百休庵便り

市井の民にて畏れ多くも百休と称せし者ここにありて稀に浮びくる些細浮薄なる思ひ浅学非才不届千万支離滅裂顧みず吐露するもの也

突如発行単発稿来む(2)【イノシシ捕獲】

2010-10-13 16:38:53 | 日記

我が家から 3,40メートルぐらい下の山裾の、
友達のカッチャンが仕掛けていたワナに、イノシシが掛かりました。
叫び声も 呻き声も 何も 聞こえませんでした。

渇水のときは 水をやる等、折角 順調に育っていた栗の木 10本ほど、
食べもしないのに、途中からボキッと咬みちぎられ 樹形を台無しにされ、
挙句の果てには 引き抜かれ、柿の木も ボキボキ折られ、

サトイモも ジャガイモも サツマイモも カボチャも 喰い荒され、
土手や石垣を崩され、田畑の水路をメチャメチャに壊され、
散歩道の路肩を ボコボコに掘り起こされ・・・でありますから、

それこそ 八つ裂きの市中引き回しの刑にしてやっても、憎さは
治まらないぐらいの、ハラワタの煮えくり返る、 
まさしくコイツは、それら犯人いや犯獣のうちの一頭でありましょう。

カッチャンが 「掛かったぞぉ!」と 言いに来てくれました。
オイラは、処刑現場を見れば、ヤツラにやられた面々の無念が
少しは果たせるのではないかと、カメラをぶら下げ、
行ったのであります。

キャツは ワイヤロープを絡ませ へたり込んでおりました。
100Kg は あろうかという オオモノです。
時折 鼻先を上に持ち上げ、息を フゥーっと 出しています。
猟友会の人が、一発 BA~N と打ち込み、短刀で胸にトドメを刺しました。


軽トラックに乗せたところです。
妬ましいほど艶かしく コンモリ盛り上がる キンタマ山塊指差すや、
「ここは最高に旨いでぇ!」との猟友会の人の言。
らしいです。


この上の左足先の            上の黒点が         
黒いタテの線が              鉄砲の弾痕です。  
ワナの痕ですが、         
ほんの僅かな
引っ掛かりで
危ないとこでした。



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ひと息いれる稿(27)【秋たけなわ(2)】【コスモス】

2010-10-10 09:04:41 | 日記








本日は以上 写真のみであります。好い休日でありますように!
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愚息物語(22)【小学校の運動会】

2010-10-08 19:31:16 | 日記
 昔むかし あるところに オジイさんとオバアさんがおったそうな。
それでじゃ、辻褄が合わんのじゃが、ついこの前の日曜日じゃから、
10月3日 じゃな、カワイイカワイイ 孫達が通う小学校の運動会があった
ようで、せいいっぱいの食べ物を持ってじゃな、大阪まで行ったそうな。

おジイは 少しでも近くから うーんと好い写真を撮ってやろうと、
ひとりで運動場の周りを ウロウロしたのはいいんじゃが、
演技や競技をしている孫たちがじゃ、絶対にこの中におるはずじゃと、
たるんだ細い目じゃが カッと見開いて、隅から隅まで順番に見るんじゃが、
相手が動いとることもあってかのぉ、カワイソウなことに
孫たちが何処におるんか 見つけることができんかったそうな。

で、撮れた写真はというとな、下の写真のように
実際に動いていない ジーっとしとるときだけになって、
孫たちにゃ たいへん申し訳ないことになってしもうたんじゃ。
「許されよ、子供たち」と、心の中で オジイは謝ったそうな。

来年は そんなオジイでも 間違いなく見つけられるように、
派手な色の 靴か 長い靴下を 事前に渡しておくらしい。







その日の夕方のこと、
よくできた 子供たちの優しいお母さんは、
運動会から自宅に戻った オジイさんオバアさんに、
取って置きの写真を メールで届けたそうな。
ジジババは大層喜こび、すぐ写真にしたそうじゃ。オシマイ。


このキャラ、どっかで見たような気が・・・
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百休怒り残らむ(4)【谷垣さん、お辞めなされ】

2010-10-02 12:01:05 | 日記
 9月25日付け当ブログで 尖閣問題につき書いたのでありますが、
普通は 心の内を吐き出しますと 少しは スッキリするのでありますが、
未だ愚生の心は 煮えたぎったままでありますものですから、本日は、
そこで言い足りなかったことを 以下 述べさせていただこうと存じます。

