百休庵便り

市井の民にて畏れ多くも百休と称せし者ここにありて稀に浮びくる些細浮薄なる思ひ浅学非才不届千万支離滅裂顧みず吐露するもの也

ひと息いれる稿(3)【まんが日本昔ばなし】

2009-12-11 07:57:27 | 日記
 ♪ぼうや いい子だ ねんねしな いまも昔もかわりなく・・♪

 この、昔からのわらべ歌ふうの、でも ちょっと現代風の
明るさと突っ張り味があって、ユーモアもあって・・・と、
実に多彩で不思議な魅力に溢れた 懐かしいこの歌を、
この冬休みに 連れて帰る車中で、
また 夜 寝る前とかに、ぜひとも聞かせてやりたいと、
CDを買うことを思い立ちまして、検索してみたのです。

そうして タイミングよく出てきましたのが、これでございます。
講談社創業100周年記念出版 と銘打って、この10月に発売された
ばかりの CD絵本。
本とCD 各5巻セット、全20話、各CDのしょっぱなに、この歌が入って
おりまして、語りは もちろんテレビと同じ、あのおふたかたです。

〆て 6,825円、思い切って取り寄せました。
そして すぐに聞いてみました。本は開かないで。
いいです。何ともいえないくらい いいのです。
目の前に、愚生作のオリジナル画像が出てくるのです。
やさしい爺っちゃんは いつも鏡に見る 見慣れた顔である
のですが、いじわる婆さんが、これまた見慣れた一番身近な
顔になったりして……と、これは冗談であります。

そして、まったく予想外の 驚くべき事態をみたのであります。
おかしさが、始終 こみ上げてまいりまして、くすくすくすくす、
笑いっぱなしになるのです。

希代の名優であります お二人の掛け合いは、かくも奥深い
味わいを湛えていたのかと、心から感じ入るのでありますが、
これは、絵のない世界ゆえ感じられたことなのか、
じさまになったゆえ察知できた世界なのか、どちらか
定かではありませんが、いずれにしましても、何か宝物でも
掘り当てたような気分がいたしておりまして、
「いいものを買ったなぁ」と、心から満足しております。
25日 迎えに行くのが、とても楽しみです。


  今日は朝から、年1度の役目を果たしに出掛けます。
  べっとりと湿った あまり寒くない日、
  午前中には 雨はあがるでしょうか。  
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百休世去り詩(2)【いつの間に出でし山の桜よ】

2009-12-10 14:20:08 | 日記
 11月29日付け記事では、何か桜のことを貶したようなことを
一部書いておりますが、愚生は決して嫌いではありません。

あまりにも有名で、その通りの生涯を終えられたといわれる歌、
 願はくは花のしたにて春死なんそのきさらぎの望月のころ
を残された 西行さん とまではいかないにしましても、やはり
日本人でございますので、それは たいへん好きで、もちろん、
木端絵も描いてございまして、その時節になりましたおり、また、
お披露目させていただきたいと思っております。

ところで、昨日の記事で述べました わが生涯の歌(その1)で
ありますが、それは 桜に関する次のようなものでございまして、
ちょっと見難いのですが、写真がその譜面であります。
それでは、早く身を隠すが賢明なようでありますので、
今日のところは、これにて失礼申し上げます。




       いつの間に出でし山の桜よ


   二十数年前、裏山いったいの松が根こそぎ、
   枯れてしまひました。枯れた松の 枝が落ち
  、幹が朽ちて白くなり、それも目立たなくなった、
   ある春の日に・・・ふと見あぐれば、
   萌黄色した山の中、薄紅色が華やかに、あちら
   こちら、浮かんでいるではありませんか。
   さ、桜です。桜が咲いているのです。きっと
   鳥たちが種を運んでくれたのでせう。が、     種…み 
   それにしても、よく生えて、こんなに大きう、
   綺麗になってくれて・・・


           さくらさくら
           いやおいのそらは

     いつの間に出でし山の桜よ
     いま旅立ちの
     春の芽吹きたる山肌に
     君たちは降り立ちて
     らうらうとやはらかな
     薄紅色に浮かびでて
     ここにいますと謳ふかや     謳…うた
     ここにいますと謳ふかや


