世界はマクドナルド化なんか しない

話題のドキュメンタリー『スーパーサイズ・ミー』を東京で みた。アメリカは ほんと「体脂肪が豊富な人」が おおいのね。

ふとっていても いいじゃないか、という視点も あるだろうし、すきで ふとったわけじゃない、という視点も あるだろう。わたしは、「でぶや」っていうテレビ東京系列で やってる番組が だいすきなんだけどもね。あれは、あっけらかんとしてて、「でぶ ばんざーい」というところが すき。

アメリカでは、まさに巨大産業化したマクドナルドが膨大な広告費でメディアを支配していて、こどもをどんどん とりこんでいく、おとなも こどもも「マック中毒」に なっていくというシステムが できあがってるわけだ。ちょっとしたアイデアで こんな映画をつくって、現実に対抗しようという姿勢は すごいやね。成果も あったみたいだし。したしらべとか、いろんなデータの紹介も好感をもてた。そいえば実験者のパートナーは「ビーガン」（まったく肉をたべない人）だったね。字幕では「菜食主義者」って でてたなぁ。肉をたべる菜食主義者も いるのにね。

あれをみてると、世界中でマクドナルドが店舗をひろげてるのは もちろん現実だけど、あんなふうにマック中毒者だらけに なる地域は あんまり ないよなぁと実感した。映画館から でるときも、あんまり「脂肪の豊富な人」は みかけなかったし。あれだね。日本で食文化の問題をあつかう映像をつくるなら、エビ問題とかが いいだろうね。料理屋に いると、ほんと うんざりするくらいエビを調理してるんだもの。

「内なるマクドナルド」をみつけだし、そのシステムを解体していくことが もとめられてるといえよう。 などとコーシャクをたれて おしまい。

グーグル：「スーパーサイズ・ミー」 / 「マクドナルド化」 / 「エビ 大量消費」

インド料理って うまいね

東京きて あれこれ たべてるけど、インド料理に まさるものなし。「高級な」イタメシも たべたけど、あんまり。もんじゃは はずれ！ 下関にある店のほうが うまかった…。メキシコ料理屋のコーヒーが、かおりも よくて うまかったです。


めんどーなので、グーグルは なし（笑）。

無力なんかじゃない

ひさしぶりに『「非国民」手帖』（『噂の真相』匿名コラム「撃」の単行本）をよみかえす。ぎくっとする部分が あちこち あれこれ。ひさびさに ものをかんがえた。

現実をまえにして、自分の無力をなげく、ということは だれにでも あるものだ。しかしだ。無力で なにが わるいのだろう。たとえばだ。なにかの社会問題を自分ひとりで解決できたとしよう。それって、すっごい権力ですよ。とてつもない権力。それって、一番 嫌悪してきたものじゃないのか？ ファシズムに対抗したいなら、「劇的な」変化や変革は のぞまないことだ。ささやかで いい。あんまりにも でかいものをみているから、ふとした変化にも気づけない。でもね。ひとりの力、影響力って ばかにならないよ。信じていいんだ。「たったひとりの ささやかな力」を。坂口安吾（さかぐち・あんご）に「チッポケな斧」ってエッセイがある。だれも しらないような文章だけど、どっこい わたしは よみかえす。

無力で まったく かまわないし、すこしも無力なんかじゃないんだ。

グーグル：「無力なんかじゃない」

ケータイの可能性と差別性

今年、はじめてケータイをもった。アンチケータイだったので、くやしかったけれども、ケータイ文化を研究したい気もちも あったので、いい機会だと おもうことにする。

爆発的に普及するものというのは、なにかと差別的だと おもう。なぜなら断絶をうみだすから。「ケータイ八分」とでも いえる状況が あるのも現実。ただ、ケータイが うみだすもの、注目すべき利点も やはりある。ろう者にとって、ケータイメールはファックスにかわる通信手段になった。わたしの友だちは脳性まひで、言語障害があるので（つまり、声が ほとんど ききとれない）、ケータイで話をしていた。ケータイはポケットサイズのワープロであり、辞書なのだ（韓国では辞書としては つかっていない。なぜなら漢字をつかわないから）。

斉藤貴男（さいとう・たかお）『安心のファシズム』（岩波新書）では、「ケータイを持たない者がこの国の社会で生きることは、今やとてつもなく難しくなった」とする（64ページ）。韓国の『われわれの中のファシズム』という本でも、そういう文面が あった（いま手もとにない）。

とりあえず、あれこれ研究してみるしかない。先行研究も たくさんあるみたい。『ポケベル・ケータイ主義!』（ジャストシステム）なんかが おもしろそう。

グーグル：「ケータイ文化」 / 「ケータイ 障害者」 / 「ケータイ 参考文献」

東京に いってきます

去年の3月に いって以来、ひさしぶりの東京。って これで6回目くらいかな。

人と あって、神保町で本をかって、うろちょろする予定。とまるところは未定です（笑）。いつも いくのは、マンガ喫茶。あは。てか冬なんだよな。まぁ、お金は あるので心配ないや。かえりに名古屋に よって、京都にも よるかも しれない。神戸にも あう約束した人が いる。なかなか いいじゃないのさ。今年は。

グーグル：「神保町」