百休庵便り

市井の民にて畏れ多くも百休と称せし者ここにありて稀に浮びくる些細浮薄なる思ひ浅学非才不届千万支離滅裂顧みず吐露するもの也

木端絵ギャラリー(15)【シンビジューム】

2010-03-29 15:11:35 | 日記


 これも 描き初めの頃の作品です。
年数が ずいぶん経った今では、このような薄紅色の花は
見られず、ほとんどが 黄色の花となってしまいました。

シンビジュームの花は、切花にしましても、
きれいでいてくれる日数が、知り得る花の中で最も長い花で
ありまして、「ありがたいなぁ」と いつも思うことであります。

花は待ってくれないこともあり、何とか投稿いたしましたが、
明日・明後日は、休ませていただくこととなります。

 
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愚息物語(17)【春休み】【ロープウェィ】

2010-03-28 08:22:48 | 日記




 脚立を立て掛けている 栗の木に登り、
ロープウェーに腰掛けて、いざ、スリル満点・空中滑降出発進行!

春休み特別大目玉企画、ロープが思いのほか伸びるため、
試行錯誤はありましたが、何とか実現することができました。
写真は 実際より うんと平面っぽく見えるため、迫力不足の
感は否めませんが、二人とも 大喜びの様子は、お分かり
いただけるかと存じます。

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木端絵ギャラリー(14)【山躑躅】

2010-03-27 09:12:47 | 日記


 
 今朝は、氷が張って 霜が降りてる 寒い朝。
でも、山には もう 躑躅色が ちらほら見えますし、
一昨日には、ツバメを一羽 確認しております。

写真は、
当時、日当りの悪い裏山に生えていたのでありますが、
曲がって伸びてい、枝というには余りに細い その先っぽの、
可憐に咲いた花と、生まれたばかりの 若葉というよりか、
うぶ葉の やわらかさと瑞々しさと、生命力に感動し
描いたものでありまして、昨日の絵とは違いまして、
我ながら 好く描けたものだ と思ってる作品であります。
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木端絵ギャラリー(13)【春蘭】

2010-03-26 16:20:58 | 日記
 

 春は、個人的事情を 鑑みてはくれません。
小庭の春蘭をみましたら、淡い素朴な、肌襦袢のような花が
つましく咲いておりました。

書き初めの、つましい、挿絵のような絵でありますが、
急かれるままに、公開させていただきました。
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百休推奨名言綴り(14)【瞼の母(完)】

2010-03-24 16:12:07 | 日記
 県立図書館で借りました【瞼の母】の本には、
    瞼の母
     沓掛時次郎
      一本刀土俵入り
       雪の渡り鳥
        中山七里
         勘太郎月の唄
          直八子供旅
との 七つの戯曲が収録されております。

いずれも名作ばかりでありますが、巻末の 平岩弓枝さんの
解説を見ましたら、【瞼の母】に関しまして、次のようなことが
書かれておりました。

長谷川伸さんは、明治17年 横浜でお生まれでありますが、3歳の
とき、父上の放蕩がもとで 母上が家出なされたそうでありまして、
以来ぷっつり消息が途絶え、捜すあてもなかったそうでありますが、
この戯曲がヒットし、全国各地で公演中の 48年後の昭和8年、
劇的な再会を果たされたとのことであります。時に お母上こうさん:
71歳、伸二郎さん(実名):49歳だったそうでございます。

ところで、当たり前の話ですが、戯曲は セリフの掛け合いで、
ストーリーが展開いたしますが、普段、普通の小説やエッセーや
ノンフィクションものに馴れきっておりますせいでありましょうか、
会話の応酬に 人いきれをプンプン感じるどころか、汗や唾までも
降りかかってくるよう 感じられたのでございますが、