           さくらさくら
           くゎげつのそらは

     いつの間に出でし山の桜よ
     いまたけなわの
     深き緑に包まれて
     君たちはどこにある
     怱怱と降りしきる         怱怱…さうさう
     夏の太陽浴びてはたたきて   太陽…ひ
     木枝は丸くなりしかや      木枝…このえ 丸…まろ
     木枝は丸くなりしかや


           さくらさくら
           かうしうのそらは

     いつの間に出でし山の桜よ
     いまをちこちの
     宴の色と彩なして
     君たちはどこにある
     ほのぼのと頬染めて
     秋の神社のお祭りに      神社…おみや
     身を繕ひて遊ぶかや
     身を繕ひて遊ぶかや

     
           さくらさくら
           ろうげつのそらは

     いつの間に出でし山の桜よ
     いまむき出しの
     冬の木立と並びたつ
     君たちはどこにある
     ひふひふと吹きぬける
     寒風忍んで春立つ日      寒風…さぶかぜ
     花の芽抱きて待つとかや
     花の芽抱きて待つとかや
     春の芽抱きて待つとかや

           はるまくや、はるまくや
           はるかたまくや
           はるまくや


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百休世去り詩(1)

2009-12-09 11:55:06 | 日記
 一年のうち 少なくとも2回は、そのシーズンが迫りましたころ、
「ギターを弾いて歌いたいなぁ」と思う唄があるのです。しかし、
ここのところ 何もせぬままに、季節のほうが通り過ぎていって
しまっているのではございますが。

【夏は来ぬ】と【白い想い出】が、その唄でありまして、
もう そのひとつの時節に手が届きそうな 今日この頃である
のですが、これらの唄を想い、また口遊むたび、愚生の胸に
こみ上げてくる、ひとつの熱き思い があるのです。

それは「このような楽曲を、生涯にひとつは作りたい」というもの
でして、一方「才能のない者が、なにを呆けたことを…」との思いも
強くあり、交錯しているというのが 実体ではあるのですが、
なにはともあれ、足元に遠く及ばないこととは申せ、
「志だけでも持ち続けよう」と、思い永らえてきているのです。

佐々木信綱さんのような高い、古典の素養も学識も、詩才も、
山崎唯さんのような洒落た音楽センスも、繊細さも、都会的な情緒も、
何も持ち合わせていない愚生でありますが、それでも、じっくりと、
渾身の力を振り絞れば、何か生み出せるのではないだろうかと、
思ってきたのであります。

と、こんな経緯で、昨年でしたか、何とか一つまとめましたものが
あるのです。笑われるかもしれないのですが、文法上の間違いだって
あるのではないだろうか と、危惧されるのでございますが、
恥ずかしさを やり過しまして、次回、それをご披露させて
いただこうと思っているのでございます。



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百休贔屓人あれこれ(1)【中西龍さん】

2009-12-08 11:28:37 | 日記
 今年 流行った言葉に、
「記録に残る人より、記憶に残る人に・・」というのがあります。
たしか 清原さんや松坂投手が言われていたと思いますが、
今年は、なんと言いましても、20年に一人の逸材といわれる
花巻東の菊池投手 となるのであります。

ところで、2,3回前の記事で、お二人のナレーターの方につきまして、
お聞き苦しい苦情やら云々 申し上げたのでありますが、この際です
ので、同分野におきまして、愚生の 特に記憶に残る方につきまして、
今回 おひとかただけ、述べさせていただきたいと思っております。

その方は、主にラジオでご活躍されていた 中西龍 さんでござい
ます。お聴きになられた方が 多勢いらっしゃるかと思いますが、
NHK第一放送で、毎日 Pm 9:45 から 10分間、
 「唄に思い出が寄り添い、思い出に唄は語りかけ、
  そのようにして 歳月はしずかに流れていきます」
粋に訛った とでもいいましょうか、色っぽく 滑るような声が、
♪夕焼けこやけぇの赤とんぼぉ・・・♪ のメロディに乗って流れて
きた番組 『にっぽんのメロディ』 のアナウンサーであります。

