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枯れ葉
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落葉樹は冬になると葉を落とし休眠します
散った枯れ葉はその下の草の芽や越冬する虫
その他の生物を覆い隠し
木の根を守り静かに春を待ちます
又地に落ちず枝についたままの枯れ葉もあります
雨や雪で朽ちた葉を「朽葉」といいます
平安時代は襲色目(かさねのいろめ)では
表が赤みがかった茶色
裏が黄色という配色を「朽葉」と言ったそうです
冬の季語の「落ち葉」「落葉」に比べ
枯れ色を強く感じさせる季語ですね
・・・
「蓑虫の枯葉いちまいなるもよし」 小原啄葉
「夕照にひらつく磯の枯れ葉かな」 去来
。。。
(画面隅のブックマークからも行けます)
今週は山栗の枯れ葉を掃いています^^;
お花や栗を楽しんだ後だからせっせと掃いて
木の元に集めています。
家の犬がおしっこするんですよ~
栄養になっていいのかなぁ^^;
自然って無駄がなくうまくできてるんですね。
植物園でも枯葉のお布団をお花の周りに広げてます。
なるほど、昔の人は落ち葉にもいろんな思いをこめて、
言い分けて使っていたのですね。
赤や黄色の葉っぱは落ちてからも愛でられますが、
茶色の葉っぱは……ちょっとかわいそうな気も^^;
今年は色づく前に枯れちゃう葉っぱが多いような気がしますぅ
暖かい日が続いたからでしょうか、
銀杏の木が黄葉する前に落ちてしまってますね。
世の中のもので自然なもので
不必要なものはないんですね・・・
人間がつくる人工物だけですね
最後の最後まで不必要なものが残るのは・・
犬だってオシッコもかけません(爆)。
何かしらつながってるんですね
その微妙なサイクルを変えることで
自然の生き物も微妙に変化してきてるんですね
人間もその一部だってこと・・もっと認識しないと
言葉もその色の部分に合わせて和名があります
好まれる色とそうではない色がありますが・・
これも人間が好きな色と動物や昆虫に至るまで
好きな色がまた違うんですね・・だから均整がとれる
自然界を操る神様っ本当に素晴らしい
ちゃんと遊んでるし・・地方の低学年では
まだ知ってるし遊んでるでしょう
街に住む子供たちは・・残念ながら
朴の木すら知りませんから・・
ほとんどの子供が知らないかも?