鎮守の森の学校(京都北山細野の神主)

日々感じる事を想いのままに書き綴っています。神主として品位に欠ける表現が有るのはボケが始まったとお許しください

まあ!すごい雨。山がトロケソウなくらい。

2018年07月05日 | 自然

ここ京都北山に移り住んで40年近くなるがこんなに降ったのは初めてです。まだ続いて降るのでしょう。

我が家の東側の林道

流れ出た土砂が前の道に流れ出ているので取り除かなければ出られない。(今急いで出る予定がないので雨がやんでから)

100メートルほど上のイネ

これより上は川の水位が道を超えているので通るのは危険。

田んぼの段差が滝になっている

手前の川は何時もならもっと低くて写真を取った位置からは見えないはず。田んぼごとに滝になっている。

今日は朝の5時過ぎからラジオで緊急避難勧告がひっきりなしに入ってきました。京北細野町の避難場所は私達の集落から5キロほどあります。

まず国道162号線(周山街道)まで3キロあり、この間2番目の写真のように増水すると濁流で道路がわからなくなり川に転落する可能性があるために出れません。

この小さな集落の公民館は山の斜面の下にあるため安心な場所ではありません。自分の家が少しは安全だとみんなが思っていますので避難場所にはなっていません。

今は小降りですがここしばらくは雨が続くようですから「運を天に任せてガマン、ガマン」です。

電気が通じている間は大丈夫でしょう。国道までの間で電柱や木が倒れたら復旧するのに時間がかかります。(このあたりは過疎地なので何時も復旧が遅れます)

今また避難勧告が発令されました。「桂川が周山、黒田、宇津地区に避難勧告」が出ました。先程桂川の支流の弓削川に警報が出たのでまた先年のように周山地区で洪水が起こる可能性が出てきました。

桂川本流の水位が高くなると流れ込む弓削川の水が行き場をなくして周山の街に溢れ出るのです。

この水が京都市内(嵐山)に出るまでに日吉ダムがありますがこれだけの雨が降ると溜めきれないと思います。また嵐山の渡月橋あたりが水浸しになる恐れがあります。

このあと日曜日ぐらいまで雨が降るらしいので心配ですが、お天気のことです。「成るようにしかなりません」

周山街道が不通になれば買い物にも行けませんから美味いものは食えませんが一昨日掘り起こしたジャガイモがありますし飢えることはありません。

電気が来ている間はパソコンを開いて時間を潰します。停電になったら読書をします。買ったままで読んでいない本もありますから退屈はしません。

残念なのは今朝も雨で野球が流れたことです。明日は膝の水抜きと注射をしてもらう日ですが国道が不通になれば行けません。(良い言い訳・膝の注射は痛いのです)

今また桂川(周山)が洪水の恐れが有るために上流地区の広い範囲で避難勧告が出ました。もう氾濫するのは時間の問題です。

先程からこの集落の消防車が出て警戒にあたってくれています。地区の消防団員です。

午後2時過ぎに雨が小ぶりになったので我が家の周辺を見回りました。その時の写真です。

停電になる前にサウナに入ってゆっくりし鋭気を養っておきます。

追伸

15時50分・今また避難勧告発令されました。桂川下流です。嵐山、嵯峨地区です。

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