静岡県では聞いた人が多くいると思いますが、SBSラジオの1月14日午後の放送でした。
”GOGOワイドWテツのらぶらじ”で放送していた番組内の”2時のうんちく”コーナーの話題です。
明治38年1月14日(13日かな?)日本狼が絶滅した日のうんちくでした。
(ウィキペディアの画像より)
狼は人々に恐れられる恐怖の存在として語られているが、狼自身は人間に対して恐怖を抱いている動物だそうで、
昔から狼は家畜を襲う動物として忌み嫌われ、恐ろしい動物として伝えられたらしい。
狼というのは農耕民族の日本では、田畑を荒らす獣を退治してくれる動物として崇められた大神様だそうです。
どうも牧畜民族である西洋で、家畜を襲う狼を忌み嫌い憎み恐ろしい動物として伝えてきたようです。
”送りオオカミ”という言葉がありますが、狼は3~10頭の群れをつくり生活していて、
その生活のテリトリーの中に人間が入ってくると、群れの仲間に危害を与えないか1匹の狼が、
つかず離れず、狼が警戒心から人間を監視しながらテリトリーの外に出るまでついてくるそうで、
これを昔の人々は”送りオオカミ”とよんでいたそうです。
また萬屋錦之助や、最近では北大路欣也が演じた”1匹狼”といわれ、かっこいい代名詞に使われている言葉ですが、
”1匹狼”とは本来群れで生活する狼が、仲間から見捨てられた弱々しい『オオカミ1頭』をそういったようです。
子連れ狼の主役”拝 一刀”は原作者が『オオカミ一頭』を変化させ名付けたそうです。
この由来を聞くと弱々しい名前になっちゃいますね。
また狼が海に入れば鯱となり、漁を手伝う生物として崇められ、映画で物語られる恐怖の生物ではないそうです。
”1番怖いのは人間の送りオオカミだそうです”
”女性の皆さ~ん人間の送りオオカミに気をつけましょう”
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