百休庵便り

市井の民にて畏れ多くも百休と称せし者ここにありて稀に浮びくる些細浮薄なる思ひ浅学非才不届千万支離滅裂顧みず吐露するもの也

地上最高のヴァイオリン〚メシア〛 & オイラの『音楽の基礎』

2024-10-11 14:36:06 | 日記
 (現時点)弱冠 13歳にして 既に 世界的ヴァイオリンニストとの評価を授かっている HIMARIさんは、スッゲェことに、来年の 3.20から3日間、世界最高のオーケストラ ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団さんと共演されるそうな。

指揮は 87歳の巨匠 ズービン・メータさん.。演目は ヴィエニャフスキさん作曲・ヴァイオリン協奏曲 第1番。日本人として たいへん誇らしく かつ 嬉しく 楽しみなことでございますが、何と HIMARIさんが使用なさっているヴァイオリンは、.
大富豪・前澤友作さんが貸与なさった

『ハンマ』と命名されている『ストラディバリウス』だと。

ちなみに、そのお値段というと
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推定 20億円というシロモノ。

千住真理子さんと古沢巌さんは ストラディユーザーであるは知ってましたが、HIMARIさんもそうだとは・・・前澤友作さん、Good Job!。素晴らしいです。超富裕層は、こうでなくっちゃいけません。

で、です。世界に600丁と言われている

アントニオ・ストラディバリさんの造られた ストラディバリウスですが、中でもストラディバリさんが死ぬまで手許に置かれていたという.

トップ オブ トップという ストラディがあって、それは

約100年前に弾かれて以来、英国王室からの依頼でもお断りなさったように、今後 如何なるお人にも弾かれることもないだろう、ひたすら
オックスフォード大学付属『アシュモレアン博物館』に厳重保管されてるばかりの
名を『メシア』という、出ることはないものの、もし市場に出たとすれば、50億円は 決して下ることはないという、拝顔することしか叶わない、まさに天上のヴァイオリンというお話でありました。
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以上、R6.9.11 NHK-Gで放送された『ステータス (2) 』という番組の、オイラ流の備忘録であります。

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 下記は R2.10.8 の拙稿に記載音楽学者・平野昭さんが R2.10.2 NHK-Eテレ『ららら! クラシック』で為された『ソナタ』についての 解説でありますが、
ぶっちゃけて言えば、ソナタとは 普通に準 (なぞら) えられてる音楽形式なんです と。


 R6.9.5 NHK-Eテレ『クラシック TV』では、ジャンルについての解説がありました。
                  きれいに纏めて下さってまして、有難いです。


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令和6年夏、惹き付けられた絵画と歌 & 福田和也さんを悼む

2024-10-03 20:05:03 | 日記
 一度は行ってみたかった『アサヒグループ大山崎山荘美術館』さんですが、『中国やきもの7000年の旅』という催しを機に、行ってきております。

大阪の『東洋陶磁美術館』さんや熱海の『MOA美術館』さんで、存在感のある鮮やかな中国陶磁を見てきているせいでしょう、『愛知県陶磁美術館』さんのコレクションが主体の今展示会には、ほとんど刺激されることはなかったのですが、

受付脇に置かれていたリーフレットの絵に、たまらないほどの感興を覚えたのであります。これが その絵。2009年に92歳で亡くなられた米国の国民的画家、アンドリュー・ワイエスさんの水彩画『オルソン・ハウス』。(ネットからの転載です)

何故 惹かれるのか、自分自身のことなのに よく分からないというのが実情ですが、絶妙な弧を成す丘(大地)の上に建っている、然程 大きくもなく 小さくもない、安定感のある家と言うかハウスと言うか、この中で営まれているだろう 家族の、豊かで温かな心の行き交う 日々の堅実な営みが、明確に、眼 (まなこ) に浮かんでくるからでしょうか、

とにかく 好いものですから、貰ってきた リーフレットを 最近拵えた 2段のミニ本棚(横28 高48 奥行18cm)の側板にピン止めし、毎日 眺めている今日この頃であります。

 ちなみに これが、現時点の正面飾り付けの状況です。
                       雑然、しまくっていますが・・・・


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 もう1枚 惹き付けられた絵があります。R6.8.27 産経新聞 梶川芳友さんの『何必拾遺』、


これに載っていた 中野弘道さんの『独り草庵』という絵。

初めて知った中野弘彦さんという絵描きさんと この絵。もっとしっかりした写真が見たくて、 ①『藤原定家と鴨長明の無常』および ②『中野弘彦画文集』の2冊の画集を購入。上記絵は①の中の『藤原定家の無常』の 3枚の中に ありました。

色合いの忠実度は?ですが、これなら 黒一色のほうが良いのでは? と思われましたので、作家さんには申し訳ないですが、モノクロに改竄してみました。
やはり このほうが、好いのではないでしょうか。


                       『落ちる月』(画文集より)
上記2冊の画集を見た感想ですが、全体的に薄く淡い色調の絵がほとんどで、現時点のオイラには、この『落ちる月』以外は魅力的な絵と映りませんでした。


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 『浅田あいこ』さんの『道行き』、近年 稀に見る 素晴らしい歌であります。『弦哲也』さんの曲もイイですが、それ以上に好いのは『もず昌平』さんの詞。1番から3番まで全篇 本当に素晴らしい!。浅田あいこさんが、上手過ぎないのが 遊女らしくて また good!。

BSテレ東『演歌の花道』で聴いた『ゆあさみちる』さんの『ワインレッドの心』。今まで聴いた どなたの歌唱より 良かったです。訴求力 抜群でした。 

もちろん これらの曲は、CDの落としています。が、そうそうこんな素晴らしい楽曲には出会えませんで、近頃は CD1枚が埋まる曲数である 21~25曲が、なかなか揃わないのが実情であります。


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  R6.9.20、文芸評論家の『福田和也』慶応大学名誉教授さんが、御年63という若さでお亡くなりになられました。オイラは、どんな著名人の訃報が一番辛くて悲しいかと申しますと、それは断然、有能な保守の論客さんの死に関する報せとなります。まして、これからの日本のオピニオン・リーダーたり得る方となれば、なおさらにであります。

ここに R6.9.27 産経新聞『モンテーニュとの対話』『福田和也さんを悼む』を掲示させていただくことで、オイラの哀悼の誠を捧げたく存じます。
                      ☝ の拡大です ☟


 







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