紙ヒコーキ対決！

夕飯を食べながら「モヤさま」を観ていたら、
さまぁ～ずたちが紙飛行機を折って対決していたの。

「ヘッタくそだなぁ」
「飛ばないねー」
とチャチャを入れる夫婦


「作ってみる？」とワタシ。
ちょうどオットもそう思い、目で紙を探していた感じ。

両面プリントが終わってもう捨てるだけのコピー用紙を2枚。

さぁ！
ご飯は中断。
子供の頃と同じように折ってみましょう。



「子供の頃のまんまだよ！」
「今の知恵を足さないやつね！」
「おう！」
「あいよ！」

子供の頃は知り合いじゃなかったモアイ君とMarch。
あの頃、小6と小5で紙飛行機対決をしたらどっちが勝つのかしら？

そもそもワタシには今の知恵なんて…ないわ。
あの頃折った自分の折り方でしか折れないよ。



ワタシの紙飛行機はこんな形。
（プリントの個人情報部分はモザイクです）

例えるならばゼロ戦型？
これしか折れない。




一方、モアイ君のはコンコルド型。
はいはい。
当時、クラスの男の子はみんなこんなシャープな飛行機を折っていたわ。


果たして、部屋の隅から2人同時に投げてみる。

せ～の…ほいっ

スーッ…

せ～の…ほれっ

ふわ～…


ふっふっふ…

何度やってもワタシの勝ちだ。
明白

ワタシのゼロ戦は明らかに飛行して向こうの隅まで。
でもモアイ君のコンコルドはそのまま下降していくわ。

ふっふっふ…

これが板橋区の技術じゃい
わてらはこうやって折っとったんじゃ


「この飛行機、捨てないでおいて！今度の休みに外で飛ばしてみたい！」
口をキリッと結び、悔しいモアイ君が言いました。

おう　いつでも受けて立ったるわい。
今度は外の風を受けて、また圧勝を見せつけちゃうだけよ～ん


「へー。March、女の子なのに紙飛行機折ったことあるんだ」
「あるなんてもんじゃないよ。よーーーく折ってた」
「男兄弟いないのに？お人形さん遊びじゃなくて？」
「そうねー。誰と遊んでたんだろう？でも、お人形さんももちろんやったけど、あの頃は紙飛行機なんて当たり前に折ってたと思うよ」

そうじゃなかった？

今のようにTVゲームのない時代。
縄跳びも缶蹴りも人生ゲームも紙飛行機も着せ替えも酒蓋も。

飽きないように工夫しながらなんでもやっていたし、それで十分楽しかったよね


まさかこの歳になって紙飛行機対決をするとは思わなかったけれど、
なんでもやってみるのは楽しいね。
子供の頃の時間を共有できたようで懐かしいよ。

実は数年前からずっと百人一首がやりたいのだけど…。
………2人じゃ無理なのが、残念で