遙かなる高き峰々より吹く風に応えて

その風は、ぼくに呼びかけてくる・・・。

まずは家のなかの整理

2008年10月20日 | 暇つぶし~
 とにかく、これからしばらくは、山のことは忘れて・・・忘れたふりをして、いろんな事を整理していかねばならない。さしあたり、今日は息子の部屋の奥の物置の整理をする。体力勝負。
 試験を前にした息子も、少しでも手伝ってくれるのはありがたい。おかげで、処分するもの、そして、そもそも何があるのかを確認できた。

 そして、いつかは自分も通過せねばならないことではあるが、年老いた人間にとって、この世界で生き続けることはいったいどういう意味があるのか、不安の増大のなかで、まざまざと感じているのではないかということ。肉体的な老い・・・しかし、GLAで日々実践している方を見れば、精神的にはますます若く、そして深みを携えていることにいつも驚くのだ。

 自らののなかにすえている中心軸が、人間本来の心~慈しみ、感謝の心と繋がっているときには、清らかなる光を放つのだろうか?いかんせん、ぼくの境地は川の対岸にいるが如く遠いんだわさ。

速攻、白旗山

2008年10月19日 | 山歩き~
 昼前後に慌しく、白旗山を歩く。スピードをだして歩き、ピークまで25分。降りようとそのとき声をかけられた。誰かなとしかし一瞬思い出せず・・・。
 そう、北見にいたTakayanさんだった。今は札幌に転勤してきており、今日は娘さんと歩いているとのことだった。近況などを話ていると時間がきて別れを告げる。
 さてと冬に歩いたルートを辿ると、なんと、ブルかなんかの跡がある。ここにもまた「道」ができたのかと驚いた。白旗山、あちこちに道だらけじゃないか。

 家に戻ってすぐさまうちの奥さんをひろって、余市に向かう。さぁ、これからの2週間は忙しくなるだろう。義父母を迎えいれるための様々な準備を始めなければならない。とにかく、整理、整理・・・だ。いらないものは処分しなければならない。
 慌しい一日がこうして終わろうとしている。いや、また、明日から始まるのだ。

雪崩について

2008年10月18日 | 山歩き~
 雪崩研究会のセミナーに行ってきた。
つくづく思うに、ビーコンで埋まっている人を見つけるだけではほとんど意味がないと思った。もちろん、埋没者の場所を探し当てることは、大変重要なことだ。埋没者のビーコンがどのように埋まっているかによって、そこから発信される電波を捉えることはとても難しいのだから、まずはその場所を特定することから始まる。
 しかし、昨年の雪崩事故もそうだったように、3m掘り下げるためには、周辺直径10m近くを掘り始めなければならないし、また、1mも深くなると雪は氷のごとく硬くなり、掘り下げること自体が相当に至難なことになる。
 こうなると、数人で組織だったレスキューをしなければ到底救出は難しい。加えて、埋没者が複数いた場合はどうなるのだろうか?
 15分以内に救出すれば生存率93%というのは、もちろん、掘り出してなんぼの世界だ。ビーコンで発見してから、掘り出すことを考えると、ぎりぎりの時間ではないかと思う。そのとき、複数の埋没者がいる場合にはどう対応するのか?

金曜の壁練

2008年10月17日 | 山歩き~
 今日も壁練。ただ、最初から汗かいていたので、こりゃ駄目だわと思う。例の幽体離脱ルートは離脱する前に、壁のホールドが離脱してしまった。
 指に汗をかかない秘策がないもんかい?ないだろうなぁ。外岩なら冷たくて汗もかかないだろうけれど、それを通り越して寒いだろう。

 ほとんど登っていないのにもかかわらず、左手親指のじん帯が痛い。やはり、まだ無理はできないということか。今週は山へは行かないつもりなので、まぁ、行ったとしても、白旗山か・・・のんびりとしょう。いや、そういうわけにもいかないか。

 明日は雪崩研究会のセミナーが昼からあるから参加してくるつもりだ。昨年のカミホロの事故をとりあげ、レスキューがテーマとなる。早いもんで、もう一年となる。意識的に向かわないと風化は速い。

木曜の壁練

2008年10月16日 | 山歩き~
 今日の壁練に参加してきた。以前、登れたが2週間前には駄目だった緑ルート、今回は一回目でクリアー。よかったね。
 やはり、手に汗をかくと滑って駄目になるのだが、今日は汗をかく前に終了した。どうも、ぼくは汗をかきやすい。腕は疲れていなくても、汗で滑って登れないことが多々ある。もちろん、滑り止めを塗ってからトライするのだが、それでも効かないことが多い。

 ついで、幽体離脱というルートにトライするも、やはり、汗、汗・・・。ここも7月頃にはなんとか登れたのだから、再度挑戦しょう。それと、ハング。
 ハングをいけなくてどうする?しかし、手袋をはいて登ろうかね。素手だとすぐに汗で滑るし。

 もう少し、夏山にもこだわりたいけれど、時間かな?交通費のかからない山はどこかにないかいな?

