本日のランチは、非常にくたびれた。
料理がイメージ通りに進まないことが、これほど大きなストレスになることを改めて思い知った感じ。
さて、このストレスランチに先立って、収穫してきた山菜の下ごしらえを済ませているんです。これが、最終的に、癒しの料理になったので記録を残しておきます。
今回の採り場は、アオミズとアカミズの混生地帯
アカミズだけを選んで採ってきたつもりだったんだけど、
アオミズも紛れ込んでいました
一応、見分け方ですが、
左がアオミズ、右がアカミズ
葉っぱの鋸歯(ギザギザ)がまったりしているのがアオミズで、ギスギスしているのがアカミズ。ギスギスしている分(?)、表面に小じわが寄っています。
それから、
茎の根元が青いのがアオミズで、赤いのがアカミズです
食べ比べないと分かりづらいんだけど、よりさっぱりした味わいなのがアオミズで、アカミズはトロッとした粘性を備えています。
一応、学名も違います。アオミズは『ヤマトキホコリ』。アカミズは『ウワバミソウ』。
葉っぱと皮を剥いていったら軽く洗って
熱湯に入れると、鮮やかに色が変わります
冷水にさらして(まだ途中)
タッパーに移して冷蔵庫へ
ここまでで、午前10時。途中に朝食を挟んだからこんなものでしょう。そうして、ランチに向かっての悪戦苦闘が始まっていったのです。
その後、いろいろあって、夕食には手出ししないことにしました。
ただ、一つだけ妻に頼んだのがこれ。
ミズのショウガ醤油和えです
夕食の一品として加えてもらいました。
これが、美味しいんだなあ。
爽やかな味わいと食感は、天下一品であります。日中たまっていたストレスも吹き飛んだ感じ。
この収穫物の少ない時期に、この暑さにエネルギーを吸い取られる時期に、何とありがたい山菜なのでしょう。
応用範囲はそれほど広くないと思うんだけど、この爽やかさだけで十分です。
これから、秋までよろしくお願いいたします。