hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

粕壁宿①〜宿場町を歩く

2022-05-03 05:00:00 | 宿場町
『宿場町を歩く』その1、粕壁宿①。街歩きも城巡り、橋巡り、坂巡りなど色々とやってきたが、先日歩いた草加宿に倣い、旧宿場町を歩いてみたい。今回は日光街道4番目の宿場、粕壁宿を歩く。

日本橋-千住-越ヶ谷-粕壁とくるのだが、東武伊勢崎線春日部駅で下車する。観光案内所を探すと住所は『春日部市粕壁1ー18』、これを見て『春日部』と『粕壁』が混在していることに気づく。

調べてみると『春日部』は鎌倉時代にこの辺りを支配していた新田義貞の家臣春日部重行という領主に由来している。一方で『粕壁』は江戸時代日光街道の宿場として使われた粕壁宿に由来するもので実際の地名は時系列にすると粕壁町(1889年)→春日部町(1944年)→春日部市(1954年)となっている。つまり、併存しているのである。

前置きは長くなったが、春日部駅にはクレヨンしんちゃん、春日部情報発信館『ぷらっとかすかべ』にもクレヨンしんちゃん。彼のルーツはこの町、駅前にはちゃんとイトーヨーカドー(サトウココノカドー)もある。

この発信館で日光街道および日光西街道の宿場毎にある宿場印を貼る宿場印帳と宿場印をもらい街歩きを始めた。



まずは古利根川に向かって歩く。次の交差点には『ミセと蔵』と書いた説明板。すぐ裏にある田村荒物店が今も使っている蔵が古利根川まで連なっている。



春日部大通り(旧日光街道)を右に曲がる。古い商家の前には道しるべ、これに『北 日光、東 江戸、西南いわつき』と書いてあるらしいのだが、西南いわつきしか読めなかった。



丸山医院という古い診療所、左のモダンな建物と右側の木造の建物。いずれも現役のようである。



今度は『本陣跡』という説明板。こちらは1753年(宝暦4年)まで本陣があった場所。関根次郎兵衛家が勤め、その後3回移転している。


次のブロックには『匠大塚』春日部本店がある。春日部は大塚勝久氏の生誕の地であり、大塚家具創業の地のため、2016年にここに匠大塚の本社(西武百貨店春日部店跡を再開発したもの)を移転した。

急に大きな建物が現れ驚いたが、中に入る人はいなかった。(以下次回)




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