山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

中華饅に満足

2024年02月24日 | 日記とレシピ

 国体改め、国民スポーツ大会の開催とともに、とってつけたように『平年並み』に寒くなった当地。

 これで、何とか冬の国スポも実施できるんじゃないかな。

 さて、せっかく寒くなったことだし、昨日のワンタンで余らせたひき肉もあることだし、何か体中がホッカホカに温まるランチにしましょう。

 で、考え付いたのが中華饅とピザまんなんです。

 余っている挽肉が150gで、中華饅にはちょっと足りない感じ。

 だったら、別の食材を使って何かできないかと考えた結果です。

 先日、久しぶりに焼いたピザで、なんとなく美味しいピザの条件みたいなものが見えてきた気がするので、ピザまんという形で再現できないかと考えました。

 かなり考えた結果、大体の構想がまとまったので調理を始めます(注 結局挫折する話です)。

 大筋としては、 中華饅の餡づくり ⇒ 生地作りと発酵・ピザまんの餡づくり ⇒ 加熱 ⇒ いただきます

 という感じです。

 では、行ってみましょう。

 下ごしらえ・調理の部

 餡(中華饅)の部

 以前の自分のレシピを読んだら、不備が色々あったし、変更点もあるので、あらためて記録します。

 ・メインになるのは、豚ひき肉150g、タマネギ大1/2、レンコン50gと春雨16g

 ・タマネギとレンコンはみじん切り。パン粉10gと茹でた春雨を半分に切って加え

 ・ひき肉も合流

 ・醤油25,中華出汁12、砂糖とごま油各8gを加えます

 ・ゴムベラで混ぜていくと

       いい感じにまとまりました!けど、ちょっと待った!

 これで十分じゃねえか?

 考えてみると、ひき肉が足りない分、レンコンとか春雨とかをかさまししてたんで、こんなにいっぱいになってしまいました。

 こりゃあ、ピザまんは無理だ。

 まあ、仕方あるまい。

 そもそも中華饅は、すごく美味しいはずだから、これ単独でも問題はなかろう。

 生地作りに移ります。(こうなるんだったら、生地の発酵を早めに始めるべきでしたが、これも仕方がない)

 ・薄力粉200,強力粉70,砂糖40gとサラダ油7gまでは今まで通り

 ・今回は、たまたま、ベーキングパウダーとドライイーストが9gずつ(少し多めに)入りました

 ・ここに、ぬるま湯(40℃ほど)130mlを2回に分けて回しかけて

 ・途中まで箸で、途中から手でまとめていきました(ラップをかぶせます)

 ・最近見付けたレンジの『発酵機能』で40℃30分加熱

 これ、北国の住民には極めて便利! 常温が低すぎるのだ。

 ・ふっくらと膨らんだ生地を

 ・大体6個に分けて

 ・餡の方も6個に分けてみました

 ※我が家の蒸し器だと、一度に全部は入らないので、2回に分けて蒸す作戦で参ります

 ・強力粉の打ち粉を敷いて生地を丸く伸ばしたら、餡(やっぱりたっぷりある)を乗せて

 ・生地の中にまとまるように、生地の端っこから摘まんで包んでいきます

 ※うまく言えないんだけど、餡が生地の中に納まるように掌で抱っこしながら口を閉じていく感じ

 ・沸騰させた蒸し器に、クッキングシートに乗せた中華饅を並べて、強火2分、弱火20分

 ・この間に残りの3個も包んでおきましょう(これは裏返しバージョン)

 ※口さえちゃんと閉めていれば、裏返しても大丈夫

       1個目が出来ました

 一応、半分に割ってみると、

       フワフワの生地に、たっぷりの餡

 アツアツを戴きます。

 味、香り、食感、どれも申し分なしです。

 みんな喜んで食べていました。

       2個目も蒸しあがりました

 「違った味付けなんて、いらないわね。これで十分。」

 同感。

 ピザまんとかカレーまんとかを作ると、目先が変わるかもしれないけれど、やっぱり、中華饅にはかなわないんじゃないかな。

 これで十分です。

 ご馳走様でした!

 ピザまんへのチャレンジは、しばらく封印するか。


やっぱり旨いわ、ウーウェンさんのワンタン

2024年02月23日 | 日記とレシピ

 本日のランチでは、冷凍しておいた中華生地を使うことにしましょう。

 で、この生地、4回分に分けてあって、1回目には焼売を、2回目には餃子を作ったので、今回はワンタンを作ることにしました。

 レシピなんだけど、今回はネットじゃなくて、うちにある料理本に書いてあったものを試してみます。

 何と言っても、中華料理のカリスマ、ウーウェンさんのレシピだから間違いないでしょう。

 ただ、ちょっと困ったのが昼時に来客が予定されているので、お客さんが帰ってから、夜勤に出かけるまでの短時間で仕上げなければならないこと。

 ま、なんとかなる・・・かな?

