自然とデジカメ

山野草や野鳥そして蝶々などの写真を撮っています。

2022 コウノトリ(巣づくり)

2022-03-14 07:37:22 | 野鳥

【2022 コウノトリ(巣づくり) 】
☆コウノトリ(鸛) ベース

☆富山のコウノトリ 2022年4月8日

☆2022 コウノトリのクラッタリング 2022年2月15日
☆2022 コウノトリ① 2022年2月15日

◎2022年3月8日 石川県にて 写真12枚 + 動画

2羽のコウノトリの巣づくりです。(オスはメスの指示に従っていました)

メスが巣材を集めています

オスの待つ巣塔へ

2羽で巣づくり??

オスはクラッタリング(愛の表現)を始めました。

”あなたもやりなさい!”と言われているみたいです。

メスに促されて一緒に巣づくりを始めました。

終わった後はそ~っと寄り添っています。

産卵を待ちましょう。

動画(スライドショー)です

コウノトリの巣づくり


チョウ目タテハチョウ科⑤の仲間たち

2022-03-11 07:25:16 | 仲間シリーズ

【チョウ目タテハチョウ科⑤の仲間たち】
今まで出会ったチョウ目 タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科の仲間たちです。

◎チョウ目タテハチョウ科①の仲間たち 2022年2月23日 編集

◎チョウ目タテハチョウ科②の仲間たち 2022年2月23日 編集

◎チョウ目タテハチョウ科③の仲間たち 2022年2月22日 編集

◎チョウ目タテハチョウ科④の仲間たち 2022年2月22日 編集

 

◎2022年2月24日 編集14種類 ジャノメチョウ亜科(14種)

☆ベニヒカゲ(紅日陰)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。準絶滅危惧(本州)。黒褐色で、前翅に橙赤色の帯があり、帯の中には黒い眼状紋が並ぶ。本州では、中部地方以北に分布し、おもに標高1200m以上の亜高山帯に生息する。

☆クモマベニヒカゲ(雲間紅日陰)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。準絶滅危惧。北海道・本州(中部地方以北)本州では高山チョウとして知られる。ベニヒカゲとは、後翅(はね)の裏側に白い帯があることと、縁毛が白く目立つことで見分けられます。

メスは橙色帯が淡色で幅広く、その中の眼状紋の中心に小さな白点があります。(上段:♂、下段:メス)

☆ジャノメチョウ(蛇目蝶)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。葉にとまったり、花で吸蜜していることが多いが、落ち着きがなく、人の気配に敏感で近づこうとするとすぐ飛び立ってしまう。

☆ヒメウラナミジャノメ(姫裏波蛇目)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。はねの裏面には細かい波形のもようがある。後翅裏面の目玉模様は、左右各5つずつ。草原や林の周辺で広く見られる普通種。人家周辺にも多い。

☆コジャノメ(小蛇目)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。はねの裏面に白い帯と目玉模様を持つ、茶灰色の地味なチョウ。翅裏の地色は本種の方がヒメジャノメに対し、暗色である。

☆ヒメジャノメ(姫蛇目)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。コジャノメに似るが、本種の方がはねの地色が明るいこと。草原や林の周辺で見られる薄茶色の地味なチョウ。はねの裏面に白い帯と目玉模様を持つ。

☆ツマジロウラジャノメ(褄白裏蛇目)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。翅は黒褐色で、翅表には前翅に1個、後翅に2個の不明瞭な眼状紋があり、前翅には中央で切れる白色帯がある。後翅裏面には6個の眼状紋がある。

☆キマダラモドキ(擬黄斑)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。準絶滅危惧(NT)。翅裏の模様はサトキマダラヒカゲ・ヤマキマダラヒカゲと似るが、翅が丸い・前翅中室が大きい・後翅後縁の翅脈配列が前二種と違うなど構造的な差が大きい。

☆オオヒカゲ(大日陰)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。淡褐色で、後翅の眼状紋が目立つ、大型のジャノメチョウの仲間。山地性で、湿地のある疎林で見られるが、分布は限定される。近年、特に生息地が減っている。

☆ヒメキマダラヒカゲ(姫黄斑日陰)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。翅にヘビの目玉に似た丸い紋(蛇の目)があることで命名されたジャノメチョウの仲間で、小さく愛らしいので姫(ヒメ)、また黄色の斑(キマダラ)模様があるのにちなんで命名されました。

