学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

さくらちりたり

2020-03-30 19:00:00 | その他
ここ数日、花粉症がひどくてたまりません。症状としては、目のかゆみと鼻水がとまらないというもの。今年は症状が軽いなあ、と思っていたら大間違いで、例年症状が落ち着きはじめる弥生の末になってもひどいものです。

花粉症とは別に泣きたくなるようなことが2つ。東大史料編纂所教授の山本博文さんとコメディアンの志村けんさんが亡くなられたニュースに接しました。今年は芳賀徹さんも野村克也さんも亡くなられ、どうも著名人が世を去るニュースが多いような気がします。そういえば、昭和64年、平成元年のときも美空ひばりさん、手塚治虫さん、松下幸之助さん、松田優作さんなど、多くの著名人が亡くなりました。私たちは時代の変わり目に立っているようです。昭和どころか、平成も1日1日と遠のいていきますね。

世の中は暗いニュースばかりなり。こういうとき、私は意味もなく、顔をにこにこさせて笑顔をつくります。ただし、家のなかだけ、でね。あるいは、自分のやるべきことを淡々とやる。例えば職場での仕事、家での洗濯、食器洗い、玄関掃き、掃除機をかける、アイロン掛け、窓ふきなど。日常においてやるべきことは山のほどあります。心がざわついたり、気が滅入りそうなときも、冷静に冷静に。雨の止まぬ日はなし。