



第41回『産経国際書展』入賞・入選作のお披露目が、R6.8.10『産経新聞』でありまして、イの一番に目に止まりましたのが、この『韓国文化院長賞』受賞 小野亭良さん作『山頭火 草木塔』。

「山暮れて山の声を聴く」、夕暮れの山中を独り歩いている山頭火さんが目に浮かびます。太字の句はご本人、それを包んでる細字の句は 周りの草木たち?。俳句一途に愚直なまでに生きた山頭火さんを見事に表現されていると思います。
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いつか このことを纏めようと思っていました。NHK‐Eテレ『高校講座・書道』で放送された二つの事柄。

ひとつは、この『黒木うらら』ちゃんの顔写真を載せること。もう一つは唐の4大家について纏めること。





虞世南さん 欧陽詢さん

褚遂良 (ちょすいりょう) さん


顔真卿さん(模写)
ちなみに我が日本の『平安の3名筆』はご存じの通り こちらの方々。



さらに、空海さんから最澄さんへの有名な手紙『風信帖』。

漢字の変遷は次の通り。まず始皇帝が文字を統一。それが『篆書』といわれる書体。
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『草書』も『行書』も『楷書』も、ベースとなっている文字は『隷書』とのこと。
< 追 伸 > R6.9.1 記
手書きの手紙の素晴らしいさが述べられている、高橋照弘 産経国際書会理事長のコラムを添付します。



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