☆サトキマダラヒカゲ(里黄斑日陰)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。本種は、後翅裏面基部の3つの紋のうち一番下の紋がくっ付いて直線状と、外縁に並ぶ眼状紋の黄色部が広い。翅の裏側は白と黄と黒の入り交じった文様で、蛇の目模様が並んでいます。

☆ヤマキマダラヒカゲ(山黄斑日陰)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。陽光を避けて曇天や夕刻によく飛びまわるヒカゲチョウの中で、山(ヤマ)で多く見られ、黄色の斑(キマダラ)模様があるので命名されました。

サトキマダラとヤマキマダラの相違点(参照)

☆クロヒカゲ(黒日陰)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。翅の裏側は黒褐色の地色に白線と大小の蛇の目模様が見られます。表側は黒褐色の地色に小さな蛇の目模様があります。

☆クロコノマチョウ(黒木間蝶)・・・タテハチョウ科 ジャノメチョウ亜科。はねの端が角張り、突起状になっている、こげ茶色の大きなチョウ。はねの裏面は枯葉に似ていて、とまると見つけにくい。

 

 

 


チョウ目タテハチョウ科④の仲間たち

2022-03-10 07:38:24 | 仲間シリーズ

【チョウ目タテハチョウ科④の仲間たち】
今まで出会ったチョウ目 タテハチョウ科 タテハチョウ亜科の仲間たちです。

◎チョウ目タテハチョウ科①の仲間たち 2022年2月23日 編集

◎チョウ目タテハチョウ科②の仲間たち 2022年2月23日 編集

◎チョウ目タテハチョウ科③の仲間たち 2022年2月22日 編集

◎チョウ目タテハチョウ科⑤の仲間たち 2022年2月22日 編集

 

◎2022年2月23日 編集11種類 タテハチョウ亜科(11種)

☆クジャクチョウ(孔雀蝶)・・・タテハチョウ科 タテハチョウ亜科。の通り翅の表側にクジャクの飾り羽のような大きな目玉模様(眼状紋)を持っています。一方翅の裏側は褐色で、表側のような鮮やかさはありません。

☆コヒョウモンモドキ(小擬豹紋)・・・タテハチョウ科 タテハチョウ亜科。絶滅危惧IB類。本州の関東地方から中部地方の山地帯〜亜高山帯山地の林縁や林間の明るい草原に生息する。

☆サカハチチョウ(逆八蝶)・・・タテハチョウ科 タテハチョウ亜科。翅にある逆八の字が名前の由来です。夏型は、濃茶色地に白の一文字模様で、イチモンジチョウを小さくしたような感じ。

☆ヒメアカタテハ(姫赤立翅)・・・タテハチョウ科 タテハチョウ亜科。翅を立ててとまる蝶という意味で命名されたタテハチョウの一種で、その中でも赤(アカ)色っぽく、アカタテハに比べて、やや小さく愛らしいので姫(ヒメ)が付きました。

☆アカタテハ(赤立翅)・・・タテハチョウ科 タテハチョウ亜科。翅の裏側は目立たない地味な色をしていますが、表側は、赤褐色地に黒い斑紋があり、前翅には白斑紋も見られます。

☆キタテハ(黄立翅)・・・タテハチョウ科 タテハチョウ亜科。黄色地に黒い紋があるタテハチョウ。初夏から真夏にかけて現れる夏型(地色が黄色っぽい)と、秋に現れてそのまま越冬する秋型(地色がオレンジっぽい)がある。

☆シータテハ(C立翅)・・・タテハチョウ科 タテハチョウ亜科。翅の裏、後翅に小さなC字模様がある。黄橙色地に黒い紋があるタテハチョウ。キタテハに似るが、本種の方が翅の外縁の凹凸が激しい。

☆エルタテハ(L立翅)・・・タテハチョウ科 タテハチョウ亜科。翅の裏側は目立たない地味な色をしていますが、白くLの字が見えるのが特徴です。表側は、褐色の地に黒斑と白斑が目立ちます。

