hokutoのきまぐれ散歩

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豊橋鉄道東田本線(愛知県豊橋市)

2014-08-28 05:00:00 | 日記
鉄道シリーズ その75。今年の旅行はあまり鉄道には縁がなかったが、全く乗らないのも悔しいので豊橋まで行って豊橋鉄道東田本線(あずまだほんせん)に乗ることができた。豊橋鉄道は現在鉄道線1路線(新豊橋~三河田原)と軌道線1路線の営業を行っている。かつてはこれ以外に田口線も営業していた。軌道線は正しくは東田本線だが、地元では市内線や市電と呼ばれている。JR豊橋駅とはペデストリアンデッキで結ばれ、丁度歩道橋のように階段を降りると駅前の停留場がある。そこから4.8KM先の赤岩口までと、終点の一つ手前の井原から右に大きくカーブを切って運動公園前まで(0.6km)を結んでおり、日中は赤岩口行と運動公園前行が交互に運転されている。

駅前発運動公園前行に乗車すると丁度高校生たちが何かの競技会に向かうのか電車は満員、これは全くの予想外で小生としては途中の写真が全く撮れない困った状況。電車は発車後駅前を左に曲がり、駅前大通、新川、とのろのろと走っていく。かつてはこの新川停留場から約1キロの柳生橋停留場まで支線があり、そこで渥美線と接続していたらしい。さらに次の停留場である新川で左に曲がり国道1号線を行く。ちなみに国道1号線を路面電車が走っているのは唯一この区間だけである。ただ、次の札木を越えると早速国道1号線に別れを告げ右に曲がる。すると市役所前、豊橋公園前と止まるが、このあたり路線はよく整備され、架線がT字の柱の上に通っている。


豊橋公園に到着すると多くの高校生が下車してホッとする。そこからはゆるい上り坂になって東八町、前畑、東田坂上、東田、競輪場前とまっすぐ登って行く。


この辺りまで来ると乗客も減り、スピードも上がる。そして井原で下車。運動公園前に行くには日本一急な半径11メートルの曲線を右に曲がらざるを得ず、連接車両はこちらには行くことができない。我々が乗っていた電車も曲がったところにある井原電停我々を下ろし、運動公園方面に行く。そして次の電車は赤岩口行きでまっすぐ走っていく。



小生はもう飽き気味の家内の顔色を伺いつつ、赤磐口発の折り返しの連接車を待ってまた豊橋駅前に向かう。帰りは息に比べかなり早く感じた。本当は終点まで行きたかったが、とにかく炎天下楽しい市電に旅であった。前に岐阜を訪れた際に名鉄岐阜市内線に乗り損なった小生としてひとつでも多くの路面電車に乗れただけ幸せである。




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