日経新聞の夕刊を読んでいたら、「観光PR「ご当地武将」、軍資金尽き絶体絶命?」の記事が掲載されていました。「ご当地武将」とは何のこと?と思い、記事を読んでみるに、全国各地で戦国武将をモデルにした観光PR団体のことのよう。例えば、宮城県仙台市ならば伊達政宗の「伊達武将隊」、愛知県名古屋市ならば織田信長の「名古屋おもてなし武将隊」など。鎧兜姿に扮したメンバーたちが集まって、さまざまな観光PRをしていたのですね。そういえば、私も仙台駅で「伊達武将隊」パッケージの駅弁を見かけたような…。
記事によれば「ご当地武将」は国の雇用対策基金を活動資金にしており、それが来年3月で打ち切られるために「軍資金」が尽きる、ということだそうです。経済的自立が課題であると記事は締めくくられていますが、確かに予算の問題は切実。「ご当地武将」が根付いてきた地域では、ここで団体がなくなってしまうと残念ですし、寂しいですよね…。
「軍資金」といえば、当館の「軍資金」も年々減るばかり。そのなかで、うまく「軍資金」をやり繰りして運営しています。でも、美術館の「軍資金」が減ったことに落ち込んでいる暇はなし。私は、減額された予算で何が生み出せるのかを考えています。落ち込むことより、前向きなことを考えたほうが時間の使い方も有益ですし。
今の日本はどこも「軍資金」不足。「ご当地武将」の記事に、寂しさと現実を感じた雨の夜でした。
記事によれば「ご当地武将」は国の雇用対策基金を活動資金にしており、それが来年3月で打ち切られるために「軍資金」が尽きる、ということだそうです。経済的自立が課題であると記事は締めくくられていますが、確かに予算の問題は切実。「ご当地武将」が根付いてきた地域では、ここで団体がなくなってしまうと残念ですし、寂しいですよね…。
「軍資金」といえば、当館の「軍資金」も年々減るばかり。そのなかで、うまく「軍資金」をやり繰りして運営しています。でも、美術館の「軍資金」が減ったことに落ち込んでいる暇はなし。私は、減額された予算で何が生み出せるのかを考えています。落ち込むことより、前向きなことを考えたほうが時間の使い方も有益ですし。
今の日本はどこも「軍資金」不足。「ご当地武将」の記事に、寂しさと現実を感じた雨の夜でした。