☆ヒオドシチョウ(緋縅蝶)・・・タテハチョウ科 タテハチョウ亜科。鮮やかなオレンジ色に黒い紋があるタテハチョウです。6月頃に新鮮な成虫を見かけますが、その後は休眠してしまい、次に現れるのは翌春になります。

☆キベリタテハ(黄縁立翅)・・・タテハチョウ科 タテハチョウ亜科。翅の表面は濃いチョコレート色で,外縁に淡黄色の帯があるためこの名がつきました。本州ではシラカバ,ダケカンバのある1000~2000mの地帯にすんでいます、露岩地や地表に止まります。

☆ルリタテハ(瑠璃立翅)・・・タテハチョウ科 タテハチョウ亜科。濃い黒褐色の翅の表面に「瑠璃」の和名通りの鮮やかな水色の帯模様が入るのが特徴です。この帯模様は前翅の先端部で切れ、白い斑点がついています。

 

 


チョウ目タテハチョウ科③の仲間たち

2022-03-09 07:36:51 | 出会った生き物たち

【チョウ目タテハチョウ科③の仲間たち】
今まで出会ったチョウ目 タテハチョウ科 ドクチョウ亜科の仲間たちです。

◎チョウ目タテハチョウ科①の仲間たち 2022年2月23日 編集

◎チョウ目タテハチョウ科②の仲間たち 2022年2月23日 編集

◎チョウ目タテハチョウ科④の仲間たち 2022年2月22日 編集

◎チョウ目タテハチョウ科⑤の仲間たち 2022年2月22日 編集

 

◎2022年2月23日 編集10種類 ドクチョウ亜科(10種)

☆コウゲンヒョウモン(ヒョウモンチョウ)(高原豹紋)・・・タテハチョウ科 ドクチョウ亜科。準絶滅危惧。翅表は橙黄色で,雌では黄色みを帯び黒色斑が多い。後翅裏面には複雑な斑紋があり,基半部は黄緑色,外半部は紫褐色を帯びる。

☆コヒョウモン(小豹紋)・・・タテハチョウ科 ドクチョウ亜科。前翅外縁だけは直線状となるヒョウモンチョウに対し、本種は前翅外縁も丸い。また、前翅表の外縁に沿って並ぶ2列の黒斑のうち後角の2つはくっついている。

☆ウラギンスジヒョウモン(裏銀條豹紋)・・・タテハチョウ科 ドクチョウ亜科。準絶滅危惧。翅の裏側は、黄褐色の地に前翅には黒斑と白斑列、後翅には、中央に白色斑列があり、銀色の筋のようにも見えます。

☆オオウラギンスジヒョウモン(大裏銀條豹紋)・・・タテハチョウ科 ドクチョウ亜科。後翅の裏面に白色紋列と褐色の帯があるヒョウモンチョウ。前翅の先端がやや突出している。

☆クモガタヒョウモン(雲形豹紋)・・・タテハチョウ科 ドクチョウ亜科。オス(♂)は前翅表の内側に近い翅脈に沿って1本の黒条の性標が現れます。メス(♀)では前翅の翅頂付近に白色の三角斑があります。

☆ミドリヒョウモン(緑豹紋)・・・タテハチョウ科 ドクチョウ亜科。他のヒョウモン類とくらべると、オレンジ色の鮮やかさがやや少ないヒョウモンチョウ。後翅の裏面に白と黄緑色の帯がある。オスには前翅の表側に性標が3本みられます。

☆メスグロヒョウモン(雌黒豹紋)・・・タテハチョウ科 ドクチョウ亜科。雄と雌では色合いが大きく異なり、雄の翅の裏側は、後翅に薄黄色地に茶色の線と赤褐色の帯が見られます。翅の表側は、褐色の地に黒斑がはっきりしています。雌は翅の裏側は緑がかった地色に黒帯と白帯、翅の表側は、黒褐色の地色に白帯と白斑が目立ち、全く別種かと見間違えるほどです。

☆ギンボシヒョウモン(銀星豹紋)・・・タテハチョウ科 ドクチョウ亜科。裏の前翅は表と似ていますが後翅は黄褐色~黄緑褐色で、銀白色の斑紋が全体に散らばっています。裏側の後翅前縁に現れる銀白紋の数は4つでウラギン、オオウラギンは5つです。