それでは、3月19日付け当ブログ【瞼の母(1)】の名セリフが
原作ではどうなっているのかを、記すことといたします。

<前段のセリフ>
 おはま 忠太郎さん、お前さんも親を尋ねるのなら、
      何故堅気になっていないのだえ。
 忠太郎 おかみさん。そのお指図は辞退すらあ。
      親に放れた小僧ッ子がグレたを叱るは少し無理。
      堅気になるのは遅蒔きでござんす。
      ヤクザ渡世の古沼へ足も脛まで突ッ込んで、
      洗ったってもう落ちっこねえ旅にん癖がついてしまって、
      何の今更堅気になれよう。よし、堅気で辛抱したとて、
      喜んでくれる人でもあることか
      裸一貫たった一人じゃござんせんか。
      ハハハハ。儘よ。身の置きどころは六十余州の、
      どこといって決まりのねえ空の下を飛んで歩く
      旅にんに逆戻り、股旅草鞋を直ぐにも穿こうか。

<後段のセリフ>
 忠太郎 俺あ厭だーー厭だーー厭だーー
      誰が会ってやるものか。
      俺あ、こう上下の瞼を合せ、じいッと考えてりゃあ、
      逢わねえ昔のおッかさんの俤が出てくるんだーー
      それでいいんだ。
      逢いたくなったら俺あ、
      瞼をつぶろうよ。
         

この稿、終ります。お読みいただきまして誠にありがとうございます。
卒園式・卒園旅行・終業式も終りまして、いよいよ春休みが始まりました。
そこで愚生は、明日からの 今月いっぱい、俄良寛さんになりまして、
子供たちを相手する役柄をこなしますもので、申し訳ないのでありますが、
その間、当ブログを お休みさせていただきたく存じます。
ご了承の程 何卒 よろしくお願い申し上げます。
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百休推奨名言綴り(13)【瞼の母(4)】

2010-03-23 16:34:20 | 日記
 長谷川伸先生の代表作 【瞼の母】 は、戯曲であります。
愚生は、これほど歌に惹かれておきながら、いまだ原作は
読んでいないのでありました。

当記事(1)で記しております、愚生が 一番じ~んとくる部分、
作詞者である 坂口ふみ緒先生が お創りになったセリフで
ありますが、いったい原作では どのようになっているのか、
まずは、気になるところであります。

本ブログを書き始めるに当たり、
「これは、読んでおかずばなるまいて」と思いまして、
最短時間で入手すべく、公立図書館で借りることとしました。

パソコンで検索してみますと、県立図書館に一冊だけ、
幸運なことに 貸出し中ではなく架蔵されている状態でしたので、
近くの市立図書館分室まで届けて貰うよう手配したのであり
ますが、まっこと便利な時代になったものでございます。

一方、パソコンを使われない方は、こんなサービスを享受でき
ないのでありますから、デジタルデバイドが すっかり定着して
しまっている現実を、改めて認識させられた次第であります。





この稿、完結するつもりでやんしたが、明日に続くでござんす。
堪忍してくんねぇ。
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ひと息いれる稿(13)【 椿 】

2010-03-22 11:22:09 | 日記


 本日は、【瞼の母(完結編)】をと 思っておりましたが、
ふと、軒下の椿を見てみましたら、今まで見たことのない、
縞模様のない 赤一色の花が一輪だけ、混じって咲いており
ましたので、それをご紹介させていただくこととしまして、
お開きとさせていただきます。
ご免なさんせ。



下の写真は、H22.3.24 Am 撮影したものです。
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百休推奨名言綴り(12)【瞼の母(3)】

2010-03-21 13:29:47 | 日記


 メンバーは皆さん、楽しみながら一生懸命やって下さいました。
お客様の反応よりも、このことが何よりも嬉しいことでありました。
このような枠組の中に立ちました場合、芝居の中身はともかくも、
メンバー全員 互いに気を遣いながら協力し合って進めてゆくことが
何よりも、お客様の心を掴むものであることだと思うのです。

お客様の大部分は、若い方であります。多分 番場の忠太郎だなんて、
初めて聞かれた方が ほとんどではなかったでしょうか。
(何やら最近は 若い方が、長谷川伸さんを注目し始めたという
ことではありますが)

喜こびを表して下さったのは、やはり年配の方が多かったです。
何と BC社さんの大将からも 声が掛かったので あります。
「ぜひ、いっしょにゴルフしましょうよ!」とのお話も。
やりはしなかったですが、嬉しいお話でありました。

