くそ高いヘッドホンを借りる

本日も休日だったので昼から米を買いに出たついでに友人の喫茶店に寄った。

共通の趣味を持つのでいろいろと話が尽きない、しかし彼は超の付くオタクの
部類だ、常人では理解できない感覚の持ち主でもある。

ヘッドホンの話になったとき「これ貸すから聞いてみな」ということで出てきた
のがこいつ。


「AKG K872」という高そうなヘッドホン。


調べてみると188,000円という超弩級の代物だったのだ。

普通の人間はこんなものは買わないと思う。


音質は一言で言うとフラット・・・あるいはあっさり。

超低域から超高域まで再生している筈だがそうとは感じない控えめなもの、
特に低域が物足りない、イメージ的に小型スピーカーみたい。

K872が原音を忠実に再生しているとすると自分が今まで好んで聞いていた
音は低域を盛りすぎていた非現実的なものだったのだろうか？

ちょっと考えさせられた。