☆サトウラギンヒョウモン(ウラギンヒョウモン)(里裏銀豹紋)・・・タテハチョウ科 ドクチョウ亜科。裏側は、緑がかった褐色の地に白銀の斑模様が、後翅亜外縁には褐色の紋が並んでいます。翅の表側は、褐色の地に黒斑(彪紋)が見られます。雄は性標2本です。

※ウラギンヒョウモンはサトウラギンヒョウモンとヤマウラギンヒョウモンと2種であることが発表された。

☆ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)・・・タテハチョウ科 ドクチョウ亜科。メスの前翅の端を意味する褄(ツマ)が黒(クロ)色になっている、彪紋(ヒョウモン)蝶という意味で名付けられました。雄の翅の表側はヒョウモンチョウ類に典型的な豹柄だが、後翅の外縁が黒い。

 

 


チョウ目タテハチョウ科②の仲間たち

2022-03-08 07:27:55 | 仲間シリーズ

【チョウ目タテハチョウ科②の仲間たち】
今まで出会ったチョウ目 タテハチョウ科 イチモンジチョウ亜科の仲間たちです。

◎チョウ目タテハチョウ科①の仲間たち 2022年2月23日 編集

◎チョウ目タテハチョウ科③の仲間たち 2022年2月22日 編集

◎チョウ目タテハチョウ科④の仲間たち 2022年2月22日 編集

◎チョウ目タテハチョウ科⑤の仲間たち 2022年2月22日 編集

 

◎2022年2月23日 編集11種類 イチモンジチョウ亜科(11種)

☆カバタテハ(蒲立翅)・・・タテハチョウ科 イチモンジチョウ亜科。日本では、迷蝶として扱われていますが、近年沖縄県八重山諸島の西表島や竹富島などに定着したようです。多化性で、これらの島では1年中見ることが出来るタテハチョウの一種です。

☆イシガケチョウ(石崖蝶)・・・タテハチョウ科 イチモンジチョウ亜科。本州・四国・九州・沖縄で近畿地方以西で見られる南方系の蝶です。白地に、黒色の細かい筋模様が複雑に走る翅を持ったタテハチョウの仲間で、前翅が尖り、後翅には尾状突起があります。

☆スミナガシ(墨流)・・・タテハチョウ科 イチモンジチョウ亜科。その黒い翅が墨流しを連想させるところからこの和名がついた。口吻(こうふん)は紅色で他に類例がない。

☆ミスジチョウ(三條蝶)・・・タテハチョウ科 イチモンジチョウ亜科。濃茶色地に三本の白い帯を持つタテハチョウ。近縁種のコミスジ、ホシミスジ、オオミスジに似るが、本種は1本目の帯がスッキリとした直線状。

☆ホシミスジ(星三條)・・・タテハチョウ科 イチモンジチョウ亜科。濃茶色地に三本の白い帯を持つやや小さめのタテハチョウ。近縁種のコミスジに似るが、1本目の帯が白色紋列になっていることで区別できる。

☆オオミスジ(大三條)・・・タテハチョウ科 イチモンジチョウ亜科。翅の裏側は茶色地に白線が入り、表側は濃茶色地に三本の白い帯が目立ちます。幼虫は、バラ科植物(モモ、ウメ、アンズなど)を食べます。食樹はウメ、アンズ、スモモなどである。

☆コミスジ(小三條)・・・タテハチョウ科 イチモンジチョウ亜科。春から秋まで、林縁や都市郊外などでも普通に見られる小さめのタテハチョウです。翅の裏側は茶色地に白線が入り、表側は濃茶色地に三本の白い帯が目立ちます。

☆フタスジチョウ(二條蝶)・・・タテハチョウ科 イチモンジチョウ亜科。ミスジチョウの仲間に似るが、後翅の白帯が1本であることで容易に区別される。色彩や斑紋は雌雄ほとんど同様で、雌は雄に比べてやや翅形が丸く幅広く、白斑、白帯ともに大きく幅広い。

☆イチモンジチョウ(一文字蝶)・・・タテハチョウ科 イチモンジチョウ亜科。前翅から後翅を通り、反対側の前翅にかけて名の通り一条の白斑列が並ぶ。近縁種にアサマイチモンジがあるが、前翅中室の白紋が消えかかることなどで区別できる。

