その日その時 写真で見る歳時記

気ままに写した写真に気ままな言葉たちの集まり

枯れ葉

2011年12月01日 | Weblog

 

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枯れ葉

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落葉樹は冬になると葉を落とし休眠します

散った枯れ葉はその下の草の芽や越冬する虫

その他の生物を覆い隠し

木の根を守り静かに春を待ちます

又地に落ちず枝についたままの枯れ葉もあります

雨や雪で朽ちた葉を「朽葉」といいます

平安時代は襲色目(かさねのいろめ)では

表が赤みがかった茶色

裏が黄色という配色を「朽葉」と言ったそうです

冬の季語の「落ち葉」「落葉」に比べ

枯れ色を強く感じさせる季語ですね

・・・

「蓑虫の枯葉いちまいなるもよし」 小原啄葉

「夕照にひらつく磯の枯れ葉かな」 去来

。。。

 

 

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12 コメント

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Unknown (りえ)
2011-12-01 15:54:19
先日まで山桜の枯れ葉を掃いていましたが
今週は山栗の枯れ葉を掃いています^^;
お花や栗を楽しんだ後だからせっせと掃いて
木の元に集めています。
家の犬がおしっこするんですよ~
栄養になっていいのかなぁ^^;

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Unknown (otome)
2011-12-01 17:07:31
春まで枯葉のお布団の下で待つんですね。
自然って無駄がなくうまくできてるんですね。
植物園でも枯葉のお布団をお花の周りに広げてます。
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Unknown (バジリコ)
2011-12-01 17:13:10
朽葉ですか。
なるほど、昔の人は落ち葉にもいろんな思いをこめて、
言い分けて使っていたのですね。
赤や黄色の葉っぱは落ちてからも愛でられますが、
茶色の葉っぱは……ちょっとかわいそうな気も^^;
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Unknown (ぼてりん)
2011-12-01 20:47:14
ホオ仮面。絶滅したのかな。
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Unknown (のほほん)
2011-12-01 21:33:31
枯れ葉にも色々と名前があるんですね
今年は色づく前に枯れちゃう葉っぱが多いような気がしますぅ
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おはようございます (あけびー)
2011-12-02 08:15:42
赤や黄色で、この時季色鮮やかになってますね。
暖かい日が続いたからでしょうか、
銀杏の木が黄葉する前に落ちてしまってますね。

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りえさん・・・ (ぱふぱふ)
2011-12-02 08:48:44
木の葉は散ってなお・・木のために~
世の中のもので自然なもので
不必要なものはないんですね・・・
人間がつくる人工物だけですね
最後の最後まで不必要なものが残るのは・・
犬だってオシッコもかけません(爆)。
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otomeさん・・・ (ぱふぱふ)
2011-12-02 08:50:31
自然にあるものではすべてが
何かしらつながってるんですね
その微妙なサイクルを変えることで
自然の生き物も微妙に変化してきてるんですね
人間もその一部だってこと・・もっと認識しないと
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バジリコさん・・・ (ぱふぱふ)
2011-12-02 08:53:02
色って数百種類もあるけれど・・・
言葉もその色の部分に合わせて和名があります
好まれる色とそうではない色がありますが・・
これも人間が好きな色と動物や昆虫に至るまで
好きな色がまた違うんですね・・だから均整がとれる
自然界を操る神様っ本当に素晴らしい
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ぼてりんさん・・・ (ぱふぱふ)
2011-12-02 08:55:55
ホオ仮面・・ボーイスカウトやガールスカウトでは
ちゃんと遊んでるし・・地方の低学年では
まだ知ってるし遊んでるでしょう
街に住む子供たちは・・残念ながら
朴の木すら知りませんから・・
ほとんどの子供が知らないかも?
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