山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

よい おとしを(さんぽうた122)

2021年12月31日 | いきもの

  よいおとしを   ろぜっと ゆめみ

 

だいじょうぶ

じぶんで おきるから

 

どんなにさむくても

わたしは へいき

 

すやすやと ねむるの

はるの ゆめを みながら

 

そうして

 

はるのひかりが

ゆきの もうふを とかして

 

はるのかぜが

わたしの ほおを なでたら

 

かならず おきるからね

 

それまで おやすみなさい

よい おとしを

 

 

 当地では、雪が積もったかと思うと融けて、また積もったかと思うと融けてを繰り返しながら、根雪の季節を迎えることになります。

 それから春が来るまでの長い間、それぞれの生き物たちが、それぞれの方法で厳しい季節を乗り越えていきます。本当に生き物の知恵には驚かされるし感心させられるばかりです。

 その中の一つがこれです。

       ロゼットです(根雪になる前に撮りました)

       これもそうでしょう

       越年草って言うのかな?

       こうして放射状に地面に葉を広げます

 どれだけ雪が積もっても、「折れる」なんてことはありませんよね。そして、多分、地下に伸びた根を中心として、凍らずに冬を乗り切るんですよね。

 雪が融けて、春を感じると、この広げた葉っぱがたくさんの光を集めて、いち早く茎を伸ばしたり花を咲かせたりするのだと思います。

 逞しいものです。

 私たちも、ロゼットさんにあやかって元気に年を越せたら良いなと思い、ロゼットさんの声を掲載させていただきました。

 今年一年、色々とお世話になり、ありがとうございました。

 どうか、よいお年をお迎え下さい。