鎮守の森の学校(京都北山細野の神主)

日々感じる事を想いのままに書き綴っています。神主として品位に欠ける表現が有るのはボケが始まったとお許しください

今シーズン4匹目の獲物は雄鹿

2012年12月14日 | 狩猟

12日の夕方に朝のうちに見回りに行けなかった奥に仕掛けてある二つの檻を見に行きました。

一番奥から二つ目の檻に近づくとガタガタと人の気配に反応する何時もの(あまり何時もではありませんが、今期は偶然、初っぱなから一度に3匹も獲れましたが)音が聞こえて来ました。昨日来た時にはイノシシの足跡が近くに有ったので、イノシシかな、と期待しながら近づいたのですが,残念鹿でした、小さな角を持った雄の鹿でした。

もう日没が近いので鉄砲を取りに帰ることも出来ませんから,明日にと言うことにしました。

早速明日の助っ人を何人か連絡しましたが,皆さん勤め人なのですぐには休めない明後日ならいけるのにと皆さん今回は敬遠、これがイノシシなら「行く行く」でしょうが。

最後に頼りになるのが小川君です、明日昼からなら行けると言ってくれました。やはり男は義理が大切ですね。

13日朝から元の職場の一人が京都府立北桑田高校の森林リサーチ科の見学に来ました。彼を案内して北桑田高校の木工実習所に案内し、春まで細野の春日神社の総代さんだった藤原さんの「よろず庵」にも案内しました。「よろず庵」に関してはまた詳しく紹介したいと思います。

お昼前に我が家の丸太小屋に戻り囲炉裏でボタン鍋を炊き始めたら小川君がやって来て一緒に食べました。

このイノシシも最近小川君が滋賀県で獲ったもので脂がよくのっていて美味しい猪肉でした。

食事の後小川君と檻に入った鹿を取りに行き,自宅の前で何時ものように解体して二人で分け合って終わりました。

今回の鹿は角がまだ分かれていない雄鹿でした。今シーズンは解禁日から一ヶ月にもなりませんがもう4頭も鹿が檻に入りました。

今期は何かと忙しくて土日に美山のチームでの狩猟にはまだ一度も参加出来ていません。恐らく年内は演習林周辺への出猟は無理でしょう。年明け雪が積もったら出かけることが出来るでしょう。

今年は雪が多そうです、背丈を越える積雪の中での猟は大変です、特に倒した獲物を車の有るところまで引っ張ってくるのは息が切れます。それに、寒い中での待ちの為に厚着をしているので行動すると汗をブウブウかいてしまい、そのあとの寒いこと、思い出すだけでもゾッとしますが、それでも行くんですね。好きなんですね!

イノシシを獲りたいためにと害獣駆除のために檻猟もしていますが本当の猟はやはり犬を放してチームでやる鉄砲猟です。 アノ待っている間の緊張感がたまりませんのや! 思いっきり寒いですが。

写真は出番を待つ愛犬カヒちゃんです。

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