 下ごしらえ・調理の部

 冷凍生地は、前もって常温で解凍しておきました(塊になってます)。

 から先に作りましょう。

 ウーウェンさんのレシピは、かなりシンプルです。

 ・ひき肉150gにネギのみじん切り1/2本とショウガのすりおろし適量を入れて

 ・酒大さじ1、醤油大さじ1.5、サラダ油とごま油大さじ1/2

 ・ゴムベラで捏ねて、一丁上がり!(ここまで8分)

 次です。生地を伸ばします。

 ・強力粉の打ち粉である程度伸ばしたら、パスタマシンの出番です

 ・伸ばして伸ばして、切って

 最終的にワンタン麺にするので、麺とスープ用のお湯を沸かしながら、

 ・餡を包んでいきます(焦ってます。ここまで30分)

 ・スープは、1.2ℓのお湯に鶏がらスープの素大3,ごま油1、醤油1/2に、塩コショウニンニクを少々

 ・ワンタン投入

 ※手が回らないので、妻に応援要請。スープの調合頼んだ

 ・半熟卵も茹でたんだけど、殻むきも頼んだ

 ・麺を時間通りに茹でたら全部合流して

       はああああ~、出来上がり(ここまで37分)

 なんとか夜勤には間に合いそうだぜ。

 早速食べてみると、旨い!

 シンプルながら、ショウガとネギの香りと調味料とのバランスが文句なし。きまってる。

 さすが、ウーウェンさんのレシピ。

 旨いんだけど、熱い! でも、やっぱり旨い。

 家族みんなで、フウフウ言いながら戴きました。

 ああ~、旨かった!

 そして、ご馳走様でした。

 これで、仕事にも力が入るってもんだぜ。

 大急ぎで後始末をして、夜勤に出発!

 行ってきます!


なんてお手軽!ゆず蜜ういろう

2024年02月22日 | 日記とレシピ

 来訪者さんたちのブログを読ませていただくと、本当にためになることばかり。

 観光、アウトドア、文芸、音楽、グルメ、健康、生き方・・・。

 自分一人が、どんなに求め歩いても手に入らないような多くの知恵や気づきをもたらしてくれる。

 ありがたいことだ。

 その一つ一つが尊いものなのですが、やっぱりですねえ、欲タガリマタギは、即戦力になる情報に飛びついてしまうんですね。

 で、今回飛びついたのが、ういろう

 なんだか、やたら簡単に作れそうなんです。

 おお~、これはやってみる価値あり!

 早速作ってみることにしました。

 ただ、そのまま作るだけでは面白くないので、何か工夫はできないかと考えてみました。

 そうして、見つけたのが、台所にあったゆず蜜

 これを組み合わせたら、より美味しくなるんじゃないかな。

 ということで、今回作るのは、ゆず蜜ういろうです。

 下ごしらえ・調理の部

 用意したのは、

       ゆず蜜と薄力粉と砂糖だけ

 ・薄力粉50gをふるいにかけて、砂糖30gを加え

 ・水130mlで溶かすんですけど、少しずつ、混ぜながら

 ・途中でゆず蜜20gも加えて、全部をよく混ぜたら

 ・耐熱容器に濾し入れて、レンジで300w5分加熱

 ・粗熱が取れたら冷蔵庫へ

 ・約40分後、容器から出して

 ・切り分けます。(超簡単でしょう)

 ※ただし、多分、ここが最大の難関。糊状に近いので、切れる包丁を一回毎に拭き取りながら

       はい、出来ました

 本日も、スーパー朝仕事だったので、朝食には、余裕で間に合いました。

       食べやすい大きさに切りながら戴きます

 なんだか、『和』ですねえ。

 柔らかくもちもちした食感とゆず蜜の酸味と甘味。

 まさに、心が和みます。

 これは、お茶がよく似合うお菓子です。

 ご馳走様でした。

 ブロ友の皆様の情報、また、楽しいお話、待っていますね。

 これからも、よろしくお願いいたします。


みんな おきてよ!(さんぽうた215)

2024年02月21日 | いきもの

  みんな おきて!   ふきの とうた

 

おはよう!

めがさめたよ

 

なんだか

ちょっと はやすぎた?

