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チョウ目シジミチョウ科④の仲間たち

2022-03-22 07:47:07 | 仲間シリーズ

【チョウ目シジミチョウ科④の仲間たち】
今まで出会ったチョウ目 シジミチョウ科 シジミチョウ亜科 ゼフィルスの仲間たちです。

ゼフィルスとは体の割に大きな複眼と、後翅にちょこんと生えた尾状突起が可愛らしく、色とりどりの美麗種揃いで、人気が高い。日本産ゼフィルスは25種である。

◎チョウ目シジミチョウ科①の仲間たち 2022年2月24日

◎チョウ目シジミチョウ科②の仲間たち 2022年2月24日

◎チョウ目シジミチョウ科③の仲間たち 2022年2月24日

 

◎2022年2月24日 編集9種類 シジミチョウ科 シジミチョウ亜科 ゼフィルス(9種)+③(9種)(18種/25種中)

☆ウラゴマダラシジミ(裏胡麻斑小灰)・・・シジミチョウ亜科 ゼフィルス。翅の裏は灰白色で、縁に沿って2列の黒紋列がある、やや大型のシジミチョウ。翅表はやや光沢のある灰青色で紫青色の大きな紋がある。

☆アイノミドリシジミ(阿伊努緑小灰)・・・シジミチョウ亜科 ゼフィルス。翅の裏側は薄茶色地に白線が入り後翅下に橙紋が見られます。翅の表側はオスでは青緑色に輝きメスは黒褐色の地に前翅に赤斑や青色斑が見られます。また、尾状突起も目に付きます。

☆メスアカミドリシジミ(雌赤緑小灰)・・・シジミチョウ亜科 ゼフィルス。オスの占有活動は顕著。卵は,比較的位環境にある枝などに産まれる。雌(メス)の開翅時に赤(アカ)っぽく見えるミドリシジミ(雄の翅の表側が緑色に輝く)の仲間ということから命名されました。

☆ミドリシジミ(緑小灰)・・・シジミチョウ亜科 ゼフィルス。オスのはねが緑色に輝く美しいシジミチョウ。メスのはねは黒地で、青い紋のあるもの、赤い紋のあるもの、紋のないものなど、個体変異がある。

☆ヒサマツミドリシジミ(久松緑小灰)・・・シジミチョウ亜科 ゼフィルス。メスアカ同様翅裏が灰色で、影のような濃灰色の帯を翅内側に持った白帯が縦に走る。本種はこの白帯が後翅肛角の赤斑で1度折り返しV字状となる。また本種の方が赤斑は目立たない。

☆オオミドリシジミ(大緑小灰)・・・シジミチョウ亜科 ゼフィルス。オスのはねが青緑色に輝く美しい。メスのはねは黒い。オスの翅は細い黒の縁どりのあるメタリックブルーで美しい。メスは暗い茶色で地味。翅の裏は灰白色で、後翅の下部にオレンジ色の斑紋がある。

☆ジョウザンミドリシジミ(定山緑小灰)・・・シジミチョウ亜科 ゼフィルス。きらめく羽を持ち翅の裏側は、薄茶色地に白線が入り、後翅下に橙紋が見られます。また、長い尾状突起が目に付きます。翅の裏側は、オスでは青緑色に輝き、メスは茶褐色で前翅に白斑が見られます。

☆エゾミドリシジミ(蝦夷緑小灰)・・・シジミチョウ亜科 ゼフィルス。翅裏は灰色地で、暗灰色の縁取りを持つ白帯が縦に走る、雄の翅表の光沢は青みが強く。特にジョウザンミドリシジミと似るが、本種の方が尾状突起が短く、前翅から後翅肛角にかけての白帯は等幅。

☆フジミドリシジミ(富士緑小灰)・・・シジミチョウ亜科 ゼフィルス。ゼフィルスと呼ばれる一群の1種。日本産ミドリシジミのうちではオスは翅表が最も青に近い。翅裏は他の多くのミドリシジミ類と違い白色で濃淡の帯を持つ。

ミドリシジミ系の4型・・・A型:橙斑・アイノ、メスアカ、ミドリなど。 B型:青斑・アイノ、ミドリなど。 O型:無紋・アイノ(稀)、ミドリなど。 AB型:橙斑と青斑・アイノ、ミドリなど。 淡灰色の斑紋・ミドリ、クロ、など。