諸葛菜草叢記

 "窓前の草を除かず“ 草深き(草叢)中で過ごす日々の記

大寒の日のアイロニー

2010-01-20 18:45:36 | 日記・エッセイ・コラム

  大寒・・・・冷気の極。寒の入り(小寒)から数えて16日。日本列島に居座って、各地に風害・雪害をもたらした強烈な寒気は抜けました。大寒の日にしては、春を思わせる暖かい日であります。寒いのは、本日は、18℃、好い日です。

    新主張 何の事にも 【超】を付け ー夢

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  「超高齢化」 「超少子化」の方向に、我が国は進んでおります。間違いありません。「1億3千万人は、どう考えてもこの国土には多すぎる。適正数への補正が、少子化なのだから、慌てることはない。・・・」 ▼ 最近、売れています「日本辺境論」の著者内田 樹先生の御意見であります。人間も、自然の動物界の一員です。、一定面積の中で、個体数が増えすぎれば、【淘汰圧】が働いて適正な数に向かうのは仕方の無いことかもしれません。▼ ちなみに、内田先生は、日本の先行きを、「『端正な隠居国家』の実現に国家目標にして・・・・、美しい里山、白砂青松、温泉、スキ-場など、観光資源を」生かした【ホスピタリティ産業】に見いだすべきだ、と提案されておりおります。▼ そういえば、最近は、観光名所には、案内のボランティアの方々が多く見受けられます。そのノウハウは、十分に蓄積できるかも。

 ★ 「超」の行きがかり上、「蝶」の写真を撮って、川柳に添えました。沖縄・石垣島以南に棲むベニツマチョウ です。、ここより20㌔位の所に在ります「昆虫の森」の温室には、何種類も亜熱帯のチョウが年間を通じて見られます。▼【超】と【蝶】の取り合わせは、苦心の小細工、こじつけ。〈♪ちょうちょ ちょうちょ~#〉で迫力を欠きますかな・・。

  重油焚き  キュウリハウスは  温暖化  ー夢 蔡ー

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  写真奥左が、重油を熱源にした温室。右はガラスハウス。手前は牛蒡。霜にやられないように寒冷紗かけてます。、作物を変えれば、全国何処でも見られるビニールと、真っ直ぐな土地改良農道の田園風景、日本農業の近代化であります。▼ 「新鮮野菜の自給率」に限れば、高く出ることでしょうが、この事実は「石油」無しでは考えられないことも肝に銘じておくべきでしょう。

  【帰 農】・・「若い人たちのイニシアチブで共同的に運営される新しい農業の形が、いま同時多発的に各地に生まれています。」 これは、「農業共同体を基幹単位とした共同体の再構築」の可能性がある。このように内田 樹先生は述べられています。いい話ですが、かっての「 武者小路流 『新しい村』 」の理想主義を感じてしまうのは、深読みでしょうか。

  専業農家の友人と飲みました。彼の話は、「こんなキツイ労働をするのは、オレで終わりにするよ」で何時も終わる。

  穀物を エタノールに変え 飢餓は増え  -夢 蔡ー

 

  

 


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