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五等分の花嫁の感想(114話)

2019-12-11 | 氷結の雑談
 この記事には「五等分の花嫁」の最新話(2019/12/11時点)のネタバレを含みます。ご注意ください。

 どうも、ひょーけつです。
 ツイッターに投稿すると最初の文字がサムネイルとして表示されるのを知っているので、最初に注意書きをするのだった!
 よし、もういいな! 昨日朝からさっきまで仕事していて死にそうなので手短に行きます。

 まずは114話を見た読者を見た感想
四葉推しvs五月推しの殴り合い
 なんだこれ(白目) 五月推しが可能性を手繰って考察すると、そこに四葉推しがやってきて「結果は確定! 四葉!」と言って殴る構図。
 まあ、113話のときは殴り合いでしたが、114話でほぼ確定と言って差し支えなさそうなので、一方的な暴力になりつつあるとは思いますが(笑)
 ちなみに自分はねぎ先生の「14巻で完結です」から“四葉だって言ってんだろ!”というメッセージを感じ取って死亡していたので、114話では血反吐を吐いて死ぬだけで済みました。

<四葉エンドほぼ確定について>
 五月エンド以外絶対認めない! って思っていたんですけど、やっぱ四葉、報われて良かったですね。自分は既刊でも五月主体で読み進めていたので温度差は否めませんでしたけど、改めて読み返すと四葉の存在って大きいんですよね。
 「五等分の花嫁」という物語自体が、6年前の風太郎と四葉の出会いによって生まれていて、二人が再会してからも風太郎を引っ張っていくのはいつも四葉で、そうして風太郎は学業一辺倒の姿勢を変えていくわけですね。もしも四葉と出会わなければ、風太郎に誇れるものがあったかも分かりませんし、再会しなければ、友達が出来ていたかも分かりません。
 支え、支えられる、そういう関係になりたいと思ったからこそ風太郎は四葉を選んだ。
 これまでずっと引っ張られ、逃げられ続きだった四葉に対して「待たせたな」(=追いついたという解釈)の一言はシビれるくらいかっこいいです。
 「愛があれば見分けられる」のくだりで、嘘が下手な(動くと死んじゃう病とか)四葉を最初に見抜いたっていうのはズルい気もしますが(笑)
 構図としても、姉妹への負い目から自身を戒め続けている四葉に唯一赦しを与えられるのは風太郎だけなんですよね。風太郎、四葉を救ってあげて! ってなりますよね、もう。
 四葉の返事「好きです」が、「好きだから――嘘」と同じ姿勢、対比した表情なのも良いですね。この一枚が描きたかったんだろうなあって。

<五月の扱いについて>
 ツイッターだと“四等分の花嫁”や“不参加”等と反感を買っているようですね。まあ、分からなくもないです。最後まで風太郎へ恋愛感情を見せなかった五月が、燃える様な恋に落ちて、実るか、散るか。それが見たかったというのは自分も大いに賛同です。
 ただ、風太郎が五つ子へ最初に言った「パートナー」という関係性。この「パートナー」の表の意味が花嫁――四葉であるなら、裏の意味は相棒――ここに五月が当て嵌まるのではないでしょうか。
 五月は四葉と負けず劣らず……というより、「五等分の花嫁」においては登場人物の中で最も風太郎と共にいる時間の長いキャラクターであり、風太郎が悩んだ際に答えをくれるキャラクターでもありました。最新の114話でも風太郎を導くという役割は変わらず、四葉以外の姉妹への気遣いを見せた風太郎を「余計な気遣いは傷付けるだけですよ」と一蹴した上で、四葉の居場所を教えてくれます。
 一方で、五月にとっての風太郎も同様に相棒と呼ぶに足る存在なのではないでしょうか。単行本から113話までの間が飛んでいるので確証はありませんが、恐らく五月の持つ“母親への執着”は解決していますよね? 本当の五月自身として向き合えた数少ない相手、それが風太郎なんだと思います。
 四葉とは違った立ち位置による特別な存在。それが「五等分の花嫁」で描かれるもう一つの「パートナー」像なのではないでしょうか。
 っていうかアレですね、師弟譚! 「教師」と「生徒」の関係が対等なものへと変化していき、やがて個人として成熟していく……。ああ、これ割と風太郎と五月の関係に当て嵌まるのかも? 五月が教師になった際に、風太郎の影響を受けて「私があなた達のパートナーです」って言ったらエモエモですね。

 加えて一つ妄想をしてみたのが、114話で風太郎を見送った五月の背中、その次のコマでキャンプファイヤーが描かれたことについて。
 単行本12巻で描かれるキャンプファイヤーの中に燃え尽きる紙……これが何なのか判明していないという前提で話を進めますね(判明していたら申し訳ない!)
 これまで「教師」と「生徒」の関係として接してきた風太郎と五月でしたが、これが8巻で「友達」へと変化します。多分13巻で“母親の影”から“中野五月”個人へと成長すると思うので、そこでようやく“中野五月として見た風太郎”を意識するのではないでしょうか。それは、姉妹がそうであったように五月にとってもまた“初恋”であり、112話直前でようやく風太郎への恋心が芽生える。ただ、風太郎が四葉を選ぶことは知っていたので、風太郎が四葉を追いかける背中を見送った後、キャンプファイヤーの火へ“思い出のプリクラ”をくべることで気持ちに整理を付ける――とかないですかね??
 誰にも気付かれず芽生え、誰にも気付かれず散る、初恋。ってすげえ好きなんですよね。というか、師弟譚とか言いつつやっぱり五月にも恋愛をして、失恋をして欲しいです。

<アニメ2期への願望>

 ごと嫁という作品そのものが四葉のバージンロードだとするとアレなんですけど、見たいですよね五月エンド。
 漫画版とアニメ版で異なる結末を描いてくれたりしたら泣いて喜びます。

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1 コメント

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Unknown (ひょーけつ)
2019-12-14 14:56:03
鐘キス=五月説、結構有力なんですかね。アホ毛、皆勤賞とか…。
この状況から告白の相手が入れ替わることはないと思うので、もしも鐘キスの独白「きっとあの日からだ」が五月の声だと仮定すると…、五月の密かな失恋エンドもあるかもしれませんね! 燃えてきたー!
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