山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

猛暑日の山菜採りは超朝仕事!

2023年07月09日 | 山菜採り

 冷蔵庫のミズ(ウワバミソウ)がなくなった。タケノコも、間もなくなくなる。これは、山菜の補充に出掛けねばなるまい。

 天気予報を見ると、明日の降水確率は全県0%。これは嬉しい巡り会わせではないか。仕事が休みだし、午後から野暮用が一つ入っているだけなんだから、出かけたいですね。

 ただ、よく見ると、予想最高気温35度だと。こんな時に外遊びしてたら死んでしまいそうだ。絶対にハードな計画を組むべきではありませんね。

 ということは、手近な場所で効率的な山菜採りを目指すということ。

 だとすると、S川の枝沢辺りが丁度いいだろう。あそこなら、1時間以内に到着できるし、車を降りたらすぐに山菜畑が広がっているはずだ。

 場所が決まったので、安心して眠りに就く。

 翌朝、3時過ぎに目覚め。身支度を整え、3時半頃出発。

 既に、北東の空は白み始めているが、まだ、山菜採りができる明るさではない。目的地に着くころに、丁度夜が明けるはずだ。

 予定通りの時刻に予定御場所に着くと、のんびりと身支度を整える。

 ワラビとタケノコシーズンが終わったこの時期には、先行者も後続者も気にする必要がない。だって、誰も山に入らないんだから。

 気になるのは、動物たち。

 この地もクマの生息地だから、熊鈴は必需品ね。それから、厄介なのが、吸血昆虫たち。一応、虫よけスプレーでかなり防御できるが、早朝は気温が低いせいか活動が鈍いので、山に入るのなら、この時間がよりよい(8月のメジロアブは別だけどね)。そして、爬虫類も同様。

 熱中症対策、害獣対策、どちらから考えても山での活動は、早朝がいいのです。

 準備ができたので、沢に入る。

       小さい沢だが、森は深い。マイナスイオンが溢れている

       秋にはキノコも出るだろう

       渓水に触れただけで気分が爽やかになる

       ミズ畑その1

 少し戴きましょう。

       ミズ畑その2は、アオミズとの混成ですね(下がアオ)

 本日は、アオミズは採らない予定。したがって、手を出しません。

       ミズ畑その3

 本日は、ここで打ち止めにしましょう。向こう2週間ぐらいかな?暫くは困らないだけ採れましたから。そして、暑くなる前に退散します。

 結局、本日の山菜採りは、午前5時過ぎには、完了してしまいました。

       ウルイ(オオバギボウシ)が花盛りを迎えていました

       ヤマホトトギスでしょうか

       エゾアジサイも芯の花を咲かせ始めています

 ここは、前回訪れたときは、雪渓に埋もれていた場所なんです。

 咲いている花を見ただけでも、夏が一気に押し寄せてきたという感じですね。

 

 夏。収穫物が少なくなり、マタギたちの活動時間もグッと狭められてしまう時期ですけど、工夫しながら楽しませていただきたいと思います。

 山の神様、本日もありがとうございました。

 また、よろしくお願いいたします。