いつもココロに太陽を!

~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

青春がうらやましい

2013-10-08 | お出かけ
甥っ子の学園祭に行きました。
高校1年、入学後初の学園祭です。

母親しか来ないと思っていたところに、叔母と叔父が一緒に来たので少し驚いた様子。

最初に叔母のワタシを見つけ「オー?」という顔はしたけど、特段笑顔にもならず…
なのに、その後叔父を見つけたら一気に破顔
ムカつくわー


やっぱ、オトコはオトコ同士、気が合うのね。
さっそくサッカー談議に花を咲かしていましたよ

照れも手伝ってか、一緒に写真も撮ってくれないし、
母親も叔母も隠し撮りするしかないという悲しさ(笑)
ま、正常な成長と受け止めますよ。

でも、痩せたねー。
いかに部活で絞られているかがわかります。

学園祭では、校舎内では各クラスの企画もの。
迷路をやるクラスがあったり、研究発表をしているクラスがあったり。

中で素晴らしいなァと思ったのが「富士山について」研究したクラス(2年7組)。
火山としての歴史や、なぜ世界遺産になれないか…などの研究展示物に合わせて、
ジオラマが工作されていました。

富士山の等高線を忠実に再現して作られた模型。
凸凹が本物と同じになっているんだって。
そして、富士山を「景色越し」に見てみてください!っていうジオラマ。

例えば、上は写真。
下はジオラマ。

芝桜と湖をジオラマで作り、私がしゃがんで撮影することで
向こうに富士山、手前に一面のピンク…
写真と同じ景色が再現されます。
スポンジに根気よく絵の具で色をつけたらしいわ。

その他に、菜の花畑と富士山、田園風景と富士山があったのだけど、

どれも素晴らしかったので載せました。

姉と「素晴らしいねー。アイデアがねー」と感想をいいながら見ていたら、
後ろに立っていた説明お当番の女子高生が泣いちゃって…
アラアラ、おばちゃんたち泣かせちゃった?
「ありがとうございます」って泣くんだよ~
なんてpure 可愛いなあ。

「たくさん苦労して準備したのね~」
そんなことでもらい泣きしてた私たち(オンナ2人)も
ここから先、青春のまぶしさに泣いてばっかりになるんだけど

校舎に囲まれた中庭では、3年生が各クラス5分間のパフォーマンスをしています。
これは、1年、2年生にはもらえない時間で、3年生だけが思い出を作れるらしいの。


どのクラスもダンスをパフォーマンスしていたけど、
できる子もできない子もいるだろうに、みんなきびきびとやっているの。
かったるそうな子がいない。
大縄跳び大会(があるらしい)で培った団結力で、ダンスが苦手な男子を女子がフォローしたり、
役割を与えることで一皮むけた演技ができたり、
それぞれのクラスに個性やストーリーがあって、感動しちゃう。
最後にグーッと集まって「ヤーッ」なんてやられたら(黄色クラスみたいに)、
自分の息子じゃないのにおばちゃん涙ボロボロよー

満場の拍手の中、誇らしく肩を組みながらハケていく3年生。
ガッツポーズをしてる男子も、泣いてる女子もいるわ。
いいな、いいな
この5分間を作るためのその過程が一番大事な人間形成になるね~。

笑ってしまったのが、模擬店。
自分が高校時代にはどうやって「喫茶店」をやったか覚えていないのだけど、
ここの高校ではおそらく火を使ってはいけないんだろうね。
あらかじめ(たぶん業者)作ってある食材を、自分たちのブースで簡単に
盛り付けて出すパターンなの。

だから、行く店行く店「タピオカ入りドリンク」ばかり。

どれも100円となると、ただ2Lのコーヒーを注ぐだけでは芸がない。
だから中にタピオカ(あらかじめ柔らかく作ってある)を入れて、
コーヒーや午後ティーを入れてくれる。

食べ物は「たこ焼き」「フランクフルト」「チュロス」などがあったかな。

あら珍しい!と買ってみたのが「イチゴパフェ」。
コーンフレークとプチシューの上に、ソフトクリームとイチゴジャム。
いいじゃん!
と思って食べてみたら、「ん?冷たくない」…
確かに冷蔵庫はなかったけど…と思ったら、白くかかっていたのは生クリーム(市販の)。
それにイチゴジャム。
アハハ、きょーれつ~


でもそれでも、模擬店やりたいよね。
私も高校3年の時に、喫茶店をやったからわかるよ
「いらっしゃいませ!」
「はい、○○おひとつですね。100円になります!」
とやるのが大人のようで楽しいんだ。

サンドイッチマンのように校内を歩きまわって宣伝する男の子。
でも、どこのお店行っても飲み物はタピオカなんだけどねっ(笑)

大講堂では部活動の発表会が行われている。
お琴の「筝曲部」の演奏も見たし、管楽器部の演奏も見たよ。

鳴り物入りなのが、ダンス部。
今は、どこの学校もダンス部が人気なんだってね。
野球でいうところの甲子園のようなダンス部の最高峰の「全国大会」もあるんだって。

この学園祭の舞台を最後に引退する3年生。
2年生の部員が漫才のようなMCをやり、とっても面白く次の曲紹介をするんだけど、
いつの間にか講堂は立ち見が出るほどのギュー詰めになり、
漫才MCに対する会場のレスポンスもすごいの。

「こんにちはー!」「イエー!」「うぉー!」
生徒も父兄も一丸となって盛り上がるこの感じ。
そこにはいい世界が広がっていました。

いちいち涙出ちゃったよ(笑)

女子は「明るくセクシーに踊ります!」
男子は「元気に力強い踊りをご堪能ください!」


ここの男子ダンス部は、全国大会の部門別で優勝したらしく(総合優勝は他校)、
その3年生で作られたパフォーマンスは特にすばらしかった。

白いジャケットに金の蝶ネクタイ、赤いペカペカのぶかぶかパンツをはき、
白い手袋をして、怪しいマジシャンみたいないでたちで
ひょうきんにアメリカ的に、表情豊かに、
しかしダンスは切れ味よく、とてもシンクロしている3年男子。

部門優勝した自信が更に余裕を生み、もうね、充分すぎる充実したSHOWなの。

閉演後には外に並んで「ありがとうございましたー!」とあいさつをする姿は
やっぱりただの元気な高校生で、
なんだか、キラキラしていて本当にうらやましかったなー。

私にだってかつてあったんだよね。
私の青春だって充分楽しかったよ。
でも、あそこが痛いのここが固いのとなってくるこの歳になると、
私にもあんな時があったんだっけと思いたくなっちゃう。

青春まっただ中の甥っ子には、やはりそれなりの悩みもあるようだけど、
「み~んな悩んで大きくなった」んだ。
渦中にいる時はその渦の大きさに気付かなくても、
離れてみるとその渦はとても力強く貴重な渦だったんだ。

そんなことを甥っ子にラインしながら、
私の人生も、これからもっと青春しなくちゃと思ったわ。

やっぱりお友達あっての青春。
1人で韓国ドラマを見てるのはちょっと青春と違うかな(笑)。

これを読んでくれているお友達のみんな。
私達も、まだまだ楽しいことができるよね。
一緒に青春して行こうね。
とりあえず、東京オリンピック出場目指してがんばろう!

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