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~ Me Hana O Ka La I Ka Pu'uwai ~

芝エビの天丼 at 築地市場内「天房」

2016-02-01 | 外食
あー、雪じゃなかったんだねぇ~と早起きをした日。
朝からお出かけをしたかったの。
でも雪だったり、都内の交通網が影響があるようだったらそれも無理でしょ。
だから早起きをしてお天気ニュースを見たんです。

よしっ!
出かけましょ!

ワタシがずっと食べたくて、この前は売り切れで食べられなかった天丼。
雨ごときで諦めないわー。




築地市場内にある「天房」さん。
この前は早々に【芝エビ天丼は終わりました】の貼り紙があり、がっくりと洋食屋さんへ行ったんです。

土曜日の築地市場内はツアー客や外国人も多く、ごった返しています。



特に人気なのはやはりお寿司屋さん。
隣りのお寿司屋さんには行列が幾重にも折り重なり、さらに少し離れた所に続きができているという…
それに比べたら「天房」さんの6番目なんて、並んだうちに入らないわー。

私たちは前に並んだ還暦を過ぎたと思われるご夫婦とお話をしながら順番を待ちました。

まだ場内でお買い物をしたことがないと私たちが言ったら、
「それはもったいないわ。やっぱり中でも挑戦してみるべきよ。あなたほど楽しくお話しできる方ならお店の方とも上手にやり取りができるでしょう?」

私たち、お食事は中でするのにお買い物になると外に出ちゃってたんだよね。
いつも見てきた場内の景色はターレーが行きかう戦場で、邪魔しちゃいけないなーとか小売り的なことをしてくれるのかしら?と若干の不安もあり…
TVで観る、外国人観光客のマナーの悪さなどで頭でっかちになっていたのね。

でも、ご夫婦のアドバイスをよーく聞いたら、こりゃ場内でお買い物しない手はないわ。

「もっと汚い格好で来るのよ。お水を掛けられてもいいようにね。今日のきれいな格好はダメよ(笑)」
最初は無口だったご主人もそのうちどんどんお話してくれて、天ぷら屋さんに並んでいるんだか、4人でお出かけしに来てるんだかわかんない感じ。

おそらくそれなりに並んだんだけど、体感的にはあっという間に順番が来ましたよ。




まずは瓶ビールで乾杯!
乾杯だって言ってんのにさっさとカチンと合わせてまず1杯目を飲み干すモアイ君。
よってグラスの写真はシングルです…(笑)




まぐろのブツ。
ワタシ、お刺身の中でも特にマグロはどうでもよかったんだけど、最近この赤身の特に赤いやつが好きになってきました。
どす黒いほどに赤い部分は筋肉なの?
なんだかとてももっちりブリンブリン!としていて、色の薄いきれいな赤い部分のような粉っぽさがない(私の表現)。
この日の赤身も、どす黒赤身で美味しい~

モアイ君はビール2瓶目に入ります
まーこれだけおいしいお刺身があったらそうなるよねぇ。




ワタシは「芝エビの天丼」一択なんだからとお願いして、モアイ君には「本日の天丼」にしてもらいました。




えび・キス・芝エビ・穴子・ヤリイカ・ししとうと海苔。

穴子~
ヤバいくらいにふわっふわ!

あぁーキスも美味しい~。




そして少し遅れてワタシの「芝エビの天丼」が来ましたよー。
あぁ何度これを思い出していたことでしょう?

ししとうと海苔の他は数えきれない芝エビだけ!




これは大きなエビを食すのとはまた別。
もうねー、ずばり殻(甲殻)の香りを楽しむものだね。
頭を落としてあとは足も尻尾もそのまんま。
カリッカリのサックサク!

ふが~っ
こんな美味しい天丼、他にないわっ。

他の天丼は、ふわふわのお魚やジューシーなお野菜を楽しめるけど、この芝エビは殻のサクサクが本当にたまらない!
だからモアイ君と分けっこで両方楽しむのがちょうどよいのです。

タレもワタシは本来甘いのが好きなんだけど、ここはそんなに甘くないの。
かと言ってしょっぱいわけでもなく薄いわけでもなく濃すぎるわけでもなく…
本当に絶妙だなぁ。

浅草の超有名店がまっ黒の胡麻油で揚げた海老天で名を馳せれば、ま、あれはあれで美味しいけど、こちらはそれより控えめの(ブレンド?)胡麻油の香りがちょうどよい。

人生最後の晩餐がもし天丼限定になるなら、ワタシは迷わずこちらの芝エビ天丼をいただきます。
レンコンのサクサクも舞茸の香りもなくてもいい!

それほど大好きな天丼のお店…とうとうご披露しちゃいました。
移転前にあと2回は来たいなぁ。


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