愚生は、この方にずぅっと惹かれておりました。
70歳で亡くなられて、今年でもう11年経つのでありますが、
昨年の7月26日付け産経新聞・読書欄に、この方のことを書いた本の
小さな紹介記事が出たのであります。

写真が その本でありますが、「なるほど、だからリスナーを惹き
つけて止まない語りができるのだ」と、納得することしきりであります。

すごい方であります。NHK、否、それどころか、一般社会には とても
似つかない、破天荒な生き方をされた方であります。
ぜひ お読み下さい。わくわくする、ほんとうに面白い本でございます。

圧巻は、鹿児島放送局時代の伝説として語り継がれているという、
高校野球県予選の 実況アナウンス であります。
ここでご紹介できないのが 誠に残念でありますが、この箇所を
読まれただけでも、この本を買った値打ちは十分あろうか、という
ほどのものでございます。

愚生は、ますます 龍さんが好きになっております。
龍さんの好きな人と、愚生のその人が、ずいぶん共通していることも、
たいへん嬉しいことであります。たとえば、森繁さん 渥美清さん、
はるみちゃん、三浦哲郎さん・・・です。

中西龍さんは、ご自分の人生も、アナウンスも、すべて、
真心こめ、粋な芝居 にされた方 でありました。
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百休テレビ偏評(3)【坂の上の雲】

2009-12-07 14:43:08 | 日記
 10年ほど前でありましたか、大分県豊後竹田市・広瀬神社にお参り
したことがあります。当時も参詣される方が少なく、ひっそりと静まり
かえった境内に、木造船が置かれてあった との記憶がございます。

世界的にみましても、現日本ほど、いや、日本だけの現象でしょう、
軍人といわれる方の、社会的地位およびその評価の低い国はないの
ではないでしょうか。
武士・藩主・将軍 言い方を変えれば すべて軍人さんです。
歴代の NHK大河ドラマ主人公の大多数は、その範疇の方々で
あるにも拘わらず、なのでございます。

これは一重に、大東亜戦争の 悪しく嘆かわしき後遺症であります。
戦争せざるをえない状況に追い込まれてしまったのではありましょうが、
負け戦となるのは 分かり切っているのに、どうして引き際を・・・
後の人間が、現時点の価値観で とやかく申し述べるのは、よほど
しっかり検証した上でなくては駄目なのではありますが、それに
しても・・・と、忸怩たる思いが 込み上げてくるのであります。

しかしながら、どう考えたって、国のため 直接的に命をかけておられる
軍人さんが尊敬されない国なんて、極めて異状でありまして、そんな国は、
到底 独立した国家とは言えないのではないか と思います。

この「坂の上の雲」が、少しでも こんな情けない国柄の是正に、
そこまで行かなくとも、せめて問題を自覚するきっかけになればと、
切に願っている者でございます。
と、ここまできて気付いたことでありますが、
この「坂の上の雲」テレビ劇化が、おそらくは、日本が、自力で
精神的に立ち直る、残された最後のカードではあるまいか、と。
これでダメなら、もう 北朝鮮かどっかに、ミサイルを打ち込んで
もらうしか手はありません。これなら徹底的に根性入るかも、です。

昨日の放送で「江田島海軍兵学校」も出てまいりました。
愚生も一度行ったことがあります。
東郷平八郎閣下伝 といわれる、
  江田島旧海軍兵学校指導要綱 【五省】
の、絵葉書を買いました。素晴らしいことが書かれておりますので、
ご参考までに、掲げさせていただきます。


        五省

   一 至誠に悖るなかりしか    ・・・(もとる) 
   一 言行に恥ずるなかりしか
   一 気力に缺くるなかりしか    ・・・(かくる)
   一 努力に憾みなかりしか     ・・・(うらみ)
   一 不精に亘るなかりしか     ・・・(わたる)



   【五省】オフレコ談
 
 これは10年以上昔のことですが、海軍兵学校ご出身の、
とある大病院の理事長さんに、お伺いした話でありますが…
「実は、ほんとうは五省でなく 六省なのだよ」 と言われるのです。
「もうひとつあるんですか?」とお尋ねしますと、
「それはね、"倅に嘆くなかりしか" というのだ」  と・・。
これには大笑いしたものであります。

