百休庵便り

市井の民にて畏れ多くも百休と称せし者ここにありて稀に浮びくる些細浮薄なる思ひ浅学非才不届千万支離滅裂顧みず吐露するもの也

百休世去り詩(1)

2009-12-09 11:55:06 | 日記
 一年のうち 少なくとも2回は、そのシーズンが迫りましたころ、
「ギターを弾いて歌いたいなぁ」と思う唄があるのです。しかし、
ここのところ 何もせぬままに、季節のほうが通り過ぎていって
しまっているのではございますが。

【夏は来ぬ】と【白い想い出】が、その唄でありまして、
もう そのひとつの時節に手が届きそうな 今日この頃である
のですが、これらの唄を想い、また口遊むたび、愚生の胸に
こみ上げてくる、ひとつの熱き思い があるのです。

それは「このような楽曲を、生涯にひとつは作りたい」というもの
でして、一方「才能のない者が、なにを呆けたことを…」との思いも
強くあり、交錯しているというのが 実体ではあるのですが、
なにはともあれ、足元に遠く及ばないこととは申せ、
「志だけでも持ち続けよう」と、思い永らえてきているのです。

佐々木信綱さんのような高い、古典の素養も学識も、詩才も、
山崎唯さんのような洒落た音楽センスも、繊細さも、都会的な情緒も、
何も持ち合わせていない愚生でありますが、それでも、じっくりと、
渾身の力を振り絞れば、何か生み出せるのではないだろうかと、
思ってきたのであります。

と、こんな経緯で、昨年でしたか、何とか一つまとめましたものが
あるのです。笑われるかもしれないのですが、文法上の間違いだって
あるのではないだろうか と、危惧されるのでございますが、
恥ずかしさを やり過しまして、次回、それをご披露させて
いただこうと思っているのでございます。




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