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夏燕
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「信号の黄色飛び越え夏燕」
六月に入って
急に雨が降らなくなった
日本の降水量は
地球の平均降水量の二倍だと言われています
日本にこれだけ雨が降らなかったら
日本の小説や歌は
こんなに多く生まれなかったかもしれない
葉先の水滴や
空突き抜けるツバメの姿に
心動かすことができるのも
雨の国に住む
わたくしたちの幸せなのかもしれない
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「夏燕」という言葉は
俳句の季語になっていて
繰り返し巣を飛び立って
雛を育てている時期のツバメ
元々ツバメは「春の季語」になっていて
春先に日本に渡ってきて
秋に子育てを終えて帰るから
春の季語に「燕」があり
夏の季語に「夏燕」があり
秋の季語に「燕帰る」というのもあります
長い期間いるツバメを
よく観察していることがわかります
特定期間のツバメについて言います
ぱふぱふの
6月の旬な写真だけの
別ブログ・・・FocusTime5
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