学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

2024/01/22

2024-01-22 17:45:00 | 読書感想
 発熱の症状が出たため、病院で見てもらうと単なる風邪との診断。今年に入ってから、どうも体調を崩すことが多い。
 床のなかで多和田葉子氏の小説を流し読みする。あとがきに、インターネットはヘドロのようだ、と書いてあって、小説よりも、むしろ、その文言が強く印象に残った。語感に鋭い小説家の言葉だけに重い。
 午後になっても、どうも寝付けず、今度は岩波文庫のエリア随想抄を引っ張り出して読んでみたが、話の内容がいまいち良く分からない。そのうちに眠くなって来たので、これ幸いにと寝てしまった。これも読書の効用のひとつなのかもしれない。