今回収穫したタケノコが、今シーズン最後。
今年最後のタケノコだと思う
だとすれば、最も食べたい料理にして戴き、有終の美を飾りたいと思ったわけです。
で、考えてみると、意外と定番の料理しか思い浮かばないんですね。
まずはタケノコご飯とタケノコ汁。これは、絶対に外せません。
もう一つが、焼きタケノコ。これも美味しいタケノコ料理の真髄と言って間違いないでしょう。
ここから先の料理は様々あるんですけど、忘れずにやっておきたいのがタケノコのしぐれ煮です。2週間前に作ったものが、そろそろなくなるので追加しておきたい。
まだまだいろいろな楽しみ方があるんですけど、これだけ戴けば、当面は満足できそう。 この辺から行ってみることにしました。
まずは ≪焼きタケノコ≫
妻から、食べたいと思うもの10本を選んでもらって焼くことにしました。
これだけは『生』で調理します。
今回は特大の10本が選ばれました
これだと、いつもの焼き時間(強火2分+弱火7分)では少々足りない感じで、上火の強火2分を追加して焼くことになりました。
お昼のおかずとして食べてみました
かなりのボリュームと美味しさです。半分消費するのがやっと。
昼の部に続き、夜の部でも戴きました。
マヨネーズと七味唐辛子で戴きました
やっぱりこの食べ方は旨い!
幾重もの皮に守られたタケノコのエキスと旨みとに、焼き上げた皮からの燻煙が乗り移って、この上ない美味しさに仕上がります。
強いて言えば、生タケノコの青臭さが少々残るので、気になる方は、それを消すために調味料・香辛料をまぶして食べます。
はあああ~。
この料理を食べられるのは、今シーズン最後。この美味しさを噛みしめて味わいながら戴きました。
来年の春まで、さようなら。
次は、 ≪タケノコのしぐれ煮≫ です。
前回の作品も美味しかったんですけど、今回は、ちょっとだけ変化を加えることにしました。
調味料の割合は基本的に同じ
・酒醤油みりん各大さじ3と砂糖10g、水100mlに顆粒出汁
※後ほど塩と醤油で調節しました
変えたことその1
・天然マイタケで勿体ないんだけど、解凍と汚れ落としのために軽く洗ってみました(問題なし)
それから、
・ショウガの千切りを少々加えてみることにしました
・沸騰後、火を弱めて、じっくりと味を染み込ませます
出来上がり!
ショウガのすっきりした味わいが加わっても、タケノコやマイタケの旨みは、全く衰えません。成功ですね。
ここまで来たら、ひと安心。タケノコご飯のスイッチを入れて、風呂に入りましょう。タケノコ汁は、妻に任せます。
雨に濡れたビワの木
台所を離れ、部屋に戻ると、雨が降っていたことに気づきました。やっぱり予報通りだ。その通りなら、この雨は、暫く続くだろう。 これで、タケノコシーズンも終了ということだろう。
お風呂で汗を流し、ゆったりと筋肉の疲れを癒しました。
はああ、極楽極楽。
今日1日のドラマを振り返りながら、リフレッシュさせていただきました。
そうして、
本日の夕食
多分、今シーズン最後になるであろうご馳走。一つ一つの美味しさをじっくりと味わわせていただきました。
説明は無し。美味しさと栄養とが身体に染み込んでいく。
ここまで、約4ヶ月。
多くの山河の神様たちに見守られ、楽しむことが出来ました。ご馳走様でした。
これからもよろしくお願いいたします。