☆アサマイチモンジ(浅間一文字)・・・タテハチョウ科 イチモンジチョウ亜科。前翅から後翅を通り、反対側の前翅にかけて名の通り一条の白斑列が並んでいます。イチモンジチョウによく似ていますが、前翅の白紋の現れ方をよく見ると見分けられます。

☆オオイチモンジ(大一文字)・・・タテハチョウ科 イチモンジチョウ亜科。絶滅危惧Ⅱ類。翅の表側は、黒褐色の地色で、前翅には白斑、後翅中央部には白帯、外縁部は瑠璃色に輝き、羽を開いているときには、1本の帯のように見えます。

 


チョウ目タテハチョウ科①の仲間たち

2022-03-07 08:00:46 | 仲間シリーズ

【チョウ目タテハチョウ科①の仲間たち】
今まで出会ったチョウ目 タテハチョウ科 マダラチョウ亜科とコムラサキ亜科とテングチョウ亜科の仲間たちです。

◎チョウ目タテハチョウ科②の仲間たち 2022年2月23日 編集

◎チョウ目タテハチョウ科③の仲間たち 2022年2月22日 編集

◎チョウ目タテハチョウ科④の仲間たち 2022年2月22日 編集

◎チョウ目タテハチョウ科⑤の仲間たち 2022年2月22日 編集

 

◎2022年2月23日 編集 9種類 マダラチョウ亜科(4種) コムラサキ亜科(4種) テングチョウ亜科(1種)

☆アサギマダラ(浅黄斑)・・・タテハチョウ科 マダラチョウ亜科。濃茶色地に青白い斑紋があるアゲハチョウよりも大きなチョウで、斑紋部分は半透明です。胴体もまだら模様になっていて、本州・九州・四国で唯一見られるマダラチョウの仲間です。

☆リュウキュウアサギマダラ(琉球浅黄斑)・・・タテハチョウ科 マダラチョウ亜科。奄美諸島や南西諸島等(沖縄県)の海岸の林や山地などで見られるマダラチョウの仲間です。翅の裏側と表側は黒褐色の地に浅葱(アサギ)色の斑模様が見られます。

☆オオゴマダラ(大胡麻斑)・・・タテハチョウ科 マダラチョウ亜科。八重山諸島等ではほぼ1年中、海岸林、平地、山地などで見られる大型のマダラチョウの仲間です。翅の裏側と表側は白地に、黒い筋と斑模様が見られます。日本で見られる最も大型の蝶の一つです。

☆スジグロカバマダラ(條黒樺斑)・・・タテハチョウ科 マダラチョウ亜科。宮古諸島以南ではほぼ1年中見られるマダラチョウの仲間です。翅の裏側と表側は樺(カバ)色の地に、黒縁があり、前翅の先端に白い斑模様が見られますが、筋が黒いのが特徴です。

☆コムラサキ(小紫)・・・タテハチョウ科 コムラサキ亜科。翅の裏側は、褐色の地に、前翅には黄褐色と黒の斑模様があり、後翅には赤褐色の線も見られます。翅の表側は、茶褐色の地にオスではオレンジ色の帯が目立ちますが、見る角度によっては紫色に光って見えます。

☆クロコムラサキ(黒小紫)・・・タテハチョウ科 コムラサキ亜科。通常型では翅表の黄色紋ですが、黒色型は斑が白色に、褐色の地色が黒褐色になるため、構造色の紫がしまって見えるためにより美しく感じられます。

☆オオムラサキ(大紫)・・・タテハチョウ科 コムラサキ亜科。準絶滅危惧。オスの翅の表面は光沢のある青紫色で美しい。メスはオスよりひと回り大きいが、翅に青紫色の光沢はなくこげ茶色をしている。

☆ゴマダラチョウ(胡麻斑蝶)・・・タテハチョウ科 コムラサキ亜科。翅は前後・表裏とも黒褐色の地に大きな白斑や帯模様が散在しており、和名もここに由来する。口吻が橙色をしている以外は全身が白黒二色で構成されている。

☆テングチョウ(天狗蝶)・・・タテハチョウ科 テングチョウ亜科。てんぐのように顔の先が尖っている茶色っぽいチョウ。羽根の表面にはオレンジ色の紋がある。鼻のように見えるのは、下唇ひげ(パルピ)という部分。