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百休テレビ偏評(2)【坂の上の雲】

2009-12-06 12:25:02 | 日記
 ご気分を害されるかもしれませんが、当ブログを開設しましたのも、
ひとつには、こういった不満をぶちまけたい ということもあります
もので、申し訳ありませんが、もうひとつだけ、NHKに対する不満を、
申し述べさせていただきたく存じます。

1年か2年前の、大原孫三郎さんに関する番組だったかと思い
ますが、ナレーションのHSさんが、こんな口上をされたのです。
「・・・天皇が来るのを待っていた・・・」
愚生はこれを聞いて、嫌悪感すら覚えました。
以後、この方のナレーション番組は決して見ようとは思いません。
それは とても低くて冷たい 突き放すような語り口でありました。

かたや 山根基世さんのナレーション は、好きでございます。
かっての「日曜美術館」の語りは、歴代NO1 であるように思います。
ナレーションとは、あくまで画面を引き立てるものであります。
ナレーターが、その存在を主張してはならないのです。
その点、山根さんは、それを見事に成し得ておられます。ですから、
やわらかな 心地よい それでいて説得力のある語りと相俟って、
自然と映像へと 見入らせてくれるのであります。

昨日から、NHKへの苦言を いろいろ並べておりますが、
一方、愚生は、NHKを高く評価している一人でもあるのです。
とりわけ、NHK特集、NHKスペシャル、ハイビジョン特集、プレミアム8、
ETV特集 とかの、こういった番組は、いまやNHKさんに頼るほかない
のでありまして、また それを創りえる第一級の人材も、ここにしか
おられないのではないか とも思えるのです。

ですから、NHKの N は、北京の北でも 北朝鮮の北でもない、
日本の N であってほしいのです。日本の国益に沿った報道は、
キチンとやってもらいたいし、中国の ウイグル・チベット問題や、
軍事増強、海洋軍事侵攻、環境汚染問題 等の、暗部につきましても、
真正面から堂々と 報道展開してもらいたいのです。
中国国内に、如何に 取材したい 魅力溢れるテーマや対象物が
多数あり、例え、当局から その取材制限がかかろうと雖も、
であります。

以上、今まで胸に溜まっておりましたことを、吐き出させて
いただきました。タイトルとは、えらい違った中味となって
しまいましたこと、お詫び申し上げます。
今日の 「坂の上の雲」、 楽しみであります。
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百休テレビ偏評(1)【坂の上の雲】

2009-12-05 12:53:49 | 日記
 亀田 VS 内藤 戦は、ライブでなくては 興味半減どころか
零減であります。そんな具合で 後回しになっていました
「坂の上の雲」第一回 を、先日 心清らにし、見ました。

素晴らしい滑り出し でありました。
最初からずぅっと、涙 滲みっぱなし であります。
当時の日本人の姿に、どうしても涙が出てしまうのです。

愚生のような小者が、口に出せる言葉では ないのですが、
当時の方々の いじらしい、ほんとうに一途な感受性や振舞に、
また、そんな時代から届いているかのような、清廉な 渡辺謙さん
の語り口に、胸の奥底までが さめざめと、感じ入るのであります。 

ご承知の通り「坂の上の雲」は、産経新聞紙面にて、
昭和43年~47年まで 連載された小説でございます。
愚生はと申しますと、その新聞ではなく 40代になりまして、
単行本を 読んでおります。

これは、日本人なら誰しも読まなくちゃならない小説だ、
日本が今 こうして存在できているのは、ここにでてくる
全ての方々のお陰なのだと、心に強く刻み付けられました。

そして、もう一度 読む機会が 与えられました。
産経新聞が、「いま読みかえす 坂の上の雲」として、
H11.1/11~H12.6/20まで、再掲載してくれたのです。
下高原健二さんの 挿絵付きのまま であります。

