ひょーけつの霊パ考察+@

ゴーストタイプ統一。時々その他趣味の話だとか

いよいよ明日、ポケモンSM発売となりました

2016-11-17 | ポケモン
 どうも、ひょーけつです。
 いよいよ七世代の登場が明日となりました。巷では情報の解析だとかでSMの全貌が見えてしまっているようですが、まあストーリーさえ死守できればいいんじゃないでしょうか。

 その情報解析(?)なのか分かりませんが、新技の情報などを聞いている限りだと、七世代で霊ポケはかなりの弱体化を受けているようですね。
【霊ポケ弱体化】
<その1>「みちづれ」を連発すると成功率が下がっていく
 これは仕方がないのかなと思います。「みちづれ」を撃っている間は少なくとも攻撃技に対して尋常ではないプレッシャーをかけることが出来ていたわけですし、なによりフルアタ構成に対する著しい抑止力となっていました。
 また、鬼火or毒毒+道連れを組み合わせることで、スリップダメージor道連れで突破が確定してしまうというコンボも。
 何よりメガゲンガーが猛威を振るったことで、道連れの有用性が広く再認識される結果となったのかなと……。
 かくいう自分も、「困ったら道連れ」を代名詞とする戦法を多々取り入れましたし、その最たるが日輪杯での対毒統一戦。相手のポケモン2体を道連れで突破し、有利なラス1対面を作るというものでした。

 道連れ一回で容易に戦況をひっくり返すことが可能だったので、妥当な調整だと思います。


<その2>やけど状態のスリップダメージが減少(1/8→1/16?)
 という噂。これも仕方がないかなと。こうでもしないと毒状態があまりにも不憫です。
 「でんじは」の弱体化は周知の通り、環境の高速化に拍車が掛かる中で「おにび」を弱体化……ガブリアスの主人公っぷりに磨きが掛かりますね。
 弱体化と一言で言っても、当然ながら「ぶつり技の威力減退」というアイデンティティは不動なものなので、ブルンゲルやパンプジンには搭載する予定です。ただ、ただでさえ火力不足な霊パにとって火傷の弱体化はジリ貧の一因となってしまいそうですね。

 というか、「でんじは」と「おにび」の弱体化によって実質「たたりめ」にも被害が及んでいるんですよね。
 折角火力が強化されたというのに、次のシリーズでは早速の弱体化……うーん、不遇。


<その3>ゲンガーの特性が「ふゆう」→「のろわれボディ」へ変更
 初代かよ。
 これに関しては「メガゲンガーなんてものがなければ」と思わざるをえません。完全に「陽気ガブの逆鱗耐えゲンガー」とかが死に調整になりましたね。
 確かに、マンムーなどと対峙した際に「地震か、氷柱針か」という二択を迫ることが出来たのは非常に強力でした。ゲンガーというただでさえ強力なポケモンが特性を使い分け……それも弱点技に対する後出し性能を会得、ともなれば調整が入るのは仕方がない事だと思います。
 相対的にムウマージの株が上がるとも考えられますが、これは霊パにとっては大打撃ですね。


<その4>DDラリアット

 威力が85で能力変化を無視する悪タイプの技。
 はあ? ゲーフリは霊ポケに恨みでもあるんですか? とすら思ったほど、霊パにとっては脅威となり得ますね……。
 能力変化貫通なので、既存の技でいう「せいなるつるぎ」そのもの。「ちいさくなる」や「とける」といった小細工が通用しません。また、トリッキーさが攻めへと伸びる悪タイプや、純粋な数値で勝負できるノーマルタイプであるからこそ「せいなるつるぎ」の存在が許された(六世代にはファイアローがいたお陰もある)わけであり、それが数値勝負が苦手で搦め手中心な霊ポケに向けられると対戦どころではありません。
 しかもPVで「DDラリアット」をしていたポケモンは炎/悪なので、当然ながら「おにび」も通じませんね。そういうのがスカーフやらを巻いてゴリ押して来たと思うと……。
 「はたきおとす」も大概でしたが、これはもっとやばそうです……。使用できるポケモンが少ないことを祈りますね。


