忌~コサンのイサン~”

 扇里   「浮世根問」

 花ん謝  「狸の鯉」

 三之助  「道灌」

 ろべえ  「道具や」

 右太楼  「粗忽長屋」

 喬之進  「ちりとてちん」


朝から大勢のお客様で、出演者・手伝い(私も)みな大喜び。 打ち上げの酒に酔いしれる。 

出来上がった状態で、さいたまスーパーアリーナへ。 総合格闘技“DREAM2”の観戦。 花道脇の席で、入場から盛り上がる。 隣の後輩も、さぞ困ったことでしょう。

青木真也は雪辱。 金泰泳、息が長い。 中野で見かける大山峻護、残念な結果。 ヴォルク・ハンの弟子も負け。 柔術のジャカレイ、華麗な一本。 田村潔司VS船木誠勝、やはり実戦の数の差か。 デニス・カーンが一本負け。 桜庭は余裕の勝利、ただ極真のナカハラも良かった。

で、また都内で飲んだりする…。


4月30日。 都内、某温泉施設で、デドックス。 おかげで、何年ぶりかで体重が60キロを切る。 で、晩ゴハン食べて、あっけなく元に戻る…。