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いま、そのとき、かんがえつつあること。

新刊メモ

2006-06-04 | ほん
ゆっくり本屋にいく時間がないので、わすれないうちにメモしときやす。

◆高木光太郎(たかぎ・こうたろう)『証言の心理学―記憶を信じる、記憶を疑う』中公新書。ロフタスの本をよむのは たいへんそーなので、とりあえず これでも。

◆大野裕(おおの・ゆたか)『「心の病」なんかない。』。表題には、そこまで ひかれないけども、内容が まあまあ よさそう。かわないかもだけど。

◆伊藤幹治(いとう・みきはる)『日本人の人類学的自画像―柳田国男と日本文化論再考』。おっと(笑)。これは、だれかさんが くいつきそーですね。あーそっか。『柳田国男と文化ナショナリズム』をかいてるひとね。

◆中根成寿(なかね・なるとし)『知的障害者家族の臨床社会学』。去年の障害学会で司会をされていて、ほれてしまいました。たいへん明晰な感じでしたす。この本も興味をもたせる構成になっていますね。ともすると、「そのこと」に感心のあるひとしか よまないテーマであろうけどさ。

◆マイケル・オリバー『障害の政治―イギリス障害学の原点』。原著がでたのが1990年。オリバーは『障害を理解する』(1996年)も いいらしいですね。ハーラン・レイン『善意の仮面―ろう者コミュニティを障害化する』の翻訳は でるんですか、でないんですか。

◆佐藤俊樹(さとう・としき)/友枝敏雄(ともえだ・としお)編『言説分析の可能性―社会学的方法の迷宮から』。

◆植田晃次(うえだ・こうじ)/山下仁(やました・ひとし)編著『「共生」の内実―批判的社会言語学からの問いかけ』三元社。植田さんのが おもしろそ。

◆東村岳史(ひがしむら・たけし)『戦後期アイヌ民族―和人関係史序説 1940年代後半から1960年代後半まで』三元社。序章、第7章に つよく ひかれる。必読でしょう。

◆畠山弘文(はたけやま・ひろぶみ)『近代・戦争・国家―動員史観序説』。話題ですね。

『バックラッシュ!―なぜジェンダーフリーは叩かれたのか』(←「『バックラッシュ!』発売記念キャンペーン」ブログ)。もっと話題ですね。てか、『ジェンダー・フリー・トラブル』も よまねばー。

◆酒井邦嘉(さかい・くによし)『科学者という仕事―独創性はどのように生まれるか』中公新書。この本は、けっこう よまれるでしょうね。

◆飯島朋子(いいじま・ともこ)『映画の中の本屋と図書館〈後篇〉』。前篇は2004年にでてる。

最近ウェブで みつけた本は、もっとあったのだけど、記憶にございません。あと、◆『権力構造としての「人口問題」―女と男のエンパワーメントのために』が よみたくなりました。1998年に翻訳がでた本です。