 現時点で判明しているのはこれくらいでしょうか?
 また詳しいことは七世代環境で対戦し始めてから書こうと思います。

 まあ、現時点でも十分にやばそうなんですけどね……。
 とはいえ、「DDラリアット」は恐らく「はたきおとす」みたいなばら撒きはされないはずですし、ここまで露骨に霊ポケ……というかゲンガーを弱体化させてくると、いっそ環境第一線から霊ポケが退くかもしれません。そうすればバシャーモ(七世代トップメタの一角)が蔓延している環境下で悪ポケの居場所があるのか? という疑問が浮かびますので、むしろ動きやすくなるかもしれませんね。
 状態異常の弱体化に関しても、電磁波は元々あんまり使いませんでしたし、鬼火も肝の物理減退は続投のようなので軽傷程度……?

 解析情報の「技が追加されたポケモン一覧」のようなものを見たのですが、霊ポケ……霊ポケ……あれ? いない……?
 ご存知とは思いますが霊ポケ強化はユキメノコの「おにび」習得だけでした。
 一応、ゴルーグも新技を習得しているのですが、その技というのが「じゅうまんばりき」(シングルでは地震の劣化)と「じだんだ」(前ターンで行動を失敗していると、威力150の地面物理)という使いにくいものばかり。特に「じだんだ」については限定的過ぎますね。ゴツメで相手が倒れて、ゴルーグの攻撃が「しかしうまくきまらなかった」→「じだんだ」で……うん、ない。ステロ搭載の方が遥かに扱いやすいです。

 ジュナイパーについてはノーコメント……は寂しいので少し触れます。
 公式がネタバレしてくるとは思わなかった、が感想。まさか御三家の姿を全てバラすとか、今作のゲーフリ陣営無能過ぎるのでは?
 種族値に関しては器用貧乏というか、ちょっと強いオニゴーリ。ADがやや優れているのでチョッキ運用とかいいかもしれませんね。相手の交代を封じる「かげぬい」を持つので、サイクル戦では優位に立ち回れそうです。ジュナイパーよりもSが低い相手に対しては「かげぬい」+「どくどく」+「みがわり」+「はねやすめ」で完封とかしてくれるかも? 外道戦法なあたりロビンフッドまんまですね。

――と、思っていたのですが、なんと今作はもう一体霊/草が登場するみたいですね。これで草複合四体目! もうたくさんだ!
 名前は忘れましたがその草複合マン、なんと「アンカー……」こちらも名前は忘れましたが、鋼版「かげぬい」を持っているんですね。はい、ジュナイパーを殺す気なの? と。アイデンティティ奪う気満々じゃないですかヤダー!
 「でも一致と不一致じゃ威力に差があるよ」という意見があるかもしれません。いいえ、こちらの方が遥かに強力です。というのも、こちらの草複合は特性に「鋼タイプの技の威力を上昇させる」という、疑似一致技化特性を有してるんです。なのでタイプ一致という条件差はありません。
 そして、こちらの草複合はなんとA131なので数値的にも大差を付けて圧勝。
 Sが45と鈍足ですが、それを除けば種族値も高水準であり、ジュナイパー同様両刀も視野に入るAC。チョッキを持つなら有無を言わさずこちらが上がりますね。
 見た目が船舶などのイカリの形をしているのですが、なぜ草複合なんだろう。公式からのジュナイパーに対する――というか霊タイプに対する嫌がらせとしか。いえ、このポケモンは間違いなく強いのですが。


 という感じですね。旅パでは勿論ジュナイパーを選ぶので、そこで使用感を見てみたいと思います。

 あと予定ですが、折角の世代交代作品……ということで、最初に殿堂入りしたパーティによる大会でも開こうかなと。
 流石に殿堂入りしたままのパーティっていうのは、裏付けも面倒ですし何より面白みが無いので、殿堂入りしたポケモンの種類ということで。例えばムウマージが殿堂入りした手持ちにいれば、新規にムウマージを育成してそれを大会で使えるという風に。
 予定です予定。有言不実行は自分の座右の銘なので、多分クリスマスのサンタクロース並みに信用ならないと思います。

 お菓子やごはんにお金を使い過ぎて金欠なので、発売日には買えません。泣くほど悔しい。
 ではまた。