薄いフリース

2008年10月15日 | 山歩き~
 朝のバス停では、今日も昨日も雪の到来を告げる雪虫が群れをなして飛んでいた。けれども、いつもの年のように白く際立っていない。暖かすぎるのかもしれない。なんせ、最高気温は20度近くもあるのだから。
 いつも、11月の初めころなら、夜には5度前後まで下がるはずだ。さすがに、山は気温は低い。道南の長万部岳は暖かい山だったが、それでも、10度以下。
それでも、明日からは少し気温が低くなるようだ。

 この季節の山歩きの装備は基本としては冬山装備を前提としているけれど、暑いときは暑いし、けっこう迷ってしまう。もちろん、冬山装備といっても、その前段階だから、なんでもかんでも用意しているわけでもない。風にあたればとても寒いから、ウィンドストッパーのようなもの、ソフトシェルのものがいい。しかし、まだ持ってはいない。まぁ、レインの下にフリースで我慢するかだ。薄いフリースがあればいいと思う。

ぼちぼち

2008年10月14日 | 山歩き~
 山岳会の例会の日だった。そして、あらためてわかったことは、札幌発のJRは20時38分発であるならば、新札幌からの55分のバスに間に合うが、20時45分発のエアポートなら、新札幌はぎりぎりの54分着なので、バスターミナルにどんなに急いで向かっても、せいぜいバスのテールランプが遠くなっていくのを見送るだけなのだということ。

 で、仕方ないから、大谷地まで地下鉄で戻り、バスで帰る。

 そろそろ、ホームページの更新も考えなければならないなぁ・・・。しかし、クライミングしか材料がないじゃないの?
 まあ、いいじやないか、小樽赤岩と銭天の失敗の記録もなにか役に立つかもしれないし、銭天の岩場の写真なんてそうお目にかかったことことも少ないのだから、知ってもらうのもいいじゃないのかなぁ。
 ちなみに、「やまびこ」のホームページの銭天の写真には、ぼくのものも含まれているから、見たい人は先にこちらを見てほしい。

再び、長万部岳

2008年10月13日 | 山歩き~
 長万部岳は登りやすい山であり、眺めもすばらしいところでもある。まずは日本海と太平洋がはっきりと見える。山では近くの利別岳、カニカン岳そして狩場の山塊がよく見える。この日は大平山は同定できなかったが近くだし、ほぼ真下に今年沢に行きそびれた黒松内岳がある。
 遠くには昆布岳、羊蹄、ニセコの山が連なる。もっと天気が良ければ、駒ケ岳も見えたのだろうけれど、あいにく雲がかかっている。

 記録では大平山から冬季の縦走もあるから、けっこう冬場も人が入っているのだろう。ただ、長万部岳の斜面は急な雪崩斜面だから滑走する勇気も技術も僕にはない。
 何年か前に息子と二股ラジウム温泉にきていたから、あたりの様子は知っていた。そのときはカニカン岳に登っている。

 来年は狩場とか遊楽部あたりの山を歩こうか。沢も厳しく難しいところが揃っている。

長万部岳

2008年10月12日 | 山歩き~
 結局、長万部岳となった。
前日は八雲のBさんの別荘に泊まらせていただいた。温泉付きの素晴らしい3階建て。吹き抜けもあり、とても趣のあるすてきな建物だった。3階まで吹き抜けでありながら、床暖ですわっても寝そべってもポカポカ暖かい。
 浴槽も一度に4人は入れるくらいの広々としたもの。こんな別荘なら僕だって欲しくなる。

 長万部岳は楽々登山で気軽に登れる山。それでも、この季節、陽射しのなかでは暖かいが日陰は寒い。
 夏山ガイドではうすゆき荘の近くに車を置けることになっているが、今は、その山小屋の手前の橋が落ちているので、2キロ手前のゲートから歩くことになる。
 休憩しつつ2時間50分でピークへ。帰ってきてからガイドを見ると、うすゆき荘からピークまでは1時間50分だって。
 そうそう、メンバーはフェルさんとT野さんのコンビだった。またね。

とりあえず、準備はほぼ終わり

2008年10月11日 | 山歩き~
 とにかく準備した。あとは出発だ。
今のところ、道南の冷水岳か長万部岳あたりに絞る。どちらも初めての山だから、どちらでもいいのだ。
 あとは温泉と食べるものが楽しみ。ただし、二股ラジウム温泉は・・・。

 今日の壁練は見学のみ。コーヒーと梨をいただいた。来週は木、金と登れるだろう。先週から参加の青年は筋力もあり、どんどん登れるようになってきた。おじさん組としては、うらやましくもあり、なんともはや。
 こちらも、懸命に努力するのみ。

 そうそう、新しいオッキーさんのルートがつくられていて、みなさん、苦労してとりついていた。M青年がクリアーすると思う。

 そんなわけで、今日はここまで。