【はじめに】
シャンデラって?
ああ。それって火力お化け?というのは恐らくもう5世代の頃の感覚だと思います。
メガシンカの実装等により火力がインフレした6世代に於いて、シャンデラのC145は正直霞みつつあるのが否めません。確かに高火力という認識は健在だと思いますが、どちらかと言えば特性「すりぬけ」習得&強化の影響で「クレッフィ、エルフーンに対して強いポケモン」の方が強くなってしまったのではないでしょうか。
半端な耐久と素早さのため攻撃回数も限られ、なにより、高火力のオバヒ使いという点に於いてメガリザードンYというライバルが登場。あちらはSも100と高く、水タイプに対しても役割が持てます。
また、従来の役割対象であったハッサムやナットレイにしても叩き落とすの強化のため後出しが安定しなくなりました。
以上の点より、6世代におけるシャンデラはすっかり中堅という位置付けにまで落ちてしまったように感じます。
シャンデラの利点
シャンデラの利点と言えばⅠC145という高火力を実現しつつ、持ち物を持てることでしょう。超火力を誇るメガシンカ勢とはもちろん持ち物の点で差別化を図っていきたいですね。
また、Ⅱ壁張りや身代わりを貫通できる「すり抜け」の習得も非常に大きな追い風です。これによってクレッフィやエルフーンに対し、圧倒的優位に立つことが出来るようになりました。
最後に、ゴーストタイプの技の攻撃範囲が拡大されたことによりⅢ技を撃ち分ける必要性が減少――所謂ゴリ押し性能が上昇。
Ⅰは当然として、今回はⅢの「一貫性の向上」を活かし、拘りアイテムを持たせたザ・脳筋で行こうと思います。
【型紹介】
特性:すり抜け
持ち物:拘り眼鏡
性格:控え目
努力値:H204、B4、C180、D12、S108
技:大文字、祟り目、エナジーボール、トリック
<特性>
クレッフィやエルフーンを意識、また、拘りアイテムとの相性も良いすり抜けを選択。
身代わりを貫通しての攻撃やトリックはすり抜け持ちの利点でもありますし、拘りアイテムとのシナジーも優れています。
大文字の様なPPの少ない技だと身代わり連打でPPを削られることも少なくなかったので、本当にこの特性のお蔭で拘り運用はしやすくなりました。
<持ち物>
シャンデラの最大の特徴であるC145という数値を更に尖らせるために拘り眼鏡を持たせました。
<性格>
臆病では確定圏内に収められない相手を確定圏内に収める為、相手が麻痺状態であることを前提条件にしているため、控え目にしました。
<努力値>
H204で意地っ張りファイアローの鉢巻ブレイブバード確定耐え調整83.8%~98.7%(※Bに4振りしているのでそれも考慮して計算しています)
Sは準速バンギラス抜き調整
近頃流行りの「ダウンロード」ポリゴン2を意識して、B<D調整を。
余りはCに振りました。
<技構成>
:大文字
火炎放射では火力不足、でもオーバーヒートのような反動は欲しくない……という時の大文字。命中不安ではあるものの、それでも相手のサイクルに多大な負担を掛けるという意味では妥協点です。
流行りのHCポリゴン2を確定2発、HBカバルドンを高乱数1発で持って行ける火力が何よりも魅力。
→控え目H極振りポリゴン2 57.8%~68.7%
→呑気H極振りカバルドン 96.7%~114.4% 乱数1発(81.3%)
:祟り目
この型の真打。序盤は麻痺撒き、後半から麻痺状態の相手に上からこれを叩きこむことが理想です。
シャンデラ単体では本領を発揮しないため前衛のサポートが必要となりますが、それを伴った際の火力は随一。メガゲンガーを凌駕します。
状態異常を味方に撒いてもらうことで、この技による全抜きも視野に。
味方からのサポートを前提としない場合には素直にシャドーボールでもいいと思いました。
祟り目(130)→臆病H極振りヒードラン 90.9%~107.5% 乱数1発(50%)
祟り目(130)→図太いH極振りスイクン 81.1%~95.6%
:エナジーボール
