学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

春を楽しみに

2023-03-20 22:22:45 | 読書感想
今日は3月20日。前回ブログを更新したのが12月ですから、ずいぶん日が経ちましたし、それに暖かくなりました。今朝はウグイスの声で目が覚め、朝食の後に散歩をするとたんぽぽやつくしを見かけ、ぐすぐすする鼻水をすすりながら、今が春であることを実感しています。

年度末になり、仕事が落ち着いたので、久しぶりに読書でも楽しもうかと本屋へ立ち寄りました。手に入れたのは次の3冊。

吉田健一『文学の楽しみ』
柳宗悦『木喰上人』
笙野頼子『幽界森娘異聞』

いずれも講談社文芸文庫です。この文庫は、他の文庫と比べて、少し値段ははりますが、これでないと読めないラインナップが結構あるので、いつも気にして本屋の棚を見ているのです。ちなみに今回は3冊で5,000円とちょっと。本を読んでいるとき、幸せを感じるのであれば、このぐらいの金額は安いものです。

この頃は、どういうわけか、小説を読んでもなかなか頭に入らないことが多く、途中でバテることが多くなりました。不思議なことに学術論文を読んでも、そういうことは起こらないので、プライベートでの集中力が落ちてきた、あるいは保てなくなってきたのかもしれません。理由はわからず。そういうわけで、今回はあまり気負いせず、だらだらと小説を読むのを楽しんでみたいと思っています。

これから読書も楽しみですが、4月からまた新しい展覧会が様々開催されます。春。私にとっては楽しみなことがいっぱいな季節です。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