学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

昆虫を探しに

2014-07-22 22:05:57 | 仕事
昨日の夕暮れからヒグラシの声が鳴くようになりました。
また、学生たちも夏休みに入り、街のなかもどことなくゆったりした感じ。
夏、ですね。

さて、昨日は3連休の最終日。前回、雨のため途中で帰らざるを得なかったこともあり、またもや昆虫を探しに出かけました。

その結果、「ジャノメチョウ」と夏鳥の「キビタキ」、「ニイニイゼミ」を見つけることができました。

チョウは写真に撮るのが難しい、なぜなら留まっている時間が短いから(笑)「ジャノメチョウ」はたまたま止まっている姿を見かけてシャッターを切りました。羽にあるふたつの丸い模様が特徴ですね。小さい蝶でしたが、グレーの地色に丸い白抜きの姿は美しいものです。

「キビタキ」はたまたま。鳴き声のするほうに歩いていくと、枝の上に留まっていました。遠くからでしたが、こんな色鮮やかな鳥を見られたことに感動!カメラの性能がもっと良ければ、と悔やみます。

「ニイニイゼミ」は見るのは初めてかもしれません。セミといえば「アブラゼミ」の姿を想像していたので、鳴き声を頼りに何度も木を見たのですが見当たらず。どうも変だと、鳴き声を頼りにネットで検索すると「ニイニイゼミ」らしいことが判明。その姿は「アブラゼミ」とは全く違う、木と同色のセミでした。そこで、もう一度よく目を凝らすと、木肌のなかに姿が見えてきました。まるで忍者!名前をよく聞くセミでしたが、間近で見たのは初めてです。

まるで小学生の昆虫採集のような休日を過ごしました(笑)けれど、懐かしい子供時代に還ったような気持ちがしてとても楽しく過ごせました。今年は昆虫や鳥類の探索に夢中になりそうな予感です。

※前回、「アキアカネ」のトンボを紹介しましたが、図鑑で調べてみるに「ノシメトンボ」のようです。失礼をいたしました!




「ジャノメチョウ」



「キビタキ」



「ニイニイゼミ」