山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

てやんでい!(さんぽうた121)

2021年12月23日 | いきもの

  てやんでい!  すぎやま きんたろう

 

 てやんでい!

 べらぼうめ!

 

 このゆきげしきが

 めに はいらねえのか

 

 さむいだの

 つらいだの

 つべこべ いってんじゃねえ

 

 いぬだって

 よろこんで

 はしりまわってるぜ

 

 もってえねえと

 おもわねえか

 いましか みれねえってのに

 

 ちぢこまってねえで

 めんたまひらいて

 ようくみやがれ!

 

 おれのせなかにも

 はなが さいてるぜ

 

 少々がらが悪くて申し訳ありませんが、そこは大江戸八百八町の平和を守る番人ということでお許し下さい。

 本日の散歩は、雪の舞う中だったのですが、思い切って出掛けてよかったと思っています。だって、『きんたろう』さんに出逢えたんですから。

       杉木立が雪を纏っていました

       白黒に見えるけどカラー写真です

       ここは「シスレーの小径」なんですけど

       冬になっても風情があります

 このお方、一年中そこに立っておられるし、ずっと通り過ぎてきたのですが、こんなに綺麗だと思ったのは、今回が初めてかもしれません。

 雪をまとった杉の木。まるで、満開の花を咲かせたようではありませんか。『きんたろう』さんも、

「ま、それほどでもねえけどな。」

なんて言いながら、まんざらでもなさそうでした。

 この季節の杉林は、まるで山水画の世界のような落ち着きと美しさとを兼ね備えていると、改めて感じることができました。

 『きんたろう』さん、ありがとう。そして、天気の神様、ありがとう。