流行りのスイクンを意識しての技。他、Sにあまり振っていないFCロトムやマリルリ等にも。
→図太いH極振りスイクン 75.3%~88.8%
→控え目H極振り水ロトム 105.7%~124.8%
→意地っ張りH極振りマリルリ 101.4%~119.8%
→テンプレチョッキマリルリ 66.3%~79%
:トリック
スイクンやポリゴン2等の難攻不落の受けポケを強引に機能停止へと持ち込みます。また、ゲンガー等の金縛りやブルンゲルの呪われボディとの相性に優れます。
【感想】
やはりシャンデラと言えばこの火力!一致眼鏡大文字は期待通りのゴリ押しっぷりを見せてくれました。
祟り目に関してはやはり味方からのサポートが必須な分、出番は多くはありませんでしたが、電磁波を撒いてしまえば凄まじい火力によって圧倒。瞑想によって要塞化を図る相手(メガヤミラミ等)には滅法強かったです。
近頃のポリゴン2は軒並みダウンロードでHC振りらしく、大文字2回で殆どの場合は倒せるため、それに対してトリックを使うことは少なかったです。
Bだと再認識。それくらいに今のポリゴン2はアタッカーが多いです。
基本的には大文字を撃っているだけの機械と化していました。
サンダーやポリゴン2、スイクン等の純粋に数値で勝負してくる相手に対して確一~確二を取れるのでそれらに対する役割が主でしたかね。サンダーって意外ときついのです……。
ギルガルドやナットレイ等の大文字で確一を取れる相手と対面したら迷わず大文字。役割論理っぽく言えば「相手サイクルに負担を掛ける」でしょうか。思考停止で高火力をぶち込むのは相変わらず心地良いです。
一時は完全に「眼鏡シャンデラは産廃」とまで評したものの、すり抜け+トリックの両立可能により息を吹き返したように思います。
リザードンやガブリアス等の積み技持ちが闊歩している現状ですからオーバーヒートは相変わらず使い辛いですが、眼鏡文字であれば良いのではないでしょうか。
ではまた。
シャンデラって?
ああ。それって火力お化け?というのは恐らくもう5世代の頃の感覚だと思います。
メガシンカの実装等により火力がインフレした6世代に於いて、シャンデラのC145は正直霞みつつあるのが否めません。確かに高火力という認識は健在だと思いますが、どちらかと言えば特性「すりぬけ」習得&強化の影響で「クレッフィ、エルフーンに対して強いポケモン」の方が強くなってしまったのではないでしょうか。
半端な耐久と素早さのため攻撃回数も限られ、なにより、高火力のオバヒ使いという点に於いてメガリザードンYというライバルが登場。あちらはSも100と高く、水タイプに対しても役割が持てます。
また、従来の役割対象であったハッサムやナットレイにしても叩き落とすの強化のため後出しが安定しなくなりました。
以上の点より、6世代におけるシャンデラはすっかり中堅という位置付けにまで落ちてしまったように感じます。
シャンデラの利点
シャンデラの利点と言えばⅠC145という高火力を実現しつつ、持ち物を持てることでしょう。超火力を誇るメガシンカ勢とはもちろん持ち物の点で差別化を図っていきたいですね。
また、Ⅱ壁張りや身代わりを貫通できる「すり抜け」の習得も非常に大きな追い風です。これによってクレッフィやエルフーンに対し、圧倒的優位に立つことが出来るようになりました。
最後に、ゴーストタイプの技の攻撃範囲が拡大されたことによりⅢ技を撃ち分ける必要性が減少――所謂ゴリ押し性能が上昇。
Ⅰは当然として、今回はⅢの「一貫性の向上」を活かし、拘りアイテムを持たせたザ・脳筋で行こうと思います。
【型紹介】
特性:すり抜け
持ち物:拘り眼鏡
性格:控え目
努力値:H204、B4、C180、D12、S108
技:大文字、祟り目、エナジーボール、トリック
<特性>
クレッフィやエルフーンを意識、また、拘りアイテムとの相性も良いすり抜けを選択。
身代わりを貫通しての攻撃やトリックはすり抜け持ちの利点でもありますし、拘りアイテムとのシナジーも優れています。
