ho999~死ぬ準備~

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おでん その2

2012年02月15日 | 日記・エッセイ・コラム

今更ですが、お復習いすると「おでん」は「田楽」が原形です。ですので「味噌おでん」も「おでん」です。

関西では「関東炊き、煮」と呼びます。私の変換システムでは変換しませんが、読み方は「かんとだき」です。由来はおでん=煮込み田楽は江戸から伝わりましたが、焼き田楽と区別するためにこう呼んだという説と、中国の煮込み料理に由来するという説が有力ですが、はっきりしません。私個人としては前者の説だと考えています。
意外にも大正頃には東京ではおでんはあまり食べられなくなっていたようです。それが関東大震災が起こり、関西方面からの炊き出し援助におでんが振る舞われ、人気が復活したという経緯があるそうです。興味深い話です。関東大震災で昔からあった鰹だし、濃口醤油の関東風の店がなくなり、昆布だし、薄口醤油の関西風の店が増えていったそうです。いまも東京のおでん屋の多くは関西風または関西寄りだと思います。家庭の食卓に上る回数も、関西の方が圧倒的に多いとの調査結果もありました。
昨日、おでんをごちそうになりました。幸せです。
しかし、おでんは夜、アラカルトで食べると結構な値段になります。また、酒を飲まない者は入りにくいです。ランチが手軽でいいんですが、やっている店は少ないです。おかずにならないからですかね。

子供の頃、おそ松くんのちび太のおでんに憧れましたが、実際にはああいう食べ方をしないと知った時はかなりガッカリしました。が、あったようです。

20120215