『ぶらっと橋めぐり』その44。深大寺から味の素スタジアムに向かう途中に野川に沿った道を行く。
野川自体は国分寺市にある日立中央研究所内を源にして周囲の湧き水を集めながら小金井市、調布市などを流れている川で護岸工事は行われているが、川に沿った道は川のすぐそばまで降りることができる。
歩いているうちに出くわしたのが清水橋。上流も下流も川の土手には菜の花が咲き乱れ、その中を川がさらさらと流れている。
まるで童謡『春の小川』のような風景で河原にはお弁当を広げる親子連れも見つけることができる。
橋を渡り、対岸を歩くが川のそばを歩く人が絶えずいる。川の中にはカモがいて、何がいるのか、餌をさがしている。
川沿いを歩くと紫陽花が植えられ、川の近くにはいくつもの低木が生えている。しばらく行くと天文台通り、ここには大沢橋が架けられている。
スタジアムにはここを曲がるが、時間があればさらに歩いてみたくなる東京とは思えない川である。