このところ、昼の散歩をしても、ときめくものに出会わなくなっている。
自分の感覚と言うかセンサーが、鈍ってきているということもあるのだろう。
しかし、それ以上に、季節の停滞感が、感動を薄れさせている気がしている。
半端に降っては消える雪に、季節も進めばいいのかとどまればいいのか迷っているような感じ。
自然界の変化とときめきが欲しいなあ。
そんな思いを抱いて帰宅し、ふと冷蔵庫を開けると、あるじゃないの、ときめきが！
そこで見つけたのは、
鶏のひき肉さんです
「これ、つくねにするのかな？」
「そのつもり。」
「俺やっていい？」
「どうぞどうぞ。」
最近、山にも行かれずに暇だれしているマタギに同情してか、あっさり譲ってもらった。
実は、これを使ってやってみたかった料理があるんですよ。
それは、レンコンつくね。
台所が混雑する前に準備だけ済ませてしまいましょう。
下ごしらえ・調理の部
上の画像のように、鶏のひき肉２５０ｇとレンコン１５０ｇがメインの材料になります。
・レンコンを千切りにして
・粗みじん切りに
※フードプロセッサーを使うか迷ったんだけど、最初だから手作業にしました
・ひき肉と合流したところに調味料（酒醤油みりん各大さじ１）
・ひと通り混ぜた後に
・パン粉大さじ３と片栗粉大さじ１を入れて
・満遍なく散らばるように箸で混ぜました
・最後はゴムベラで練って
・油をひいたフライパンにちぎり入れて、ちょっと潰したら
・弱火で蒸し焼きにしてみました
・２分ほどで周りの色が変わってきたので裏返して
・もう一度蒸し焼きにしたら、暫く予熱
ひと風呂浴びて、くつろいで、そろそろ食事かなという頃に、
・タレを回しかけて再加熱
※酒醤油みりん各大さじ２に、砂糖と片栗粉大さじ１です
・中火でゆすりながら。完全に沸騰させるとトロミもついてきます
さあ、出来ましたよお！
文句なく美味しかったんだけど、特筆すべきは、やっぱりレンコンの食感。
粗みじん切りでどうかな？と思ったんだけど、シャキシャキしてとても心地よい。
それから、今回は甘めのタレを準備して、非常に好評だったんだけど、これは、様々なバリエーションが考えられますね。
酸味もよし、辛目もよし、香味野菜風味もありでしょうな。
冷蔵庫のときめき素材。やっぱり満足させてもらえました。
これだけ楽しめるからには、クッキングマタギも、もうしばらく続きそうですね。
妻よ、冷蔵庫よ、ご協力よろしくね。