百休庵便り

市井の民にて畏れ多くも百休と称せし者ここにありて稀に浮びくる些細浮薄なる思ひ浅学非才不届千万支離滅裂顧みず吐露するもの也

愚息物語(10)【3男】【息子の嫁の連れっ子】

2009-12-03 14:58:57 | 日記
 子供たちを ここまでにするのは 大変なことです。 
それも、二十歳から やってきているのです。
大多数の若い女性の楽しみを、何ら味わうことなしにです。
おまけに、つわりが きついと聞きました。

息子は息子で、二人っきり という、
普通の新婚生活というものを 味わえてないのです。
この若いカップルが 特別愛おしく思えてきました。

その後、娘さんのご両親と お会いしました。
ピアノ一家でありました。彼女は小1のとき、
全国大会で 奨励賞を貰っているのです。
ひもじい目どころか、裕福なお家のお嬢さんなのです。

そんな彼女が「貧乏な生活でも ちっとも辛くないよ」と、
言ってるそうなのです。お母さんから聞きました。

息子の収入は、たいしたことはありません。
むしろ、薄給 と言っていいほどのものです。
彼女が、郵便局でバイトして、補っています。
愚生は、ますます 思いを強くしました。
とにかく 精一杯 応援してやろう と。

7月31日~8月18日までの19日間、
9月18日~9月22日までの4日間、子供たちを
預かりました。
保育園と小学校の運動会にも、各々
電車を乗り継ぎ 行きました。

それは相当 手は懸かるのですが、子供たちと
居れば楽しいのです。血は 繋がっていないのですが、
心から可愛いし、このように縁あって 結ばれたのです。
きっと、神様の贈りもの であるに違いありません。



      息子の嫁の連れっ子


      「人は必要とする人に
      必ず出会う。それも
      遅すぎず早すぎず」
      意訳であるが大教育者
      森信三先生の箴言。

      小2と年長の男の子を
      前にして……閃いた。
      「この子らに絶対必要
      な人間なのだ!」と。

      されど、いま
      会いたくて堪らない
      前と同じの己がいる。    己…おれ
コメント
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