A社さんの当該セクション最高責任者の方は、ほどなく専務さんに
昇格されたのでありますが、当時 常務さんでありまして、
「盛り上げてくれて ありがとう」
とのお言葉を そのとき頂戴したのであります。
                             
それ以後 わが社の幹部を連れ ご挨拶にお伺いした折には、
「この君には、たいへん良くやって貰っておりまして、
当社一同 大いに感謝しているところです」
と、必ず 話して下さるのでありました。




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百休推奨名言綴り(11)【瞼の母(2)】

2010-03-20 13:26:02 | 日記
 ある大きな会社(以後 Aと呼びます)に、たいへんお世話になって
おりました。それは、わが社だけではありませんで、競合する他の2社
(以後 B C と呼びます)も同様、どちらかと言えば わが社以上に、
お世話になっている様子でありました。

ある年のことです。
Aさんの忘年会に、我々 業者も合同させていただけるように
なったのであります。

そこで我々業者は、どちらともなく集まりまして、次のことを
決めたのであります。
忘年会では、それぞれの会社毎、何かしらの出し物(演芸)を用意し、
平素 Aさんからいただいている御恩に ささやかではあるものの、
お応えしようではないかと。

愚生は思いました。
「本業では遅れを取っているものの、これには絶対負けられん!」
「いよいよ おいらの本領を発揮する時がきたぞ!」と。

時代劇をすること、およびその演目は、すぐ決まりました。
作・演出・主演・主題歌は、おいらであります。
家にあるカツラや衣装を想定しながら、
日頃 A様の仕事にタッチしている関係者全員の出番を
こさえた、台本を書きます。

一週間ほど前からは、定時後、会議室で、練習を重ねるとともに、
大道具・小道具つくりに取り掛かります。

いよいよ当日がやってきました。
場所は、県庁所在地最大級ホテルの大宴会場。
こんなに大勢さんの参加する忘年会は、もちろん愚生も
初めてであります。

演技が近づいてきました。心地よい緊張感に包まれます。
舞台の袖で、景気付けに 酒を一口 飲み干します。
明日に続きます。ご免なさんせ。
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百休推奨名言綴り(10)【瞼の母(1)】

2010-03-19 14:31:58 | 日記
 「おかみさん、今何とか言いなすったね
 親子の名のりが したかったら
 堅気の姿で尋ねて来いと言いなすったが
 笑わしちゃいけねえぜ
 親にはぐれた小雀が
 ぐれたを叱るは 無理な話しよ
 愚痴じゃねぇ 未練じゃねぇ
 おかみさん
 あっしの言うことを
 よく聞きなせぇ
 尋ね 尋ねた母親に
 倅と呼んで もれえぬような
 こんなやくざに 誰がしたんでぇ

 何を言ってっやんでぇ
 何が今更、忠太郎だ 何が倅でぇ
 俺にゃおっ母は、いねぇんでぇ
 おっ母さんは、俺の心の底に居るんだ
 上と下との瞼を合わせりゃ 逢わねぇ昔の
 やさしい おっ母の面影が浮かんでくらぁ
 逢いたくなったら
 逢いたくなったら 俺ァ瞼をつむるんだ


何とも言えません。
いいですねぇ。うっとりします。
これは、中村美津子さんが歌われました
原作:長谷川伸 作詞:坂口ふみ緒 作曲:沢しげと
の各氏からなる名曲【瞼の母】のセリフ部分であります。

愚生は、このセリフのくだりが、好きで好きで
たまらないのであります。

母親は十分愛してくれましたし、まだまだ健在でありますし、
一度も ぐれたことも ぐれかけたこともないのでありますが、
どうしてなのだか、惹かれるのであります。
涙がでてくるのであります。
明日に続きます。ごめんなすって。
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百休半ドンカラム(27)【唱歌(2)】【四季の雨】

2010-03-18 15:17:56 | 日記
 先ほどまで、こぬか雨が降っておりましたが、なにやら少し明るく
なってきましたようで、もうほとんで落ちてはいないようです。

昨日も申し上げましたように、唱歌が好きなものですから 録画して
いたのでありますが、3月8日 pm10:00~ BS日テレ で放送されました
「BS日本・こころの歌 叙情歌集①」という番組を、先頃 見たので
あります。

