百休庵便り

市井の民にて畏れ多くも百休と称せし者ここにありて稀に浮びくる些細浮薄なる思ひ浅学非才不届千万支離滅裂顧みず吐露するもの也

BS-TBS 『 日本名曲アルバム スペシャルコンサート 2019 』 &    美空ひばりさん『港町十三番地』の聖地訪問

2019-03-06 19:34:53 | 日記
 H31.3.3 昭和音楽大学さんの音楽ホールで開催された 標記コンサートに行ってきました。
プログラムは以下の通りでして、この模様は 
  3/24(日) 14:00 ~ 14:54
  3/30(土) 15:00 ~ 15:53 の2回に分け、BS-TBS さんで放送されますが、楽しみです。






オイラが「好かったァ~」と思ったのは、「いきなり、何という やはらかなお声なことか~ 」と感嘆した、フェリス・フラウエンコーアさんの『春よ、来い』。指導者 兼 指揮者 兼 ピアニストの榎本潤さんの編曲が見事な Jスコラーズさんの『ブルースカイブルー』。そして、完成度抜群 ハルモニア・アンサンブルさんの『東京ラプソディ』と『花~すべての人の心に花を』。

残念だったのは、オイラの好きなグループ、Amici 桐の花さん および アンサンブル・オアシスさんが参加されてないこと。特に Amiciの 松島理沙さんのソプラノが聴けなかったこと であります。

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 翌日 オイラは、オイラの”歌の聖地”を訪問したのでありました。H31.2.27 BS朝日さん『日本の名曲~人生、歌がある』『上原げんとさん特集(再放送)』では 城之内早苗さんが歌われてた『港町十三番地』という この歌が、京浜急行さんの 川崎大師線『港町駅』にデコレーションされているというのを 何かで知りまして、で ぜひとも このモニュメントと対面したいと思っていたのです。


と申しますのも、オイラはこの歌が、歌謡曲・流行歌・演歌の全楽曲中で トップ 3 以内 に、少なくとも 美空ひばりさんの歌の中ではダントツに好きな歌でありまして、とにかく明るいこと および ♫・・ま~ち・・♫ というとこが 特に大好きなのであります。では、オイラの撮ってきた その駅の デコレーションの様子、ご覧下さいますか。


        この南口入口を入った右手の壁にありました ↑   ↓

 この地に 日本コロンビアさんの本社 ↓ があったと(撮影年月日 昭和32年11月13日)



    ↑ このボタンを押せば、ひばりさんの歌が、一番だけ流れます

     ホーム壁面には譜面が・・・      川崎大師様方面は ⇒ です


オイラは この歌に どうしてこんなに惹かれるか を考えました。
多分 こんなではないかと思います。

オイラはマドロスさんでも何でもないですが、およそ 人生というものは、マドロスさんのナリワイと ほとんど変わらないのではないだろうかと。スパンの長い短いはあろうとも、一航海(一仕事)終えれば 誰しもが、慰め その労苦を癒してくれるところへ 身を横たえたいと願うし、そういった場所への強い憧れを抱くはずであって、その夢のような場所として ”港町十三番地” がイメージされるのではと・・・

だから この歌を 見たり 聞いたり 唄ったりしたら、実際にその世界にいるような めっちゃ楽しく 浮き浮きした気分に浸ることができるからではなかろうかと・・・・。さらに申しますと、長い旅路を終え、6文 支払い 渡った先が、ひょっとして 港町13番地というところなんかなぁ なんてことも・・・・・
作詞された 石本美由起先生にも 脱帽・敬礼 !!! であります。


 上原げんと先生は 本当に素晴らしい歌を創っておられます。この日の特集で イチバン好かった歌は、北山たけしさんの『逢いたかったぜ』です。オイラが今 紅白にイチバン出て欲しいと願ってる歌手さんでもあります。


なお この特集の トリは、『十代の恋よ さようなら』という、オイラも良く馴染んでる歌でしたが、聞いてて ふと気付いたのです。「10代となっているが、ここを オイラの代の 70 に入れ替えたとしても、まったく違和感 ないではないか !!」と。

そう思って聴きますと、しみじみ、泣けてくるぐらい 好い歌だなぁ と思えてきたのであります。やはり この歌の作詞も 石本美由起先生。多分 先生も同じだったのではないでしょうか。10 20 30 ・・・ 60 70 80 の 何代を充てようとも通用するように との思い。で、むしろ 大きな数字のほうが、ぴったり当て嵌るような気がしたりして・・・・


 < 追 伸 > R1.8.5 記
 ひばりさん:三つ、その他:三つ、計:六つの『港町十三番地』を揃えた CDを拵えてます。







 


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