愚生は、この新聞記事を すべて切り抜き(残念ながら一日分、
オリジナルの3日分 のみ、欠落しております)保存いたして
おります。で ありますから、愚生には この小説には、
特別な思い入れがあるのです。が、
これは 愚生だけでなく、この本を読まれた多くの方々、
その皆様方すべてが持たれる 共通したものであろうと思います。
そして「大河ドラマに採り上げてほしい」との思いも、きっと…。

でも 内心 とても心配しておりました。
物語の太い柱であろう「お通さん」を、原作とは
かけ離れた女性に変えてしまった、大河ドラマ「宮本武蔵」や、
現時点でも問題を引きずっております 教育TV「ジャパンデビュー」、
政治的な評論を 外部知識人(?)に語らすのでありますが、
その悉くが、見事に左がかった人 を採用する実態、さらに、
左派に偏重したニュースの採り上げ方、北朝鮮に対しては、最近
改まったものの、中国に対して 妙に阿る報道姿勢・・・等々、
誠に懸念すべき前例があるものですから、
どんなドラマとなるのか、たいへん心配していたのです。

  長くなりましたし、オーバーヒート状態でもありますので、
  続きは 明日とさせていただきます。


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愚息物語(11)【3男・中締】

2009-12-04 06:56:29 | 日記
 夏休みには、虫取り 魚釣り 花火(庭と2箇所の大会)
川泳ぎ 将棋 オセロ 五目並べ 竹とんぼ ゴーカート をしました。
9月の5連休も 同じようなことをして 遊びました。

今度の冬休みは、こま回し 竹馬、ブランコ ヘリコプター
凧揚げ 木登り ターザンごっこ 山登り など、考えています。
今度は冬ですから、マムシや蚊やイラなど、悪いヤツラが
いませんので、山にも 気分よく 入ることができます。

ほんとうに楽しかった という思い出を作ってやりたいのです。
本も 古本ですが、だいぶん集めています。

同輩の連中が とっくの昔、味わっている喜びを、愚生は、
今年になって、やっと、手に入れることができました。
そうなのです。あの名曲「瞼の母」と同じように、
「俺にゃ孫は いねぇんでぇ」と、ひがんでいたのでありますが。

来年の年賀状は、これで決まりです。
この子たちが来たことと、ブログを開始したことです。
写真は、昨日の分を 使おうと思っています。
向こうから クルクルクルクル やってくる、
この感じ、なかなかいいなぁ と思えるのです。



 <追伸>

 当ブログ 初っ端の記事(10月13,14日)、3/4本に、
遅ればせながら、関係画像を付け加えておりますので、また、
ご覧いただけましたら 幸いに存じます。


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愚息物語(10)【3男】【息子の嫁の連れっ子】

2009-12-03 14:58:57 | 日記
 子供たちを ここまでにするのは 大変なことです。 
それも、二十歳から やってきているのです。
大多数の若い女性の楽しみを、何ら味わうことなしにです。
おまけに、つわりが きついと聞きました。

息子は息子で、二人っきり という、
普通の新婚生活というものを 味わえてないのです。
この若いカップルが 特別愛おしく思えてきました。

その後、娘さんのご両親と お会いしました。
ピアノ一家でありました。彼女は小1のとき、
全国大会で 奨励賞を貰っているのです。
ひもじい目どころか、裕福なお家のお嬢さんなのです。

そんな彼女が「貧乏な生活でも ちっとも辛くないよ」と、
言ってるそうなのです。お母さんから聞きました。

息子の収入は、たいしたことはありません。
むしろ、薄給 と言っていいほどのものです。
彼女が、郵便局でバイトして、補っています。
愚生は、ますます 思いを強くしました。
とにかく 精一杯 応援してやろう と。

7月31日~8月18日までの19日間、
9月18日~9月22日までの4日間、子供たちを
預かりました。
保育園と小学校の運動会にも、各々
電車を乗り継ぎ 行きました。

それは相当 手は懸かるのですが、子供たちと
居れば楽しいのです。血は 繋がっていないのですが、
心から可愛いし、このように縁あって 結ばれたのです。
きっと、神様の贈りもの であるに違いありません。