 

まだ

そんなに ねてない きがする

 

いいのかな

 

でも

このあたたかさ

このひざし

 

うん

いいよね

 

しごとはじめるぞ

 

さあ

みんなあ おきてよう!

はるがきたよう!

 

       職場の近くの地面をよく見たら

       起き始めましたね

       この子なんか、もうすぐガク(?)が開きそう

       これは、去年の画像ですが3月になってから見つけたものです

 「随分早かったね。」

「うん。だって、すっかり春なんだもの。」

「大丈夫かな。早すぎない?」

「うん、平気。僕ら、寒さには強いよ。」

「それなら安心だ。」

「僕たちが咲かないと、虫たちも困っちゃうから、やっぱり起きなきゃ。」

「そうだよね。ということは、今年は、みんな早起きになるね。」

「そう。これからみんなを起こすのさ。」

「ごくろうさん。じゃあ、がんばってね。」

 フキノトウそのものは、前年のうちに小さな蕾を作って冬を越すのですが。

 春が来るまで、大きくなることはありません。

 でも、今年は、早くも目を覚まして膨らみ始めました。

 まあ、そうなっちゃったものは仕方がないよね。

 この日の散歩では、冬を越したキチョウさんもひらひらと舞っているのに出会いました。

 もちろん、史上最速です。

 どうか生き物たちが、春を謳歌できますように。


シンデレライカ物語

2024年02月20日 | 日記とレシピ

 むかーし昔、あるところに、イカゲソという、余りものの食材がありました。

 イカゲソは、余りものなので、義母様や義姉様達から馬鹿にされながら、それでも、言いつけられた冷蔵庫の掃除をしながら毎日を過ごしていました。

 そんなある日のこと、

 「今日は、大事な王子様がいらっしゃる夕食会。私たちは出かけるから、あなたはいつものように冷蔵庫の掃除をしていらっしゃい。」

味噌義母様が言いました。

「そうよね。こんな晴れの日に、あなたの出番なんてあるわけありませんものね。」

「そうよそうよ。私たちは、きれいに着飾って出かけるから、王子様に気に入ってもらえると思うわ。」

 豆腐義姉様と油揚げ義姉様も言い、夕食会に出かけてしまいました。

 「仕方がないわね。私は残り物なんだから。でも・・・、一目でいいから、王子様に会ってみたい。」

 残されたイカゲソが呟きながら冷蔵庫の掃除をしているところに、台所の神様が現れました。

「優しいイカゲソよ。私は、あなたが毎日文句も言わずに冷蔵庫の掃除をしているのを見ていました。今夜は、あなたの願いをかなえてあげましょう。」

 そうして、台所の神様は、オリーブオイルの馬車とタマネギのドレス、ジャガイモの兵隊とトマトの侍従を用意してくれました。

「どうだい。これに乗って王子様に会いに行くがいい。きっと、王子様も気に入ってくれるよ。」

 「ありがとう、台所の神様。じゃあ、行ってきます!」

 

 ・・・朝に作ったイカ飯で残ったゲソとミミをどう調理しようかと考えた。

       これを何とかしたい

 で、考えついたのが、イカのアヒージョ

 イカゲソだけでは、どうにも足りないので、神様(魔法使い?)が登場します。

 ・シーフードミックスを少し足して

 ・トマトとジャガイモ各1個に、タマネギ1/4個を準備

 ※ジャガイモは600w4分レンチンしておきました

 ・タマネギをオリーブオイルで炒めたら

 ・ジャガイモ、イカゲソシーフードも炒めて、オリーブオイルをドバドバと追加

 ・トマトを入れたら、塩コショウして

 ・煮込んでみました

 ・おっと、ガラスの靴じゃなくて、ニンニクを忘れてたぜ

 いい香りです。

       夕食会場に登場すると

 王子様の目はくぎ付け。

 いやあ、旨かった!

「あなたのお名前は?」

「いいえ、名乗るほどのものではございません。」

イカゲソのアヒージョは、冷めてしまう前に夕食会場を出ていってしまいました。

 けれども、アヒージョの残したニンニクの香りを手掛かりに、王子さまは、イカゲソを見つけました。

「どうか、永遠に私と一緒にいてください。」

「そんな、こんな私なのに。 でも、嬉しい。」

こうして、イカゲソと王子さまは、永遠の愛を誓い合ったのでございます。

めでたしめでたし

 

 ちなみにですが、このアヒージョ、冷めても極めて美味しかったです。

 マタギも、永遠の愛を誓おうかな。