国家観のまるでない 民主党であり菅政権でありますから、
腑抜け外交となりますことは 充分 予測しておりましたものですから
当初、漁船ごと拘束したことには、正直 びっくりしたのであります。

「おっ、前原さん やるねぇ、そうでなっくちゃ!」と、心から応援して
おりました。ところが 中国が、100年も時間が遡ったような滅茶苦茶な
報復行為をやり始めてからというもの 政府の対応といったら、
菅さんの目が如実に現しておりましたように、まるで視点が定まらず、
漂流している船のようでありまして、極めてお粗末な対応であったの
ですが、そのとき、

『2チャンネル』の『速報ヘッドライン』のスレッドに目を通していましたら、
谷垣自民党総裁の「自分なら、すぐに釈放していた・・・」という、何と言う
おぞましい 驚嘆すべきコメントが出ていたのであります。

愚生は わが目を疑いました。
実のところ、オイラには こっちのパンチのほうが効きました。ノックダウンに
到る決定的なパンチとなりました。まさに呆然自失、一縷の希望が断たれて
しまったのでありますから、心が完全に萎えてしまったのであります。

その後の谷垣さんの言動を見ましても、まったく駄目であります。とにかく
決定的に、挑戦者たる野党総裁としての資質に欠けているのであります。
これでは 絶対に民主党に勝てません。もっとヒドイのではないかと思える
ような言動さえ散見されますし、幹事長が石原さんに代わりましたが、
二世議員特有の甘さというのでしょうか が目立ち、自信とか気魄とかが
伝わってこないのでありまして、この分では、現時点の自民党には
ほとんど期待は持てそうにないのであります。それにしましても、

よくもまぁ こんな人が キーパーソンとして、今まで命脈を保ってきて
いたものであります。でも どうしてこんな 情けない人を総裁に担いで
いるんですか。野党であるにも拘わらず、戦時態勢であるという認識が
欠けているのです、今の自民党さんは。同党の他の代議士さん、党員さん、
しっかりして下さいな。お願いであります。この駄目さ加減を一刻も早く認識し、
早急に体制を立て直して下さい。このこと 心から お願い申し上げます。

最大野党のこんなテイタラクを目の当たりにしますと、残念ながら
日本の自業自得ともいえる悲劇は 当分止みそうにありません。
当面の薄っぺらな対応ばかり議論していて、肝心の、何故こんな
屈辱的な対応を採らざるを得なかったのか という根本的な議論が、
まったくと言っていいほど 為されていないのでありますから。
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百休庵ご紹介(15)【良寛神社】

2010-10-01 15:04:49 | 日記

百休庵の中の座卓の上のお盆の中の【良寛神社】であります。

 愚生の日常は 大概、朝、犬の散歩、
実際には オイラは自転車で 犬はカケッコでありますから、
散歩ではなく散走と呼ぶべきでありますが、

それから帰りますと、この良寛さんの前に坐りまして、
産経新聞を読みながら心穏やかに、と そうであれればいいのですが、
中国と政府の対応を見ますと、ついつい頭に血が上ってしまいますが、
百休流手前で 抹茶を喫するのであります。

ところで 愚生は 思うのであります。
歴代の日本人のなかで、誰が一番 愛され慕われているだろうか 
考えた場合、それは断然 良寛さんではないだろうかと。

出版されております書籍の数につきましても、良寛さんに纏(まつ)わる本が
多分 NO1 ではないだろうかと 思うのであります。
愚生ですら
   書籍名           著者       出版社
 ・【良寛の四季】       荒井 魏     岩波書店 
 ・【良寛】           水上 勉     中央公論社
 ・【良寛を歩く】        水上 勉     日本放送出版協会
 ・【良寛 詩歌と書の世界】 谷川敏朗     二玄社          
 ・【良寛】           栗田 勇     春秋社
 ・【良寛入門】        季刊墨スペシャル 芸術新聞社
 ・【仏教を歩く『良寛』】   朝日新聞社    朝日新聞社  
 ・【良寛異聞】        矢代静一      河出書房新社
と、これだけの本を 所持しています。

愚生も 好きであります。トップスリーに入ります。
良寛さんゆかりの地、出雲崎も玉島円通寺も寺泊の五合庵も行ってます。
書体が ほんとうに素晴らしいです。癖もトゲも 全くありません。
それでいて、時代を超越している字といえるのでしょう、いつも新鮮で
ありますし、これほどの やさしさを湛えた 素直でチャーミングな
文字をかける人は、ほかにはおられないのではないかと思います。
もちろん今朝も 当神社に お参りいたしております。

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