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伝言板
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「伝言板 重い言葉の晩夏かな」
繁華街の伝言板に
目が釘付け
「5年待ちました帰ります」
携帯の時代に
わざわざ伝言板に書かれた
5年待ちました・・
ここで待っていたのというよりも・・
見えない文字に
もっと重い意味があるのだろう
この伝言板が
約束の場所だったのか?
ここで会う約束をして
約束が果たされないまま
「さよなら」することになったのか
そして どこに帰るのだろう
郷里なのか
新しく出発する外国なのか
ものすごく切なくなってしまう 五年・・・の文字
どんなドラマがあったのだろう
どんな二人なんだろう
しばらく脳裏を離れない
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今日の写真は
その伝言板
これ以上は
妄想の世界へお入りください