発声練習
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山から下りた鶯が・・
チチ、ケキョ・・ケキョ~
何度も何度も鳴いている
少し寝坊してしまったと あせりながら
桜が咲いてしまったことへの あせりもあって
ことさら発声練習に余念がない
春のライブが待ち遠しいね
発声練習
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山から下りた鶯が・・
チチ、ケキョ・・ケキョ~
何度も何度も鳴いている
少し寝坊してしまったと あせりながら
桜が咲いてしまったことへの あせりもあって
ことさら発声練習に余念がない
春のライブが待ち遠しいね
東風(こち)
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無鉄砲を繰り返すきみを見て
周りはいつもハラハラするけれど
いいんだ ぼくは慣れているから
馬耳東風を決め込んでいるのさ
かわいいやんちゃくん
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写真は東山動物園のスカイタワー
雁供養
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旅の途中で折れた翼に
ひとは涙し 哀れむけれど
ただ淡々と受け止めて 鳥たちは
あるべき命の飛翔を続ける
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東山動物園の水鳥の池には
羽が折れ飛べない鵜がいます
写真がその鵜ですが
フラミンゴやカモたちが餌をついばんでいるとき
鵜はじっと終わるのを待っています
やがて食事タイムが終わると
鵜はおもむろに池に浮かんだ残り少ない餌を
必死で食べます
生きてゆくことそして共存するすべを心得ているのが
少しだけ人間の心を熱くします
春一番
春の訪れを知らせて吹き荒れる風
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春一番のニュースを境に
キャシャーンみたいなマスク姿に変わるきみ
風情がないねとと笑いながら
ぼくはちょっぴりしみじみするんだ
だってそれは 僕にとっての風物詩
今年の春もきみがとなりにいることの
一番確かな証拠だから
今年の春も
鳥の囀り
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明るく弾んだファルセットで
ハミングしている きみが好き
少し音程が外れていても
小鳥みたいな きみが好き
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囀りとは・・
小鳥がしきりに鳴くようすや、その鳴き声を言います。
春に繁殖期を迎える小鳥たちの
雄が発する特徴ある美しい鳴き声
ひこばえ
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「おまえは私たちの宝物だよ」
その言葉に いつもあたためられてきた
だからいま 同じ言葉を贈りたい
わたしの小さな 宝物にも
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ひこばえとは・・
「孫生え」「又生え」「余蘖(よげつ)」ともいい
春、木の根っこや切り株から萌え出す新芽をいいます
芽を「子」ではなく
「孫」としているのは
本来、地中の種や枝の先から出るはずの芽が
木の根や地表に倒されて
いったんは命を失ったはずの切り株から生え出す不思議さからかも?