      息子の嫁の連れっ子


      「人は必要とする人に
      必ず出会う。それも
      遅すぎず早すぎず」
      意訳であるが大教育者
      森信三先生の箴言。

      小2と年長の男の子を
      前にして……閃いた。
      「この子らに絶対必要
      な人間なのだ!」と。

      されど、いま
      会いたくて堪らない
      前と同じの己がいる。    己…おれ
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愚息物語(9)【3男再開】【突然に】

2009-12-02 11:41:13 | 日記
 お待たせしたのかどうか、皆目 分からないのでありますが、
産経新聞「朝の詩」投稿後 3ヶ月経過したものですから、
当該作品不採用決定 との判断を 自ら下しまして、
11月1日付け【愚息物語(4)】の続編に 取り掛かろうと思います。

お忘れになられたかと存じますが、わが3男 のことでございます。
本年 5月14日(今年は50年振りに日記を付けていますので、間違い
ございません)、普段、メールの返事も遣さない3男から、珍しく
電話が掛かってきたのであります。

「紹介したい人がいる」とのことでございました。
愚生は 彼女ができたな と嬉しくなったのでありますが、
「ひとりじゃない」と、続いて 言うのです。

何回かやり取りし、やっと あらまし が分かったのですが、
小2と年長組の 二人の男の子も いっしょ だと言うのです。
彼女は 息子と同じ年 とのこと、
すると、20やそこいらで 生んでいるのです。

 
これは たいへんなことになった と思いました。
虐待や親殺し子殺しが、日常茶飯事化しているような このご時勢、
止めた方がいい、子供を育てるということは大変なことだぞ と
何回か 言いました。が、

はっきりと言い切らないのですが、
どうも、相当 以前から いっしょに暮らしているふうなのです。
さらに決定的な発言が、付け加わりました。

「子供ができている。予定日は正月だ…」と。


3男が、皆をひき連れ 帰って参りましたのは、ちょうど
その一ヵ月後、6月15日(月)、天気は快晴 すごい暑い日、で
ございました。
下は、その折作りました 詩 でございます。




        突然に


      娘と、孫ができたよ
      なんと、小2と年長の
      男の子+お腹の中

      エアコンのない借屋で
      一年以上とのことだ
      許すも許さないも
      これだけで降参だが
      その通りの、ほんに
      いい子たちだったよ
      三男がもたらしおった
      わが家、初の慶事
      起死回生の
      ハットトリックだよ
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百休半ドンカラム(1)【主婦仕事】

2009-12-01 21:05:47 | 日記
 昨日のタイトル【一息いれる稿】は、当初、当方が 一息つきたい
との気持ちから付けました名称でありますが、節操なく あれもこれもと
書き連ねていきましたので、最終的には何と 1,827文字 との最高記録を
打ち立てていたのでございます。

そこで今回、新たに【百休半ドンカラム】という もうひとつの旗を立て
させていただき、本来の目的で運用させていただこうと思っている次第で
ございます。と 申しますのも、本日から はや12月、当月は 愚生と雖も、
やるべきことが目白押しでございまして、当ブログに割ける時間が 相当
限られてくる といった事情があるのでございます。

半ドン・・空いている半分は、夢が入っているようでした。
何にもなかったのでありますが、何かありそうな気が、いつも
いたしておりました。
こんな気分、失って初めて その貴重さが 偲ばれます。
ただ この場では、半ドンタク(半日曜日)としてのみ
適用させていただきます。 

また、カラム とは、"コラム" と "絡む" の合成語でございまして、
絡む場合には、あくまで "品良く" を モットーに掲げまして、
遵守いたす所存でございますので、どうか 引き続きまして
よろしく お願い申し上げます。
 

 愚生はいま、主婦の仕事を かなりやっておりますが、
このことにつきまして、例によって 拙い詩 を書いております。



         主婦仕事


       辞めてから年毎に
       着実に増えてます
       炊飯支度に掃除に買物
       時々洗濯、布団干し
       勿論昼飯は自炊して
       一時したら洗濯入れて
       Yシャツにアイロン
       晩の一品作ったり
       でも
       曾ての君には、まだ
       3人の子がいたのです
       一世一代の大仕事!
       遅ればせながら、いま
       銘肌鏤骨、感謝です   銘肌鏤骨…めいきるこつ


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