ハッピーハロウィン!なんて挨拶、いつから交わされるようになったんですか?少なくとも私の青春時代には、こんなお祭りは日本になかった。
夜勤が終わって帰宅する道すがら、ラジオから聞こえてくるのはハロウィンがらみのニュースや挨拶。今更、こんなノリに合わせる気は更々ない。と言いつつ、時代に取り残されたお年寄り感に引きずり込まれていく。ブツブツ…。
帰宅して、天気予報を見る。またか。波3mだって。明日はせっかくの休みなのに遊びに行けないじゃないか。ブツブツ…。
だったら、不良になってやる。行き場を失った私は、夜更かしをして、この文章を書くことにした。 と申しますか、前回のナメコ採り(30日)の日は非常に濃い1日だったんですよ。そのために3部作になります。「採ったこと」「調理したこと」そして、今回の「腑に落ちないこと」です。それでは、第3部の始まり始まり~!
品質がよいとナメタケも美しい
朝仕事でナメコを収穫し、昼前には下ごしらえとナメタケまでは終了した。ここまで来ると、あとは食事の時間に合わせて調理するだけだ。ホッとして力が抜ける。
そこに妻が買い物を終えて帰宅する。
「すごく良い香りがする!」
(へへん、どうだい、大したものだろう。)
「今、気がついたんだけど、鮮魚コーナーに、いいサンマとイカがあったのに、買うの忘れてきちゃった。」
(何!いいサンマとイカ?)
考えてみると、予定しているおろし和えもナメコ汁もメインディッシュではない。じゃあ、買ってきましょう!
早速、スーパーに行って鮮魚コーナーを見る。確かに、いいサンマとスルメイカだ。これは、買いですね。ついでに、メバチマグロにも魅力を感じたので連れて帰る。
この時期にしては小ぶりですがいい感じ
ええと、色々な手間を考えると、まずはスルメイカです。
≪スルメイカ料理≫
下ごしらえの部
・サッと洗って胴からワタを引き抜く
※両目の上側が胴とつながっているので指を上手く使って「引き剥がす」という感じです
・エンペラ(耳みたいなヒレ)を今度は上から下に向かって引き剥がす
※この時、皮の一部もはがれてきます
・残った皮を胴から剥がす
※生きがよいと簡単。悪いとグチャグチャに
・縦に包丁を入れて胴を開く(ここで皮むきもOK)
・主に内側の汚れを流水で落とす
下ごしらえの部Ⅱ
・足の吸盤は手でこそげ落とす
・エンペラについてきた皮は切り落とす
・墨袋を始め、ワタの周辺部は取り除く
※ワタは、塩と酒に漬けて塩辛にします
塩辛の元(冷蔵庫で熟成させます)
調理の部Ⅰ(刺身)
・開いた胴を千切りにしていく
※イカの大きさや好みに応じて、縦切りや横切り、幅や長短に変化をつけて楽しみます。
イカの刺身(見苦しいけど許して)
調理の部Ⅱ(イカサラダ)
・足やエンペラをさっと茹でる
・食べやすい大きさに切る
・ジャガイモ(大1)を茹でて潰す
※今回はフードプロセッサーでマッシュ状にしてみました
・タマネギ(1/2個)の粗いみじん切りを水にさらす
※30分ほどしたら、しっかり絞ってジャガイモと混ぜる
・イカも合流させてマヨネーズをかける(大さじ5ぐらい?)
・塩とコショウを加えて味を調えながら和えていく
イモがマッシュ状だと舌触りが良くなる
そして、
本日のディナー(イカサラダは翌朝へ)
最終的に、キノコ料理と合流して大変満足のいく食卓になったと思うんだけど、あれ?なんか変だなあ。キノコまでは、自己責任だよね。でも、そこから先は、自主的な料理?それとも、まんまと乗せられたのか?(妻は素知らぬ顔で旨そうに料理を食べている)
ま、美味しかったんだから良いではないか!