山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

群魚割拠の天ぷら合戦

2021年12月18日 | 日記とレシピ

 今回の挑戦状で最大の山場だったあんこうは、昨夜から今朝にかけてたっぷりと戴いて、お昼に残った汁をおじやにして完結。非常に美味しかった。

 ただね、今回送られてきた箱には、『初』のお魚がまだいるんですよ。ここからは、野生の勘で調理を進めました。

   ≪天ぷら合戦≫

 まずは、この子です。

       なんだかチンアナゴみたいだ

 これは、直感的に、『天ぷら』と決めました。ヌメリがあってアナゴみたいに細いから、久しぶりにやってみましょう。

 ・目打ちで固定して開きます

 ・中骨とワタと頭を外して

       間違いなく天ぷらが似合いそうです

 ※後で調べたら『ギンポ』みたいです。魚の紹介でも天ぷらが推奨されていたので、直感による見立ては間違いなかったようです。

 次は、この子です。

       多分、メダイだと思う(これも初めて)

 こちらも白身が美しい。おろして骨を抜いてぶつ切りにしてみました。

 最後に、こちら様。

       スケトウダラです

 こちらさんはですねえ、

       アラがすごくいい感じなのです

 ・半身だけぶつ切りにしました

 残りはやっぱり鍋でしょう。そうして、

 調理の部

 ・切り身に軽く塩して、薄力粉をまぶします

 ・天ぷら用の液は、冷水+卵黄:薄力粉:片栗粉 = 5:5:1で軽く混ぜます

       混ぜるのは揚げる直前です

 ・140~160℃の油でのんびりと揚げます

 ※低温にして水分が抜けすぎないように

       伝わるかな?このホクホク感

       2日目のメインディッシュ

 一昼夜冷凍して解凍したしめ鯖天ぷらです。3種の天ぷらですが、ギンポは身が薄いので区別出来ます。それから、皮が黒っぽいのがメダイ。薄茶色がスケトウダラなんですけど、はっきり言ってどれもこれも美味しい!甲乙付けがたいとは、このことでしょう。まさに、群魚割拠であります。

 いやあ、野生の勘で天ぷらにして良かった。得体の知れないお魚君達だったんですけど、本日も非常に美味しく戴くことができました。

 種類が多いのって、手間がかかるけど面白い。まるで、ロールプレイングゲームを楽しんでいるみたい。

 かえすがえすも、釣れないマタギに、こんな素敵なプレゼントを届けてくれた叔父様叔母様、ありがとうございます。