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今年もいよいよ終わりが近づき、人形町では恒例の歳の市が活況である。毎年12月25日からいわゆるお飾りを中心に大晦日まで開かれている最後の市である。水天宮前交差点から人形町交差点まで両側に露店が並ぶ。
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水天宮前交差点から右手にはは組の鳶の人たちの祝い飾りを中心とした露天。大きなお鏡から松飾り、ミニチュア門松、創作輪飾りなど多種多様。もちろん千両や松、ウラジロ、ユズリハなども売っている。朝は8時くらいから夜は8時頃まで鳶の人た中心になって売っている。もちろん、あまり呼び込みもなく、くる客に対応している。
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それに対して水天宮前交差点から右手には一般の露店がよびこみをしながら売っている。売るものも多種多様で干物や山菜、くりなどを売る店、そば殻枕の専門店。
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毎年出てくるベビーカステラや七味唐辛子、今年は中華風えびせんや玉こんにゃくなどの店もある。来年の暦やカレンダーを売る店も。
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だいたいは昼の方が売れ行きがよく、夜は静か。今年初めて出てきた京都の大福の店が一番元気がよく、声も通っていた。陶器市、人形市、べったら市など色々と市が立つ人形町も歳の市が来ると今年も締めに入る。季節感のある街である。
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