そこで、最初に歌われた歌は、「小6 文部省唱歌」と記された、
愚生が初めて聞く曲でありましたが、上質な日本的情緒にあふれ、
たいそうしっとりした、とてもしみじみとした曲でありまして、
こんな好い歌を今まで知らなかったとはと、恥じ入る気持ちが
混じってはいるものの、いっぺんに気に入ったのであります。


     四季の雨

             文部省唱歌
 
 一 降るとも見えじ、春の雨、
   水に輪をかく波なくば、
   けぶるとばかり思はせて。
   降るとも見えじ、春の雨。

 二 俄に過ぐる夏の雨、        俄…にわか  
   物ほし竿に、白露を
   なごりとしばし走らせて。
   にはかに過ぐる夏の雨。

 三 をりをりそそぐ秋の雨、
   木の葉、木の實を野に、山に、   木…こ
   色さまざまに染めなして。
   をりをりそそぐ秋の雨。

 四 聞くだに寒き冬の雨、
   窓の小笹にさやさやと、      小笹…をざさ
   更行く夜半をおとづれて。     更行く…ふけゆく
   聞くだに寒き冬の雨。

   (「新訂尋常小学唱歌(第六学年用)」昭和7.12 )


作詞作曲は、どなたでありましょう。文部省唱歌とあるのみです。
愚生は思います。
すばらしい歌を作って下さった方は、その歌がある限り記録され
讃えられるべきであろうと。

ほかに どんな歌があるでしょうか。
手許にある本をめくってみるだけでも、
【おぼろ月夜】【こいのぼり】【茶つみ】【海】【われは海の子】
【もみじ】【かりがわたる】【冬の夜】【ふるさと】
と、でてまいりました。

今まで どのようにされてきたのか、知り得てないのでありますが、
文部科学省は今からでも、調査すべきであろうと、愚生は思います。

さほど昔のことではないのでありますから、全国民を対象に、
言い伝え等の情報を集めましたら、どなたがお創りになったのか、
かなりの確率で特定できるのではないでしょうか。そして、

お役所の名前ではなく、きちっと、作詞作曲された方々を記し、
その方々を顕彰し歌唱してこそ、芸術文化立国を目指す日本の
あるべき姿ではないかと思うのでございます。


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百休半ドンカラム(26)【唱歌(1)】【唱歌】

2010-03-17 17:00:09 | 日記
 
 子供のころは、ラジオ少年でした。童謡を聴くのが好きでした。
愚生の印象では、伴久美子さんが断然トップで、次が川田孝子さん、
以下、安田章子さん、松島トモ子さん、小鳩くるみさん、安田祥子さん
というような感覚が残っております。

当時にもあった町村合併のため、愚生は小4で、それまでの複式授業の
小学校から、通常授業の小学校に変わっておりまして、複式学校では、
社会を教えて下さった 伴保(ばんたもつ)先生という本当に素晴らしい
先生がおられたのでありますが、このことは置いておきまして、

新しく移った学校には、入ったばかりであられたようでありますが、
棚田国男先生とおっしゃる 音楽教育にとても熱心な、
後に県を代表する児童合唱団の常任指揮者となられたのでありますが、
ことほど才能豊かな先生がおられまして、

瀬戸内海のとある島の臨海学校の 夕方の浜辺で、
先生のアコーデオン伴奏で みんなして歌ったことが、
終生忘れられない思い出になっていたり、
NHK全国唱歌ラジオコンクール予選に参加したりしたこととか、

特段 目を掛けられたことはないのでありますが、
情操を大いに深めていただいたことは確かでございまして、
愚生が飛びっ切り 童謡や唱歌が好きでいますのは、
このふたつの事象が強く作用しているからに他ならないと、
今、さめざめと思われるのであります。

下は、その好きな唱歌に関しまして、
愚生が作りました、拙い詩であります。



        唱 歌

     好きでした
     わからない言葉も気に
     かけず 心地よく
     融け込めていたふうに
     思います
     早春賦・花かげ・おぼ
     ろ月夜・夏は来ぬ・わ
     れは海の子・里の秋…
     物深く気高く 馨しき
     その表白 その情景よ
     折節浸る この幸せよ
     年行きて 今  
     一層好きになってます
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100q呆ケかけトーク(1) 【桜の開花宣言について】

