山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

癒しの山菜、ミズ

2023年07月11日 | 山菜料理

 本日のランチは、非常にくたびれた。

 料理がイメージ通りに進まないことが、これほど大きなストレスになることを改めて思い知った感じ。

 さて、このストレスランチに先立って、収穫してきた山菜の下ごしらえを済ませているんです。これが、最終的に、癒しの料理になったので記録を残しておきます。

       今回の採り場は、アオミズとアカミズの混生地帯

アカミズだけを選んで採ってきたつもりだったんだけど、

       アオミズも紛れ込んでいました

 一応、見分け方ですが、

       左がアオミズ、右がアカミズ

 葉っぱの鋸歯(ギザギザ)がまったりしているのがアオミズで、ギスギスしているのがアカミズ。ギスギスしている分(?)、表面に小じわが寄っています。

 それから、

       茎の根元が青いのがアオミズで、赤いのがアカミズです

 食べ比べないと分かりづらいんだけど、よりさっぱりした味わいなのがアオミズで、アカミズはトロッとした粘性を備えています。

 一応、学名も違います。アオミズは『ヤマトキホコリ』。アカミズは『ウワバミソウ』。

 

       葉っぱと皮を剥いていったら軽く洗って

       熱湯に入れると、鮮やかに色が変わります

       冷水にさらして(まだ途中)

       タッパーに移して冷蔵庫へ

 ここまでで、午前10時。途中に朝食を挟んだからこんなものでしょう。そうして、ランチに向かっての悪戦苦闘が始まっていったのです。

 その後、いろいろあって、夕食には手出ししないことにしました。

 ただ、一つだけ妻に頼んだのがこれ。

       ミズのショウガ醤油和えです

 夕食の一品として加えてもらいました。

 これが、美味しいんだなあ。

 爽やかな味わいと食感は、天下一品であります。日中たまっていたストレスも吹き飛んだ感じ。

 この収穫物の少ない時期に、この暑さにエネルギーを吸い取られる時期に、何とありがたい山菜なのでしょう。

 応用範囲はそれほど広くないと思うんだけど、この爽やかさだけで十分です。

 これから、秋までよろしくお願いいたします。