いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

馬鹿にしないで

2014-03-23 | Weblog
寝込んでいるときに、ベッドの中でたまにネットニュースを見ていたのだけど…
なんだか、余計に熱が出そうな記事を見つけて、一人で腹が立って困ってしまった。

今更もう、ちょっと時差があるニュースだけど。


それは、森三中の大島美幸ちゃんの旦那さん、鈴木おさむ氏が背中に彫った墨のこと。
私はタトゥーなんて言わないよ。
入れ墨ね。
モンモン。

彼が自慢げにババーンと自分の背中を見せ、そこに「美幸」と彫ってあった、そんなブログの記事。


別に私には全然関係のない2人。
頭にくる必要もないのだけど、でもどうにも腹が立ってしまった。

そもそも出会いからして個性的な2人。
(こういわれるのが一番鈴木おさむ氏にはうれしいだろうからいうのも癪だけど)
交際ゼロ日で結婚したのが自慢らしい。

ほかの男性ならいかないであろう美幸と交際ゼロ日で結婚する俺、面白いだろう?
彼女はナカメで腹壊して野グソもしちゃうんだぜ。それを愛おしいと思える俺って、すごく面白いだろう?

前々からそんなエピソードをどうかと思っていたのだけど(わざわざ公表することが)、
それでも、彼女の見た目じゃなく本質を愛したのだとしたら、なんと微笑ましいことだろうと、決して嫌いな夫婦ではなかったの。

鈴木おさむ氏の作る番組を見て、よく笑ってもいたしね、私。


結婚10年目のプレゼントに何をあげたら妻が喜ぶだろうと考えて、背中に「美幸」を彫ったらしい。
両方の肩甲骨にババーンと 美 幸。

離婚することも考えてないし、永遠に愛する自信があるから「美幸」。
知り合いの知り合いの彫り師さんに頼んで彫ったんだって。

あほか。

あほか、と思ったと同時に、やっぱり芸能界はおかしいと思った。

一介の放送作家で、面白いことをやりたくてこの世界に入ったはずの男なのに、結局は入れ墨に抵抗のないあほな男になるんだね。
そして、知り合いの知り合い(私はこれは嘘だと思っている)ぐらいのcloseな距離に彫り師がいる男になるんだ。
ホントはとっても近い友達にいるんでしょ?

偏見と思われても構わない。
私は入れ墨を入れる人は嫌い。
それがなんとかザイルの人であっても。

可愛いと思うモデルの女の子でも、背中や足首にモンモンが見えたとたんにもう必要ない人。
っていうか、好きというその感情はさーっと冷めるわ。
なんとかなんジェリカとかね。

まあいいや。

別に鈴木おさむ氏があほな男でも、みんながブログのコメントで心配していた「子供とプールに入れない」ことも私の知ったこっちゃないわ。

じゃあ、私は何に立腹したのだろう?

それは、その入れ墨を見て大島美幸ちゃんが喜んだってこと。
「むーたんの背中をずーっと見てられる」って喜んだんだって。

あほか。

なんだろう?
栃木の田舎から出てきたいじめられっ子の冴えない女の子は、運よくいい人に出会えて、シンデレラになれたはずなのに、いつの間にか入れ墨を見て喜べる感性になってしまったんだ。
厚底メガネの女の子は、いじめられない為に人を笑わせる術を身につけたんでしょう?
いわば入れ墨と一番対極にいた性格だったんじゃないの?
売れっ子の夫の傘の下で自分にも力があると思ってしまったのか、無礼な芸人に喧嘩を売ったこともあったね。(ま、あれは男のほうも悪いけど)
はたから見れば夫唱婦随かもしれないけど、なんだかいやな夫婦になったもんだ。

もうお金で買えるものじゃ、結婚10年目のプレゼントにはなりえなかったのかな?
お金があるって不幸なことね。

何が頭にくるって、「入れ墨を彫って妻を喜ばせよう」と亭主に思われたこと。
そして、まんまと喜んでしまう妻に成り下がってしまったこと。
そこに尽きるの。

私が栃木のお母さんだったとしたら、そんなことで娘を喜ばせようとする婿さんはいやだ。
いくら、経済的に娘を幸せにしてくれていたとしても、私が母だったら心の底では婿さんを軽蔑してしまう。
娘を馬鹿にしないで、と思ってしまうと思う。

でも、残念。
お宅のお嬢さんは、旦那さんの背中の永遠の愛の誓いをうれしく思ったんだってさ。

これから妊活に入る美幸ちゃん。
子供に恵まれるといいね。
それはそう思うよ。

でも、プールに入れるとか温泉に入れるとか、そんなことも考えずに、勝手に身体にモンモン彫っちゃうなんて、ヒドイ。
あなたの身体はあなただけのものじゃなくて、あなたにおんぶしたがる子供のものでもあるはずなのに。

とりあえず、いつか生まれてくる子供は、モンモンに抵抗のない人間に育つであろう。
それがいいとか悪いとか、評価は人ぞれぞれだけど、
私が妻だったら馬鹿にすんじゃねぇって頭にくるわ。

反対意見が多くてビビったのか、翌日のブログに、鈴木おさむ氏はいろいろ言っていた。
「僕は子供のころに父とプールに行ったことがなかった」
「普通、普通と言うけれど、普通ってなんだろう?」

あげくに、「いつか僕が死ぬときに、僕の背中の<美幸>を見て、妻にしみじみいろいろ思い出してほしい」ときたもんだ。

あほか。

瀕死の夫をうつぶせにできる妻がどこにいる。
人は死ぬとき、たいてい仰向けなんだよ。
そんなに妻にしみじみしてほしかったら、追加でお腹にも彫ったほうがいいわ。

別に何の関係もない夫婦なんだけど、何の関係もないんだからブログにアップしないで2人で「ウフフ」「アハハ」してればよかったのに。

ネットニュースになったからたまたま目にしちゃって、なんともいやな気分で熱が出ちゃったじゃないか。

それに、ワイドショーでテリー伊藤が「かっこいいですね」と言ったのも見てしまった。
井上コーゾーも。
売れっ子作家の首には誰も鈴をつけられないのかしら。

視聴者を馬鹿にしないで。
みんながかっこいいと思っていると思ったら、大間違いだぞ。
すっごくダサいって思っているんだからね。



これから先、この子をTVで観たときに、「あ、旦那さんがモンモンの人だ」と私は思います。
余計な感情をわざわざ植えつけやがって。
めんどくさい。
馬鹿にすんじゃねぇ。

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