大文字の様なPPの少ない技だと身代わり連打でPPを削られることも少なくなかったので、本当にこの特性のお蔭で拘り運用はしやすくなりました。
<持ち物>
シャンデラの最大の特徴であるC145という数値を更に尖らせるために拘り眼鏡を持たせました。
<性格>
臆病では確定圏内に収められない相手を確定圏内に収める為、相手が麻痺状態であることを前提条件にしているため、控え目にしました。
<努力値>
H204で意地っ張りファイアローの鉢巻ブレイブバード確定耐え調整83.8%~98.7%(※Bに4振りしているのでそれも考慮して計算しています)
Sは準速バンギラス抜き調整
近頃流行りの「ダウンロード」ポリゴン2を意識して、B<D調整を。
余りはCに振りました。
<技構成>
:大文字
火炎放射では火力不足、でもオーバーヒートのような反動は欲しくない……という時の大文字。命中不安ではあるものの、それでも相手のサイクルに多大な負担を掛けるという意味では妥協点です。
流行りのHCポリゴン2を確定2発、HBカバルドンを高乱数1発で持って行ける火力が何よりも魅力。
→控え目H極振りポリゴン2 57.8%~68.7%
→呑気H極振りカバルドン 96.7%~114.4% 乱数1発(81.3%)
:祟り目
この型の真打。序盤は麻痺撒き、後半から麻痺状態の相手に上からこれを叩きこむことが理想です。
シャンデラ単体では本領を発揮しないため前衛のサポートが必要となりますが、それを伴った際の火力は随一。メガゲンガーを凌駕します。
状態異常を味方に撒いてもらうことで、この技による全抜きも視野に。
味方からのサポートを前提としない場合には素直にシャドーボールでもいいと思いました。
祟り目(130)→臆病H極振りヒードラン 90.9%~107.5% 乱数1発(50%)
祟り目(130)→図太いH極振りスイクン 81.1%~95.6%
:エナジーボール
流行りのスイクンを意識しての技。他、Sにあまり振っていないFCロトムやマリルリ等にも。
→図太いH極振りスイクン 75.3%~88.8%
→控え目H極振り水ロトム 105.7%~124.8%
→意地っ張りH極振りマリルリ 101.4%~119.8%
→テンプレチョッキマリルリ 66.3%~79%
:トリック
スイクンやポリゴン2等の難攻不落の受けポケを強引に機能停止へと持ち込みます。また、ゲンガー等の金縛りやブルンゲルの呪われボディとの相性に優れます。
【感想】
やはりシャンデラと言えばこの火力!一致眼鏡大文字は期待通りのゴリ押しっぷりを見せてくれました。
祟り目に関してはやはり味方からのサポートが必須な分、出番は多くはありませんでしたが、電磁波を撒いてしまえば凄まじい火力によって圧倒。瞑想によって要塞化を図る相手(メガヤミラミ等)には滅法強かったです。
近頃のポリゴン2は軒並みダウンロードでHC振りらしく、大文字2回で殆どの場合は倒せるため、それに対してトリックを使うことは少なかったです。
Bだと再認識。それくらいに今のポリゴン2はアタッカーが多いです。
基本的には大文字を撃っているだけの機械と化していました。
サンダーやポリゴン2、スイクン等の純粋に数値で勝負してくる相手に対して確一~確二を取れるのでそれらに対する役割が主でしたかね。サンダーって意外ときついのです……。
ギルガルドやナットレイ等の大文字で確一を取れる相手と対面したら迷わず大文字。役割論理っぽく言えば「相手サイクルに負担を掛ける」でしょうか。思考停止で高火力をぶち込むのは相変わらず心地良いです。
一時は完全に「眼鏡シャンデラは産廃」とまで評したものの、すり抜け+トリックの両立可能により息を吹き返したように思います。
リザードンやガブリアス等の積み技持ちが闊歩している現状ですからオーバーヒートは相変わらず使い辛いですが、眼鏡文字であれば良いのではないでしょうか。
ではまた。
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