2010-03-15 12:56:36 | 日記
 3月11日と13日の当ブログ、桜開花宣言に関し「標準木」なる呼び方をして
いましたが、これは間違いでありまして、「標本木」が正しい呼び方でござい
ますので、ここに お詫びと訂正を申し上げます。(原文は訂正済みです)

さて 愚生が、我が家の桜の開花日の記録を取り始めまして
6年しかならないのでありますが、そのデータは、
 H17:3/21 H18:3/23 H19:4/2 H20:3/20 H21:3/13 H22:3/11
となっております。

少し早まってきていると言えそうでありますが、
気象庁さんでは、いつから標本木による開花宣言を行って
いるのでしょう。愚生は、少なくとも50年は経っていそうに
思うのでありますが、

一般的な寿命は 大体70年といわれているソメイヨシノの、そのほとんどが
最後の最後まで花を咲かせるということは、ニアリィイクォールの寿命の
人間から見ました場合、ほんとうに「スゴイなぁ」と感心するのでありますが、
一方、「ボケは大丈夫なのかなぁ」と、我が身に照らし合わせましても、
気に懸かるところではあります。

暑くてたまらない日、背広をピシッと着ておられる年配の方に対し、
「よく我慢できるなぁ」と、若い頃は思ったものでありますが、
その年頃になりまして、何かそんなに暑いと感じなくなっている自分を
発見し、「そうか、年を取ったら感じなくなるのだなぁ」と、
妙に納得した経緯があるのでございますが、

ひょっとして 桜の標本木も同じではないだろうか、暑さ寒さに対しその
感度がボケてくる結果として、開花時期がズレてきはしないだろうかという
心配が、我が事のように体中を駆け巡っている今日この頃であるのです。
 







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100q呆ケかけトーク(0) 【序】

2010-03-14 19:46:29 | 日記
 何やら お役人が、天下り先を確保するため特殊法人を作るが如く、
次から次へと思いつくまま、新タイトルを設けさせていただいている
のでありますが、どうやらもう一つ、既存タイトル以上に うんと気楽に
ノタマエル、いうならば 無責任に呆け事を書き込めるタイトルがあれば、
今日のような 急に何かに かからざるを得ない日には「ありがたいなぁ」と
思うだろうにと、本日 思い到った次第でございます。

で、散歩中、そのタイトルを一生懸命考えまして、「ボケカケトーク」と
決めたのであります。「ボケカケ」とは「呆けかけ」と、もう一つ
意味を持たせておりまして、呆→勃 ケ→起 かけ→欠け としましたら、
多分お分かりいただけたかと思うのでありますが、ふたつとも自覚すること
おびただしいものがある昨今ならぬ昔からでございますが、今日のところは
これにて失礼させていただきまして、晩御飯いただくとします。
それでは ごめんくださいませ。 
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ひと息いれる稿(12)【 桜 】

2010-03-13 12:48:40 | 日記


 写真は、3月11日付け当ブログで書かせていただいた、
愚生が、我が家の桜の開花記録対象に用いております標本木の、
本日午前中の、ある上枝(ほずえ)の様子でございます。

我が家には他にもソメイヨシノが2本、まだ育樹中の しだれ桜が2本
あるのですが、飛びぬけて早く咲くのこの木を あえて標本木と
しましたのは、下の写真、H15.3.29付け産経新聞の読者投稿欄、
「談話室」に載りました愚生の拙稿に纏わる桜でありますことから、
格段の思い入れを有しているということに 他なりません。

その朝、いつも通り 新聞に目を通しておりましたら、
何と、気恥ずかしい 我が名前が出ているものですから、
それはもう たいへんびっくりしたものでありました。

タイトルを変えられておりましたのが、少し気に入らなかったのでは
ありますが、採用された喜びは、もちろん それを吹き飛ばして
余りあるものでございました。

そして この記事の冒頭に書いております裏山一帯の景色は、
昨年12月10日付け当ブログで 公開させていただきました、
「いつの間に出でし山の桜よ」という、拙い歌になって
いるのでございます。


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